バリアートショールーム オーナーブログ
2014.2.12

庶民の台所 バリの市場

こんにちは、坂本澄子です。

今週金曜日はバレンタインデーですね。年々開始が早くなり、一ヶ月前にはもう店頭にチョコがずらり。まだまだ先と思っているうちに、うっかり忘れそうになってました^^;  男性の皆さまはちょっとドキドキ…でしょうか。最近は男女関係なく、なかよしの友達どうしで手作りチョコを交換したりと、贈る範囲も広がってるみたいです。

バリ島のバレンタインもこんな感じで、誰から誰に贈ってもよく、女の子から男の子への告白タイムではないそう。少し前までバレンタインデーの習慣はなかったそうですが、若い女の子たちを中心にいつのまにやらチョコを贈るように。うーん、チョコレート会社の陰謀?!

バリ島でスーパーに行くとチョコの品揃えが多いのには驚かされます。多くはヨーロッパのブランドのもの。安く買えるので、チョコに目がない私は色々買い込んで、バリコーヒーのお茶うけ?にいただいてます。そういえば、バレンタインにどれを買おうかと目を輝かせているのも大抵女の子ですね^o^

今日は庶民の台所、バリ島の市場をご紹介します。

ちょっとした買い物は近所のワルン(雑貨屋さん)でもできますが、本格的な買い出しと言えば、庶民の台所、市場です! バリ島の朝は早く、まだ夜が明け切らぬうちから地元のお母さんたちが。市場の中には露店がひしめくように並び、まるで迷路のよう。通路には神様への供物のチャナンが置かれ、お香が漂っています。野菜、果物、花、穀物、洋服、日用品…、毎日の生活に必要なものは何でもあり、生きたニワトリが足をくくられて売られていたのにはビックリ。活気に満ち溢れています。 お土産物を売る店は夕方まで開いていますが、こんなローカルな雰囲気を味わいたいなら、朝がおすすめ。

祭礼用品のお店。祭礼用具を入れておく竹編みのカゴやお飾りはとてもカラフル

祭礼用品のお店。祭礼用具を入れておく竹編みのカゴやお飾りはとてもカラフル

魚屋さん。ヌガラは海に近いので、市場にも新鮮な海の幸がたくさんありました。原色の熱帯魚を想像していました が、日本の魚屋さんで売られているような普通の魚です。このくらいの大きさのものは、よく素揚げにして食べられています。手前のはエビ。日本のエビの主な輸入元はインドネシアって、知ってました?

唐辛子は料理でたくさん使うので、このお皿で計ってがばっと売られていました。豪快〜

唐辛子は料理でたくさん使うので、奥にあるお皿で計ってがばっと豪快に売られていました

ここは何屋さん?? チャナンに使う摘みたての花の横にはなぜかキャベツ、その後ろには穀物が

ここは何屋さん?! チャナンに使う摘みたての花の横にはなぜかキャベツ、店の奥には穀物が積み上げてありました

わぁ、これまたカラフルな子供服です

子供服もカラフル。バリの明るい陽光の下ではこんな鮮やかな色がまたよく映えるんです^o^

店先に置かれたチャナン。買い物をしていると、売り子が受け取ったお札で他の商品をポンポンと叩く仕草を見ることがありますが、これは浄財と商売繁盛のげんをかついでいるのだそう。

店先に置かれたチャナン。買い物をしていると、売り子が受け取ったお札で他の商品をポンポンと叩く仕草を見ることがありますが、これは商売繁盛のげんをかついでいるのだそう。

バリの素朴で活気ある風物を描いた絵画作品も是非ご覧になって下さいね。

バリ絵画にはいろんなスタイルがあります。まずはこちらからどうぞ。

ソキさんはウブドの市場をこんなふうに描いています。明るい賑わいが伝わってきますね。

ソキさんはウブドの市場をこんなふうに描いています。明るい賑わいが伝わってきますね。

 

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