モデルハウスに潜入
こんにちは、坂本澄子です。
今週土曜日から始まる『本物の絵と暮らそう』展の打合せで豊洲まちなみ公園に行ってきました。展示を行うのはこの住宅公園のほぼ中央部にあるセンタースクェアのinformation棟。当初は壁展示だけの予定だったのですが、イーゼルを持ち込んでの展示もOKとなり、12点の作品をご覧いただけます。
今回の展示のコンセプトは『本物の絵』。複製画でも版画(リトグラフ、シルクスクリーン、ジグレーなど)でもなく、世界にただひとつの画家による肉筆の絵。しかも、「バリアートショールーム」がこだわっているミュージアム作家(美術館が作品所蔵する画家)の作品を揃えますので、初めての方はもちろん、これまでに見て下さった方もぜひまたいらして下さいね。絵は見る人のそのときの心持ちによって、随分印象が変わりますから^_^
7、8日は隣のコーナーでは世界のミュージアムグッズの展示をやってますよ。
久し振りの住宅展示場なので、モデルハウスにもおじゃましてみました。この住宅公園はオープンして1年、豊洲駅から徒歩8分の広々とした敷地に18棟のモデルハウスがあり、都内にある住宅展示場としては別格の規模なんだそうです。
二世帯住宅も多く、別々の玄関は当たり前、適度な距離感を保つための工夫や車椅子でも移動できるバリアフリー仕様、さらには防犯上のちょっとした機能など、私たちおとな世代もこれからお世話になりそうな機能が満載です。また、住む人のライフスタイルにあわせて設計をするため、例えば、人をよくウチに呼ぶ人だったら、ダイニングテーブルの半分は掘りごたつふうの畳敷きにして、ちょっとたくさんの人が来ても詰めれば座れる…とか、ご飯食べた後、お父さんがゴロンとできるとか(ミサワホーム)、「あるある〜」と思う場面をバッチリ取り込めるのも、自由設計ならではですよね。
一戸建てと言うと、少し前までは30代後半の子育て世代が主な購入者だったのが、最近は定年を迎えた人がセカンドステージをどこでどんなふうに暮らすかという選択に入れるケースが増えているのだとか。私自身は、マンションって冬も暖かいし、近所づきあいにあまり気を使わなくていいし、2階に掃除機をかかえて上がらなくていいからラク…と、断然マンション派だったのですが、最近の住宅は気密性が高いし、お掃除ロボットもあるし。そして、何より自分の住む家を心地よいものにするために手をかける時間や住む街に愛着の目を向けることも、おとな世代の愉しみですよね。
あなたも住宅展示場って久し振りではないですか? ぜひこの機会にどうぞ!
開催日:6月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日) 11:00〜17:00
会 場:スマートハウジング豊洲まちなみ公園(センタースクェア)
展 示:12点(ガルー、ウィラナタ、アリミニ、ラバ、アンタラ)
世界にただひとつの絵を持つ楽しみ
こんにちは、坂本澄子です。
昨日、5日間にわたる麻布十番でのバリ絵画展『神々の宿る島』を終了しました。特に3連休はお天気にも恵まれ、近くにお住まいの方、買い物に来られた方にお立ち寄りいただきました。「バリ絵画をこんなにまとめて見れるなんて」と喜ばれる方も多く、急な開催でしたが、やってよかったです^_^
そこで、何人かのお客様から訊かれました。
「なぜバリ絵画なの?」
3つの理由があります。
まず、質の高さ。16世紀以来長年に渡って培われたバリの伝統絵画が西洋絵画とクロスオーバーしさらに磨きが。これほど腕のよい画家が集まっている地域は世界中探してもそう多くはないでしょう。 【バリ絵画の歴史】
次に、様々なスタイル。持つ人の好みや飾る場所によって、幅広い様式から選べるのもバリ絵画の魅力です。花鳥画、風景画、細密画、モダン画…、これが同じバリ絵画かと思うほど印象が異なるんです。 【主要スタイル】
そして最後は価格。バリは日本に比べて物価が安いため、島内の主要美術館で所蔵される一流アーティストの作品が手の届く価格で購入できるというわけです。
「絵は美術館で鑑賞するもの」と思い込んでませんか?
画家の肉筆による作品は描き手の想いやエネルギーに溢れていて、観る人に様々な感情を呼び起こしてくれます。むしろ毎日近くに置いて楽しむものだと思うんです。そんな世界にひとつしかない原画を持つって何だかカッコいい^o^ それができるのがバリ絵画なんです。
「バリアートショールーム」では、ガルー、ウィラナタ、ソキ、アリミニなど、プリ・ルキサン美術館、ネカ美術館、アルマ美術館といったバリ島の主要美術館が所蔵する作家の作品を扱っています。
このクラスの作家になるとアジア市場での作品価格も安定しています。
下表は’11〜’13年のガルー、ウィラナタ姉弟のインドネシアでの作品実勢価格。彼らの作品を今日本で購入できるのは「バリアートショールーム」だけ、40x60cmの新作を50万円で販売させてもらってます。現地価格とほとんど変わりません。日本に比べると物価が5分の1以下の国で、この価格の作品がどんどん売れているのです。おふたりとも注文は待ち行列。ウィラナタさんにお願いしている新作はもう5ヶ月以上も待ってます。6月には何とかと言ってもらってますが^^; 資産価値という点でもご安心いただけるのではないかと思います。
いよいよ、「バリアートショールーム」1周年記念展示即売会が今週末に近づいてきました。2日間限定の記念価格(バリ直送品を除く全作品を10-30%off)、会場にクーポンをお忘れなくお持ち下さいね。開催概要とクーポンの入手方法はこちらです。
また、地方にお住まいのバリ絵画ファンに朗報です。
3月30日(日) 00:00〜24:00、「バリアートショールーム」のサイトにて全作品(バリ直送品を除く)を記念価格で販売します。価格はinformationで30日00:00に発表。24時間限りですので、どうぞお見逃しなく!
バリ絵画展『神々の宿る島』@パレットギャラリー麻布十番 初日!
こんにちは、坂本澄子です。「バリアートショールーム」が麻布十番に帰ってきました。
バリ絵画展『神々の宿る島』初日、ちょっと風は冷たいけどもうすっかり春の日差しのお彼岸です。坂の上のお寺にお墓参りをした帰りというご夫婦、麻布十番にショッピングに来られたお友達どうしなど、12時のオープンと同時に次々とご来場いただきました。
通りに面したショーウィンドウに飾ったGALUHさんの新作「椰子の実の収穫」と「花を探して」。さすが、やっぱり通りがかりの人の目を引いています。あけぼのと黄昏それぞれの異なる光のやわらかさを繊細なタッチで描いた作品を覗き込むように見て行かれる方がたくさんおられましたよ。
次に目につくのが花鳥画。中でもEBENさんの作品は今回も人気です。「玄関に飾ってるベルギーのタペストリーがもう2年になるので、そろそろ別のものを探してたところ」とお近くにお住まいという年配の男性。はい、花鳥画はこれからの季節にぴったり。お玄関に入ったときの雰囲気が随分変わりますよ。横長サイズは飾りやすくおすすめです。
正面に飾られたSOKIさんの「BALI ISLAND」はショーウィンドウからも見え、「これ、いいね」とじっくり見て行かれる方がたくさんおられました。友人がプレゼントしてくれたバリの写真集を側に置いていると、作品に描かれたものと写真とを見比べられる方も。「描かれているものがわかって見ると面白さが深まりますね」と言っていただけると、もう嬉しい〜^o^
TIRTAさんの蓮の絵『ある夏の日の思い出』をじっと見つめて「きれいね」と一言。年配のご夫人です。「毎夏、上野公園の不忍池が蓮でいっぱいになるでしょ。あ、私の撮った写真見てくれる」と携帯の写真を見せていただきました。弟さんを亡くされたばかりだそうで、「塞いでしまってたんだけど、素敵な絵を見せてもらって少し気持ちが明るくなったわ」と話し込んで行かれました。元気をもらったり、時には慰められたり、絵には人の心に働きかける力がありますね。
ちょっぴり照れくさかったのが、作品のタイトルに関心を持っていただいたこと。実は、バリの画家さんはタイトルに頓着しない人も多いので、その作品に込めた思いをお聴きしながら、日本語と英語のタイトル両方を私の方で考えているのです。短いタイトルの中に画家の意図をどのように表現しようかと悩むのは楽しい作業ですが、ちゃんと見て下さる方がいることに感激しました。
洗練された麻布の地にあって、どこか下町の薫りがする。麻布十番という街の持つ魅力に今回も魅了されています。
このバリ絵画展、25日(火)まで麻布十番のパレットギャラリーでやっています。開催概要はこちらを見てくださいね。
(※29日、30日に表参道で開催予定の1周年記念展示即売会とは異なりますので、お間違いなく)
ケンのお散歩日記『地上25cmから見た風景 〜 春が来た!』
こんにちは、坂本澄子です。
ケンの毎朝のお散歩コースの桜が咲きました。しかも、この数日の陽気で一気に満開。春がきた!と思ったら、パレットギャラリーのオーナーから久し振りの電話。昨年の春、夏とバリ絵画展を行った麻布十番のあのギャラリーです。秋以降は予約がいっぱいで、このところご無沙汰気味だったのですが、「急にキャンセルが入ったので、この3連休に展示をやりませんか」とのこと。こんなとき思い出してもらえるのって嬉しいですね。
バリ絵画展『神々の宿る島』3月21日(祝)〜25日(火)@パレットギャラリーを開催。
昨秋以降の新作を中心に、バリ絵画の各スタイルを代表する作品20点を厳選して展示します。音楽で言うとまさにベストアルバム!
SOKIさんの話題の作品『バリ島』も展示します。絵の前に座って、じっくりご覧下さいね。見れば見るほど新しい発見がありますから。3連休は私も会場にいますので、描かれたモチーフのご説明などもさせていただきますよ^o^
春・春・春です。
冬の間、ソファの上で丸くなってたケン(注:ケンはイヌです、ネコではありません)は「散歩に行くよ〜」と言っても、「えー、行くんですかぁ?」でした。
写真の通り、地顔からしてケンカ売ってる風なので、散歩中のワンコを見ると、「遊ぼー」って駆け寄ってみるものの、「わんわんわんわん(怒)」とほぼ100%の確率で吠えられ…(^o^;
そこで、彼も考えたみたいです。
最近は他のワンコを遠目に見つけてもわざと気づかないフリをしてるんです。道端の草を嗅いだりしながら、相手が至近距離に近づくタイミングをじっと待ち、向こうが気づくと、おもむろに「おや、いらっしゃったんですか」みたいに振り返り、お互いに花を突き合わせてクンクンクン。
お、ケン、やるじゃん!
でもね、内心は嬉しくて嬉しくてしょーがないので、急に興奮&炸裂状態に。当然、相手はギョっとして「わー、ビックリするじゃないか。わんわんわんわん(怒)」…結局いつものパターン…(^o^;
でも、春は嬉しい。
いつもはぼーっと通り過ぎてしまう散歩コースですが、ケンが立ち止まるのにあわせて、地面を見下ろすと、そこかしこにつぼみがほころんでいます。思わず腰を落として、ケンの目線で見てみました。冷たい風にさらされながらもじっと耐えていた小さな固いつぼみたち。今、それがひとつまたひとつと開いていきます。
あなたに素敵な春が訪れますように^_^
「バリアートショールーム」も御陰さまで1歳。まだ小さな歩みですが、新しい春に向かい、次なる一歩を踏み出したいと思います。感謝の気持ちを込めて、「1周年記念展示即売会」開催します。サイト掲載の全作品40点を実際にご覧いただけます。詳しくはこちらをご覧くださいね!
<関連ページ>
バリ絵画展『神々の宿る島』@麻布十番 ・・・バリ絵画の各スタイルから厳選20点を展示(3月21日〜25日)
バリアートショールーム1周年記念展示即売会@表参道・・・3月29、30日
絵を持つ暮らし、始めてみませんか?
こんにちは、坂本澄子です。
日が長くなりいよいよ春か…と思いきや、昨日はなごり雪でしたね。
でもね、思い出しちゃいました。1年前の4月20日、初めてのバリ絵画展のときのこと。この日、郊外では雪が降ったんですよ。会場もドアを開けていたので、もう寒くて寒くて。しかも、前の週に風邪をひいてしまい、その後遺症で声はガラガラ。皆様きっとビックリなさったのでは…(^o^; ま、もともと声はちょっと低めではありますが…。
あれから、絵画展も回を重ね、今回5回目となりました。毎回テーマを設けて展示を行っていますが、季節は春、新たな門出を迎えられた方もいらっしゃることでしょう。そこで、今回は「絵を持つ暮らし」を愉しんでいただきたいと思い、1周年記念セールを行うことにしました。
今日はこの作品がこのお値段!をちょっとだけご紹介しちゃいます。全作品の特別価格は当日お渡ししますので、クーポン(案内はがき)を忘れずにご持参下さいね。
画像をクリックすると作品詳細がご覧になれます
今回の見どころは、断トツでいいね!をいただいたソキさんの「バリ島」の原画展示。
25万円(税込・本体価格)で注文制作を承ります。80x100cmのビッグサイズのバリの大地に文化、芸能、芸術…すべてが詰まったすばらしい作品。バリ島のパワーがぎっしり詰め込まれています!
それから、私がバリ島を描いた「バリのパレット」のコーナーも見ていただけると光栄です^o^
地方での絵画展の開催のお問い合わせをいただく度に、いつも申し訳ない気持ちで受けとめています。そこで、30日(日)はインターネットからもセール価格でご購入いただけるようにすることにしました。気になる作品がありましたら、是非この機会にいかがですか。(セール品につき返品はご容赦下さいませ)
ところで…、この2日間限定のセール終了後の価格ですが、元の価格に戻ると同時に、4月1日からは消費税増加分を頂戴しなければならなくなります。その意味でも、どうか3月29、30日の2日間をお見逃しなく〜。詳しくはこちらを!
1周年記念 展示即売会!
こんにちは、坂本澄子です。寒いですね〜。今週はまた雪が降るとか。ケン(フレブル♂2歳)と一緒にまるくなってます(^o^;
この季節になると、無性にバリに行きたくなるんです。なんでまた、こんな雨季のさなかに?と思いますよね^o^; 実は、初めてバリに行ったのがちょうどこの季節でした。成田を発った後、ジャカルタ経由でデンパサール空港に着いたのは夜中の1時を回っていました。1時間以上も飛行機が遅れて到着した私を、真夜中の空港で待っていてくれたのがテギさん。以来、ずっと常宿としてお世話になってるロスメン(民宿)のご主人です。もう15年以上乗っているというトヨタのミニバンをガタピシ言わせながら、ウブドまでひた走ること1時間半。街灯もない細い道をかなりのスピード、おまけに野良イヌがチョロチョロ、目が光る。助手席でヒヤヒヤ、ハラハラのしっぱなしでした。ようやく到着したのは3時、あたりは真っ暗ですが、空を見上げると椰子の葉ごしに半分か隠れた月が見えて、「やっとバリに来たんだ」。
翌朝目覚めて最初に見た景色、しっとりと水分を含んだ緑の向こうでは若い夫婦が農作業をしていました。庭先に目を落とすと大地に捧げられたチャナン。まだお香が新しい。なんだか、じーんと来ちゃいました。
それからは、見る景色、出会う人たち、すべてが何だか懐かしいのですよ。子供の頃に見た風景、日本が失ってしまったものがたくさん残っているのです。バリ(ウブド)に惹かれる人が多いのも、もしかするとこんなところに理由があるのかも知れませんね。
そのウブドも今変わりつつあります。私たちが惹かれるこれらの風景も永遠ではないかも知れない。でもね、それは絵の中ではずっと生き続けるわけです。それが私がバリ絵画を扱う仕事を始めた理由です。御陰さまで1年が経ちました。こんな思いに共感して下さる方が少しずつ増えてきていることを本当に嬉しく思います。
そこで、「バリアートショールーム」の一周年記念 展示即売会にご招待します。全作品40点の実物をご覧下さい。今までサイトで見てちょっと気になっていた作品、ありませんか。2日間限定で感謝セール(全作品10〜30%OFF)も行います。いつもサイトを見て下さっているあなたへの特典としたいので、下記フォームから事前登録にご協力下さい。折り返し、クーポン付きのご案内はがきをお送りします。当日会場にお持ち下さいね。展示会の開催要領はこちらです。
また、お聞きになりたいことがある方はフォームのお問合せ欄にその旨をお書き添えいただければ幸いです。先月のガルー作品展の最終日、混雑したため、せっかく来て下さったお客様に十分お声掛けできず、ずっと申し訳ない気持ちがしました。苦労性ゆえ…^^; いい時間を過ごしていただけるよう、精一杯努めます^_^
では、会場でお会いできるのを楽しみにています。
<関連ページ>
「バリアートショールーム」Facebook page ・・・バリの風景や絵画作品を毎日掲載中
ガルー作品展『静謐のとき』の見どころ
こんにちは、坂本澄子です。今日はブログの投稿が遅くなりました〜。というのは、つい先程まで、来週から始まるガルー作品展の設営を行っていたのです。というわけで、今日はその見どころをお伝えしますね。
今回の会場となる東京・日本橋Gallery KAI (KAIは開と書きます)は昭和22年に建った日本家屋を改造した2階にあります。窓から差し込む自然光と天井の梁や建具の木肌の温もり。壁は珪藻土の白壁。この空間に足を踏み入れたとたんに穏やかな気持ちになりました。ガルー作品から感じる匂いと同じです。日本橋の三越本店の向かいを一本中に入った路地の中にこんな静かな空間が残されているなんて…。素敵な場所で作品展が行える幸いに感謝します!
ガルー作品の特徴は水田の水面に映る空の色とやわらかい光。そこでこの展示会は光にこだわってみました。お願いしたのがカナダ人アーティストのエリック・ペティツエさん。エリックさんはパネル画のアーティストですが、ディスプレイ用に和テイストの灯籠を作ったのが好評で、今回それを使わせていただくことに。障子紙を貼った灯籠のふんわりとした灯りは黄昏の風景画によく似合います。一方、窓からの自然光は早朝の凛とした空気によく馴染みます。そんな空間と光とのコラボレーションをお楽しみいただければと思います。
バックミュージックもバリから届いたばかりの音を使います。『グンデール』という、とってもソフトな感じのガムラン楽器を中心に、鳥のさえずりや優しい雨の音、遠くから響く波の音が流れています。新しい年を迎えられた今、もう一度清々しい気分を味わいにお越し下さいね。
そうそう!ご来場プレゼントとして新作のポストカード2枚組をご用意しました。
ご来場をお待ちしてまーす^O^
ガルー作品展『静謐のとき』の開催案内はこちらをご覧下さい。
バリ絵画展『五感を満たす食卓』への思い
こんにちは、坂本澄子です。三連休はゆっくり過ごされましたか。私は前職時代の同僚たちとホームパーティをやりました。今回で4回目になりましたが、それぞれ得意料理を1品ずつ作りお互いを楽しませるという趣向でやっており、回を重ねるごとにお料理の内容もグレードアップしています。御陰さまで、美味しいお料理とお酒、楽しいおしゃべりを堪能することができました。
さて、来週に迫ったバリカフェ・モンキーフォレストさんとのジョイント企画『五感を満たす食卓』にも同じような思いを持っています。気の置けない仲間たちとはもちろんのこと、おひとりで来ていただいても、①ジャワ人のシェフが作る本場のインドネシア料理(味覚)、②バリの一流画家の描く絵画(視覚)、③心地よいガムランの音色(聴覚)、④食欲をそそる香り(嗅覚)、⑤テラスからの秋の風(触覚)が楽しめます。
私も皆様になったつもりで五感で楽しんでみようと、ふらりと渋谷のお店に行ってきましたので、今日は私の好きなメニュをご紹介します。
奥のカウンターの角っこの席に座りました。まずは、ビンタンビール、暑い日にもゴクゴク行ける軽めのピルスナーです。つきだしのエビせんはドラゴン社のもの。お店の方の説明によると、ここのが一番美味しいとのこだわりから、いつもブランド指定で仕入れているとのこと。確かに!
お料理一品目はガドガド。ゆで野菜(キャベツ、もやし)とゆでタマゴのスライスにピーナツソースがかかっています。ここまではよくある普通のガドガドですが、このお店では先程出て来たエビせんを砕いたものと混ぜ合わせていただきます。違った食感がお口の中で出会い、ピリ辛ソースが絡まると、もうビールが進むこと。いい気分になってきました。目の前にある壁にアリミニさんの細密画を飾ったら、見てるうちにイマジネーションをかきたてられて、空想旅行ができちゃうかもと思いました^_^
二品目はイカのスパイス炒め(チュミ・チュミ・チャー)。ポップな色使いの野菜たちがまるでソキさんの絵に似て、何だか元気がでてきます。たっぷりのイカにふわっと薫るニンニク醤油味が食欲をそそりますw
おなかも結構いい感じになってきたので、〆にヌードルを。インドネシアで麺といえば、バミゴレン(焼きそば)が最もポピュラーですが、ここはあえて外してバミゴドック(インドネシア版ラーメン)を選びました。おそらく醤油系なのですが、どこか南国風のスープがこれまたうまい!大満足の夕食でした。
坂本一押しの珍味はテンペ。大豆を発酵させチーズのように固めた健康食品なのですが、これを黄金色にカリっと揚げたテンペゴレンはあと引く美味しさ。ビールやアラック(ココナツが原料のインドネシアのお酒)のおつまみにぜひお試しを。
ということで、今回の絵画展は仲間との楽しい食事を盛り上げる元気の出るヤングアーティスト・スタイルの作品と、ひとりの時間をゆっくり愉しめる細密画を展示します。気に入った作品がありましたらご購入いただけますので、お店のスタッフにお声掛け下さいね。私も期間中何度かお邪魔しますので、見かけたらお声かけて下さいませ!
バリ絵画展『五感を満たす食卓』
期間:11月12日(火)〜20日(水)
展示内容:
★アリミニ…バリの伝統絵画を女性ならではの色彩感覚と流れるような構図で描いた作品
★ライ …クリキ村に伝わる細密画。小品ながら1ヶ月以上かけて丁寧に仕上げた芸術作品
★ソキ …極彩色でポップな作風に思わず元気が出るヤングアーティスト・スタイル。
その第一人者ソキ氏の小品と若手作家ヌアダ氏の作品
日曜日開催!バリ絵画展「秋の夜長を愉しむ〜すてきなひとりぼっち」
ご好評のうちに終了致しました。サイト掲載の作品はプライベート展示会でご覧いただくことができます。詳しくはこちらをご覧下さい。
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こんにちは、坂本澄子です。バリ絵画展「秋の夜長を愉しむ〜すてきなひとりぼっち」、いよいよ日曜日に開催です。国内に在庫している作品50点をすべてご覧いただけます。この次の絵画展はしばらく予定がないため、1日だけの開催ですが、ぜひお見逃しなく。
実は、私はかなり道に迷いやすい方なのですが、会場のGallery LAPINは青山通りからちょっと奥まったところにあるため、初めて行った時、あたりをぐるぐる回ってしまいました。皆さんがそうならないように、昨日下見に行ってきました。Informationに道順案内と写真を掲載しましたので、ご参考にして下さい。雰囲気のある素敵な場所です。
しかし…、事前に確認に行ってよかったです。ここに2点飾ろうと思っていた場所がガラス壁だったとか、作品が50点もあるとやはりいろいろ出てきますね。当日の設営時間はわずか2時間。12時のオープンには最高の姿でお迎えできるよう全力で頑張ります!
何と言っても作品たちが主役ですが、私の惹かれたバリ・ウブドの風景や素朴な人たち、そして、忘れかけてた大切なことを思い出させてもらった感謝の気持ちを展示の中で表現できればと思っています。「バリアートショールーム」のサイトを見て気になる作品がありましたら、ぜひ実物を見にいらして下さい。描き手が作品に込めた想いやエネルギーを感じ取っていただけるはずです。そして、もし気に入った作品があったら、是非お部屋に飾って、毎日その気持ちを新たにしていただければと思います。バリ絵画のよさは作品自体の質の高さはもちろんですが、お求めやすい価格にあります。ここが美術館と最も違う楽しさでもあります。
また、バリの文化や風習、人々の暮らしを知れば、作品を見る楽しみがさらに増します。14:00と17:00、私の好きになったバリ(ウブド)をご紹介するトークイベントを行いますので、この時間にぜひいらして下さいね。今回も図録をご用意しました。この中にもバリを紹介するページがあります。
<関連サイト>
50点が見れるバリ絵画展@表参道
こんにちは、坂本澄子です。御陰さまでバリ絵画展「青い海を描かない作家たち」@渋谷Bunkamura Galleryは一週間の会期を無事終了しました。会場に足を運んで下さった方、応援して下さった方、本当にありがとうございました。「バリ絵画を見たのは初めて」というお客様も多く、バリに素晴らしい絵を描いている作家たちがいることを知ってもらえて、とてもよかったです。また、「これから自分の人生を愉しみたいと思って」と購入を検討されるお客様もあり、最近定年を迎えられたその方の毎日が心豊かになるようお手伝いできることを、大変光栄に思いました。
さて、10月6日、今週日曜日はバリ絵画展「秋の夜長を愉しむ」@表参道Gallery LAPINを開催します。バリ島の風物や人々の暮らしを描いた伝統絵画や人物画にフォーカスします。また、7月の絵画展で好評だった花鳥画のコーナーを併設します。人気のGAMA氏、EBEN氏の新作を入荷してお待ちしています。という訳で、この日は日本に在庫のある作品すべて、50点以上がご覧になれます。もちろんその場で購入も可能。サイトでお気に入りを見つけたら、ぜひ現物を見にいらして下さい。バリ絵画をさらに楽しんでいただくために、会場にてトークイベントを2回(14:00 / 17:00)開催します。ウブドにはどうしてこんなに画家が集まっているの?、バリ絵画はどうしてこんなに細密なの?など、素朴な疑問にお答えしつつ、バリ絵画にまつわる色んなお話をさせていただきますので、ぜひこの時間にあわせてお越し下さいませ。
会場のGallery LAPIN(ラパン)は表参道の交差点から徒歩7分くらいのところにあります。ちょっと奥まった静かな場所で、作品を鑑賞いただくには絶好のロケーションですが、初めて来られる方にはちょっとわかりにくいかも知れません。目印になる案内看板を出すと共に、次回ブログ(10月5日)でも道順を詳しくご説明しますので、併せてご覧下さい。地図はこちらです。
1日だけの開催ですので、お見逃しなきようお越し下さいね!
<関連サイト>
バリ絵画展特集(開催要領はこちらです)