バリアートショールーム オーナーブログ
2013.9.25

秋のバリ絵画展スタート

こんにちは、坂本澄子です。昨日から秋のバリ絵画展が始まりました。第1期の『海を描かない作家たち』@渋谷Bunkamura Galleryは、バリ絵画の代表的なスタイルを一流作家の作品を通じてご紹介するもの。バリアートショールームで応援している9人の作家たちの作品11点を展示中です。

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実は、セットアップ中にハプニングが。Bunkamura Wall Galleryは横幅が6mあります。額縁のサイズを含めてきちんと採寸し、絵と絵の間のスペースも考慮した上でレイアウトを決めたはずだったのですが、いざ現地で置いてみると入りきらないという事態が発生。「あれれ?」それでも無理矢理作業を続行していると、Bunkamuraのスタッフの方が「あんまりキチキチに飾らない方がいいですよ、一列抜きましょう」悩みに悩んでサイズの小さいGALUHさんの作品を外すことにしました。

しかし…、GALUHさんと言えば、バリアートショールームでもアクセスが最も多い人気アーティスト。しかも、バリ絵画を代表する一流作家と展示内容を謳っている以上、GALUHさんの作品がないなんて…。すると、スタッフの方が、イーゼルを持って来て下さり、ニッコリと「こちらにどうぞ」。これで何とか面目がたちました。

ブログ66_Bunkamura3で、無事に迎えた初日、地下のミュージアムではレオナール・フジタ展、同じ1Fの向かいのGalleryでも美しい万華鏡や切り絵の展示をしており、アート好きな人が集まる場力のようなものを感じます。

嬉しかったことは、このサイトを見て足を運んで下さった方が回を追うごとに増えているということ。これは本当にありがたいです。サイトで事前調査して、実物を見ていただくが、「バリアートショールーム」のコンセプト。絵も人と同じで一期一会だと思うので、こういった出会いの場をワクワク感と共に、これからも継続したいと思いました。中には、私のプロフィールまで見て来て下さる方もあり、これには嬉しいやら、照れくさいやら。

通りがかりで見て下さる方の多くは「あら、安いのね」と驚かれます。はい、バリ絵画は決して安物の絵ではありません。でも、日本に比べて物価水準が低いので、その分、価格メリットがあるのは事実。それを享受していただける価格設定にしているのです。

ということで、今日もあなたのお待ちしています。渋谷Bunkamura Wall Galleryへのアクセスはこちらです。バリ絵画の歴史とスタイルがわかる小冊子を差し上げてます!

 

2013.9.14

秋のバリ絵画展まで後10日

こんにちは、坂本澄子です。え?また登場?!という声が聞こえてきそうですが、すみません、バリの作家の作品がいつもどんな風にして日本に届いているのか、ファンの皆さまにも是非知っていただきたいと思い、再びパソコンに向かいました。

東京税関今週、バリから荷物が届き、成田に通関手続きに行ってきました。普通の人はあんまり行かないと思いますが、第二旅客ターミナルから徒歩10分、ゲートの向こうのセキュリティエリアに貨物区があります。航空便で届いた荷物はそこに一旦保管され、添付された梱包明細書類を受け取って、税関で税金を収めた後、やっと出庫ができる状態になります。 税金の計算はパソコンを使ってやるのですが、どこまで審査するかは税関の係員によってまちまち。今回は現物検査は免れましたが、中国に画家のタマゴ(美大の学生)が集まっている地域があり、百何十年前の作品を模写したものを日本に持ち込んでは高く売っていた悪徳業者がいたそうで、「バリの絵は大丈夫ですか?」といきなりの職務質問。もちろん大丈夫!お勤めご苦労さまです。

翌日、有明ショールームは大忙し。厳重に梱包された荷物をほどき、作品を一点ずつ確認していきます。今回新たに仕入れたのは、秋の絵画展用にお願いしていた11点。いつもは仕入れの際、バリに出向くことにしているのですが、今回は絵画展のテーマ『秋の夜長を愉しむ〜すてきなひとりぼっち〜』にあわせて新たに描き起こしてもらった作品ばかりだったため、こちらからテーマとサイズをお伝えした後は、画家さんのインスピレーションにお任せしました。途中のフォローは現地パートナーがしっかりやってくれましたが、こちらの意図がきちんと伝わったか、出来上がった作品を見るまで、正直かなり不安でした。ありがたいことに、それは杞憂でしたけどね。

アンタラ三部作写実人物画のアンタラさんには、5月にアトリエを訪ねた際に、女性が年を追うごとに外面、内面共に成長する姿を連作で表現してほしいとお願いしていました。7歳、15歳、17歳、21歳の4点が出来上がり、そのうち17歳、21歳を購入したのが、「祈りの朝」と「凛」です。出来映えはすばらしいです。以前からあった「夢見る頃(13歳)」と3作並べると、ほらこの通り。本物の金箔を使って描かれたブレスレットとイアリングがとてもゴージャスです。

ブログ62_ライ作品それから、クリキ村の細密画家ライさんの作品、これもまたスゴイの一言。1枚仕上げるのにおそらく1ヶ月はかかったでしょう。25cmx35cmの小さな作品ですが、ケチャダンスを踊る少年たちの真剣そのものの表情が、ひとりひとり違った風に描かれています。緻密な筆遣いに画家の息吹が込められているのを感じました。

お部屋に飾る際のアドバイスをいただくため、今回はプロのカメラマンとスタイリストさんに写真撮影をお願いしました。絵とちょっとした小物を使うだけで、いつもは殺風景な有明ショールームが大変身。ちょうど夏の暑さが戻った日で、みんな汗だくにな

撮影風景

手前がスタイリストの菅原さん、その向こうがカメラマンの大野さん。働く女性ってかっこいい!

りながら、絵を掛けたり、周囲を整えたり、光の加減を調節したりと大忙しでした。全員が女性だったのですが、いや、すごいです。妥協せずとことんいい写真を撮っていただきました。私もおふたりのアシスタントとして働きました。絵を掛けていると、横からすっと手が伸びてきて支えて下さったりと、久し振りにチームで仕事をする楽しさを味わうことができ、嬉しくなっちゃいました。

リビング、寝室、ダイニング、書斎、玄関など、絵を掛けたい代表的な場所について、プロのスタイリストさんからとっておきの演出方法を教わりました。これらは写真解説付きで11月に「バリ絵画のあるお部屋」特集としてサイト掲載する予定ですが、10月6日(日)の絵画展にお越しいただいたお客様には特別に見せちゃいますよ。

これからの秋の夜長、家族や友人と過ごすのはもちろんですが、時には「すてきなひとりぼっち」はいかがですか。そんな時間を愉しんでいただける作品を集めました。 是非覗いてみてくださいね。開催案内はこちらです。ご希望の方には案内状をお送りします。リンク先特集ページのフォームから申し込んで下さい。

2013.8.24

開催決定! 秋のバリ絵画展

秋のバリ絵画展

こんにちは、坂本澄子です。秋もやります、バリ絵画展!

お客様のお声に勇気をいただきました

春夏と続けて来て下さったお客様から、「サイトで事前調査して、絵画展で実物を見れるのがいいですね」と言っていただき、このやり方を今後も続けて行こうと思いました。毎回、場所の確保に始まって準備にかなりの労力を要するので、バリ絵画を扱っているサイトでここまでやっておられるところってないと思います。正直、このやり方が正解なのかなと悩んだこともありました。でも、「バリの絵がどんなものか興味半分に伺ってみてビックリ。なぜかずーと前から知っていた絵に出会ったみたいで…」とか、「よく見ると実に繊細な絵で、思わず手で触ってみたくなるんです」なんて言われると、もう「やるしかない」ですよね!

渋谷のBunkamuraにバリ絵画?

東急Bunkamura今回は2本だてです。まず、9月24日〜30日の一週間、渋谷のBunkamuraに登場します。ここでは、バリ絵画をより多くの人に知ってもらうことを目的に、「バリアートショールーム」が自信を持ってご紹介する画家9名(ガルー、ウィラナタ、ラバ、アリミニ、ソキ、ライ、アンタラ、ガマ、ラジック)の作品を1〜2点ずつ展示、バリ絵画の様々なスタイルをその誕生から進化を交えて紹介します。Bunkamuraは私の大好きな場所のひとつ。地下のミュージアムに行ったり、たまに上のホールにコンサートを聴きに行ったりしています。東京の文化の発信拠点とも言えるこの場所で、絵画展が開けてとても嬉しいです。今回お借りするのは1Fのウォール・ギャラリー(写真は過去の展示)で、真ん中にあるカフェから見える場所です。

秋の夜長を愉しむ珠玉の作品たち

そして、その一週間後の10月6日に、今度は表参道のギャラリーで。テーマは「秋の夜長を愉しむ」。バリ島には独特の世界観があります。その中には、初めて出会ったとは思えない不思議な懐かしさを覚えるものが結構あるのです。例えば、ウブドの田園風景を見て、昔よく遊びに行ったおばあちゃんちの田舎を思い出したり、大いなる自然に感謝の祈りを捧げる姿に共感したり…。それらを象徴するバリの文化・風習、そしてそこで暮らす人々を表現した作品を展示します。飾りやすい小品の新作も色々ありますよ。秋の夜長にちょっとだけ夜更かしして、絵の中に広がる世界に想像をめぐらせてみるのも、たまには悪くないと思いませんか?

Gallery LAPIN会場となるGallery LAPIN(ラパン)はいつもより広めの空間。「秋の夜長を愉しむ」展と併設で、「バリアートショールーム」のほとんどの作品を展示します。前から気になっていたあの作品、ぜひ現物を見に来て下さい。「生まれ育った土地を思わせる土臭さと水の様子、周囲の動植物の息吹など、私の感性に近いと感じました」とは、40代男性のお客様からのメッセージですが、こんな風に五感と想像力を働かせて作品を楽しんでいただければと思います。お天気がよければ、オープンテラスでお茶を飲みながら作品をご覧いただけるようにします。秋の一日をゆっくりと過ごしに来て下さいね。

「バリアートショールーム」のほとんどすべての作品をご覧いただけるのはこの一日だけですので、今からスケジュールを入れておいて下さいね^^

【関連サイト】

特集:秋のバリ絵画展

新作情報 – ライ氏の細密風景画アンタラ氏のバリニーズ・ビューティ四部作

2013.7.20

バリ絵画展のギャラリートークを再現しました

こんにちは、坂本澄子です。先日はバリ絵画展「緑に抱かれる午後」にたくさんの方のご来場、ありがとうございました。7月13日にギャラリートークを実施し、バリ絵画に描かれている風景や作品の解説などをお話しました。いらっしゃれなかった皆さんにも是非聞いていただきたいと思い、30分の音声付きスクリーンショーを作ってみました。バリやバリ絵画をあまりよくご存知ない方にもわかりやすくお話していますので、ぜひ聞いてみて下さいね。

ギャラリートーク写真BAS010BAS014BAS027

 

2013.7.17

絵画展、ありがとうございました!

こんにちは、坂本澄子です。バリ絵画展「緑に抱かれる午後」はおかげさまで無事終了しました。たくさんの方にご来場いただきましたこと、改めて深くお礼申し上げます。バリが大好きで、写真を見せて下さりながら楽しそうに話して行かれる方、通りがかりで立ち寄られ、初めてお会いしたとは思えないくらいご自身のことを話して下さる方など、今回も素晴らしい出会いがありました。絵をほしいと思うとき、大きく2つの動機があると思いました。ひとつはご自宅の購入やリフォームを機会に。もうひとつは内面的に何かを欲しておられる方です。自分を変えるきっかけを探しておられると言ってもいいかも知れません。

ギャラリートーク写真今回の絵画展は雑貨とのコラボやギャラリートークなど新しい試みもありましたが、いずれもご好評をいただき、やってよかったと思っています。「絵だけだと敷居が高いけど、雑貨があって入りやすかった」と言われる方も多かったです。ギャラリートークは久し振りに人前で話したのでちょっとドキドキでしたが、「バリ絵画の背景がわかり、理解が深まった」と言って購入を決めて下さった方もありました。会場に来ていただけなかった方のために、Web上でご覧いただける音声付き紙芝居を準備しています。

一方、「作品自体はとてもいいけど、自宅に飾ったときのイメージがわかない」「部屋のインテリアと合うかしら…?」といったお声も。「バリアートショールーム」は一週間以内にご連絡をいただければ返品をお受けしますので、実際にお部屋に飾って、満足いくまでご検討下さい。もし「しっくりこない」とお感じになれば、ご遠慮なく送り返して下さって結構です。(注文制作、お客様の過失による破損/汚損による返品はご容赦下さい)

次回開催は秋頃を予定しています。秋の夜長をお部屋でゆったりと過ごす季節。描かれているものをじっくり楽しめる細密画、いくつも組み合わせて飾りたくなるような小さな作品、そしてそれらを使った心地よい空間作りをご提案していきたいと考えています。どうぞお楽しみに。

2013.7.15

バリ絵画展 いよいよ最終日

こんにちは、坂本澄子です。猛暑の中、連日多くの方に来場いただいているバリ絵画展も、いよいよ最終日を迎えました。

入り口入ってすぐEBEN作品地下鉄麻布十番4番出口から緩やかな坂道をのぼること5分、左手に会場の「パレットギャラリー麻布十番」が見えてきます。通りに面したショーウィンドウにはLABA作「若豹の憧憬」、開け放たれたドアの向こうでは、深い森で憩う色鮮やかな野鳥たちが迎えてくれます。EBENのこれらの作品はとても目を引くようで、お近くにお住まいの方が通りがかりに入ってこられることもしばしば。プルメリアはインテリアとしても人気のモチーフですが、今回EBEN作TIRTA作の2点を展示しています。横長のEBEN作の方は「廊下の壁に飾ると、殺風景な空間が明るくなりそう」など、雰囲気の異なる2つの作品をそれぞれに楽しんでおられるようです。

人気はGAMA作の熱帯睡蓮。今回4点を展示していますが、赤や金の珍しい背景の作品2点のご注文をいただきました。月夜に咲くイメージの黒「夏の夜の夢」も好評です。一点物の原画ですので、同じ作品はありませんが、似た感じの作品はGAMA氏のアトリエにまだいくつかありますので、お取り寄せもできますよ。ご希望があればお気軽にお声がけ下さい。

正面のGALUH作品正面に飾られたGALUH, WIRANATA姉弟の風景画は前回同様、別格の人気です。入り口から脇目も振れず一直線に二人の作品の前に立つ方も少なくありません。GALUH作品には独特の空気感がありますが、これはぼかしを使った遠近法によるもの。西洋絵画の遠近法とは異なる、バリ絵画によく見られる技法です。また、GALUH作品には構図の優れたものが多いですが、中でも「黄昏の静謐」は秀作で、右にいる女性の視線の先に家鴨使いの少年が立ち、右側から張り出した三角形の丘の形と相まって、自然に見る人の視線が少年へと流れていくように動線が作られています。事実、少年の位置と角度から見る棚田の風景は奥行きと開放感を感じさせてくれます。

右側壁のRAJIG, LABA作品右側の壁に移って、RAJIG(写真の左4作品),LABA(写真の右4作品)と続きます。RAJIG作品の特徴は、額縁の内側にまるでトリックのように描かれたもう一つのフレーム。そのフレームからはみ出すように描かれた構図は実際よりも絵を大きく見せることに成功しています。そして、鳥の描写に一役買っているのが竹筆。バリ絵画の特徴でもある竹筆は画家が自ら手作りしています。これを使って、羽毛の一本一本を丁寧に描き込み、ふわっとした毛の柔らかさを表現しているところはすごいです。是非会場で実物を見て下さいね。

LABA作品の特徴である深い緑にはとにかく癒されます。絵の具を幾重にも塗り重ねて創り出す独特のみどりです。「カエルの親方」は意外にも女性たちに大人気。「カエルが入れ墨してるみたい〜」と楽しそうな声が聞こえてきます。愛らしいリスを描いた「緑に抱かれて」は特別価格ということもあり、皆さんじっくり見ておられます。

いずれの作品も見応えがあります。価格帯も5〜6万円前後でお買い求めやすいですよ。最終日、どうかお見逃しなく!19時までやってます。場所はこちらです。

2013.7.11

【地方の方限定】バリ絵画展の図録をプレゼント

こんにちは、坂本澄子です。バリ絵画展「緑に抱かれる午後」が始まりました。たまに「ブログ楽しみにしてますよ」と言って下さるお客様があると、本当に嬉しく、身が引き締まる思いです。こうして定期的に開催する絵画展で、ブログを読んで下さっているお客様とお会いできるのは何よりの喜びです。今日も東京は真夏日と予報されていますが、是非会場にお運び下さいね。冷たいお茶を用意してお待ちしています。そうそう、コピ・ルアク(ジャコウネコのバリコーヒー)ですが、昨日分(1日10杯限定)がまるまるキャリーオーバー中です。暑い時に熱いコーヒーなんて…なのかも知れませんが、大変珍しいものですので、会場で案内はがき(サイトから印刷したものでも結構です)をご提示下さいね。

さて、絵画展について、東京以外での開催予定はないかとのお問い合わせをいただくことがあります。私は広島と関西で人生の半々を過ごした後、10年ほど前に東京に来ました。インターネットやモバイル技術の発達で得られる情報の量は東京も地方も変わらなくなりましたが、東京近郊に住んでいて恵まれていると思うことのひとつに、絵画、音楽、演劇といった芸術に触れる機会が圧倒的に多いということです。ですので、こういったお問い合わせをいただくと、正直、身につまされる思いなのです。そこで、私のせめてもの気持ちを受け取っていただきたいと、会場で販売している絵画展の図録をプレゼントすることにしました。図録は全26ページ、絵画展の展示作品の解説と、ホームページでもご紹介しているバリ絵画の歴史と進化を添付しています。今後も絵画展の図録を作成したいと考えておりますので、是非集めていただければ幸いです。

図録_作品ページ図録_バリ絵画の歴史

以下の要領で応募下さった方の中から抽選で30名の方に図録をお送りします。発表は発送を持ってかえさせていただきます。たくさんのご応募をお待ちしています!

【応募要領】

バリ絵画展「緑に抱かれる午後」特集ページの一番下にある「案内はがきを希望される方はこちら」と書かれたフォームにお名前、ご住所等の所定の事項をご記入の上、備考欄に図録希望と明記いただき、以下のアンケートのお答えをご記入下さい。締め切りは7月17日とさせていただきます。

1)「バリアートショールーム」をお知りになったきっかけ

   ①広告/情報掲載(□Google, □Facebook, □東京アートビート, □芸力, □日本インドネシア協会

           □アートルキサン, □中山マコト氏メルマガ, □BALI BAGUS, □その他)

          ②検索エンジン/SNS(□Google, □Yahoo, □その他)

   ③知人からの紹介

   ④その他(具体的にお書き下さい)

2)「バリアートショールーム」掲載作品に気に入ったものはありますか?

   □ある (作品名)

   □特にない

3)美術館やギャラリーにはどのくらいの頻度で行かれますか?

   □月1回以上、□2〜3ヶ月に一回、□半年に一回、□1年に一回、□ほとんど行かない

4)ご自宅に絵を飾られるとしたら、どこに飾りたいですか?

   □玄関、□リビング、□寝室、□書斎、□子供部屋、□その他(         )

5)「バリアートショールーム」に対するご意見、ご感想

2013.7.3

バリ雑貨とのコラボ

こんにちは、坂本澄子です。いよいよ夏の日差しがやってきましたね。

プリシラ・ビバクアさて、この写真、すごくステキだと思いませんか?こんな笑顔を見たくて、そして、なりたくて、大好きな絵の仕事を始めた日のことを思い出しました。この女性が誰かをご紹介する前に、来週の絵画展で雑貨とのコラボをやることにしたいきさつをお話したいと思います。

事の発端は今年2月、ちょうどこの仕事を始めた頃、元同僚から届いた一通のメールでした。「坂本さんと同じように、バリに惚れ込んでバリ雑貨屋をやってる人がいます。一度紹介しましょうか」でも、その時は絵画以外に目を向ける余裕がなく、そのままに。数ヶ月経って、バリ絵画展「緑に抱かれる午後」の緑の中に「何か彩りがほしい」と思い立ち、あわてて連絡をとりました。それがバリ雑貨ショップ“BALI BAGUS”のオーナー竹迫誠さんとの出会いでした。

竹迫さんは15年前にたまたま出張でバリに行き、仕事の合間にウブドに足を伸ばしてのめり込み、以来毎年通い詰めているという筋金入りのリピーター、3年前にバリ雑貨店のオーナーとして独立しました。竹迫さんもウブドにいる時は、ただひたすら“大いなる自然と繋がっている”感覚に身を委ねているそう。まさに「緑に抱かれる午後」です。私の想いにも共感して下さり、ジョイントとあいなりました。メイド・イン・バリにこだわり、太陽の恵みをいっぱいに受けて育った植物を編んだかごバッグ、腕のいい職人が手彫りした上質な香りのアロマ・キャンドル、バリの植物を図案化したクッション・カバーなど、どれを置こうかと迷うほどステキなものばかり。ちなみに、アロマキャンドルは、ジュリア・ロバーツ主演の映画「食べて、祈って、恋をして」でウブドでのディナー・シーンにも登場するNatural Light Candle社のもの。自然素材にこだわり、『ザ・リッツカールトンホテル』『フォーシーズンズ・リゾート』などでも使われています。バリ雑貨

さて、冒頭の女性ですが、バリ在住のブラジル人デザイナーのプリシラ・ビバクア(Priscila Vivacqua)さんと息子さんです。今回竹迫さんが出品して下さるかごバッグはすべて彼女のデザインによるもの。(写真中央)「自分が持ちたいバッグを作りたい」という、徹底した使い手目線の姿勢を貫き、バリの職人がひとつひとつ丁寧に編んだ製品は、今やバリの人気ブランドになりました。プリシラさんの製品ラインナップをこの規模で扱っているのは、日本では”BALI BAGUS”さんだけとあって見逃せません。

こんな風にバリに憧れて、バリを拠点に活動している外国人は少なくありません。竹迫さんもプリシラさんもバリが結んだ縁。同じ想いに共振して、バリの「向こう側」をお伝えする6日間としたいと思います。もちろん、絵画、雑貨共に全品お買い求めいただけますので、気に入ったものがありましたら是非お持ち下さい。プリシラさんのかごバッグはきっとこの夏、大活躍することでしょう。私もきっと買っちゃうと思います。

ということで、スケジュールしてくださっていますか?詳細はこちらです。お会いできるのを楽しみにしています。

【関連記事】

バリ絵画展「緑に抱かれる午後」特集ページ

コラム「ここに、あなたが知らないバリがある」

BALI BAGUSホームページ

 

2013.6.22

バリ絵画展「緑に抱かれる午後」の見どころ

こんにちは、坂本澄子です。毎日しとしと、梅雨ですね。じめっとした気持ちを吹き飛ばすように、バリ絵画展の準備、張り切ってやっています。

さて、あなたはどのくらいの頻度で美術館に行きますか?「平均すると月1回は行ってるよ」という方、是非このバリ絵画展に来て下さい。そう自信を持って言える、質の高い作品を揃えました。

私も月に1〜2回は絵を見に行きます。特に企画展は主催者が何らかの意図(テーマ)を持って作品を集めているので、楽しいです。説明パネルも丁寧に読んでいくので、かなり時間をかけて回ります。でも、企画展って混みますよね。回りを気にしながら見ている感じ。それでも、「あ、これいいな」と思える作品に出会えると、思わず見入ってしまいますよね。で、出た所にあるショップでついつい図録や絵はがきを買ってしまうのも、皆さん同じではないかと思います:)

絵画展図録「緑に抱かれる午後」も美術館の企画展みたいな楽しさを目指しました。テーマ、作品選定、展示位置など、限られたスペースの中で最高のものをお見せできるよう、練って練って準備しています。今回は図録も作りますので、お家に帰ってから、もう一度ゆっくり見て楽しんで下さいね。

美術館と唯一違うのは、気に入った作品があれば購入できること。心に清流が流れたら、その感覚を毎日味わいたいと思いませんか?バリ絵画は一流アーティストの作品(原画)が手の届く価格で買えることも魅力のひとつ。インドネシアの物価が低い今だからこそ享受できるメリットです。ですので、これはと思える作品に出会ったら迷わずどうぞ。

今回もうひとつ新たな試みをしたいと思っています。それはバリ雑貨との共演。緑一色に染まる会場に花のような彩りを添えてみたいと思いました。バリには熟練の職人さんがひとつひとつ手作りしたステキな雑貨がたくさんあります。バリの豊潤な大地に育まれた素材から作られた良品を厳選してお届けします。手伝ってくれるのはBali Bagusの竹迫さん。10年以上前にウブドの不思議な魅力に取り付かれ、以来毎年通い続け、ついには雑貨屋のオーナーになったという人です。まさに私と同じ「バリの向こう側」にはまってしまったという訳で、すっかり意気投合しました。バリ雑貨

アロマキャンドルはとても上質な香り。バリのお日さまをいっぱい浴びて育ったハーブをふんだんに使ったNatural Light Candle社のもの。五感をふるわすアートスペース作りに一役買ってくれそうです。また、ラタン、ラフィアなど植物を丁寧に編んだ夏のお出かけに大活躍するカゴは、バリ在住のブラジル人デザイナーPriscila VIVACQUA(プリシラ・ビバクア)の作品。彼女もまたバリに魅了された一人。しっかり編んだ感触が手に馴染みます。

7月10日(水)〜15日(祝)@麻布十番、カレンダーに入れておいて下さいね。案内はこちらにあります。

 

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