バリアートショールーム オーナーブログ
2015.12.2

バリアートサロン、今回も素敵な出会いが

こんにちは、坂本澄子です。

12月になりました。私は毎朝6時に起きますが、その時間まだ外は暗く、東京湾の向こうに見える水平線のあたりが朱と藍のストライプに染まる空を見ると、本格的な冬の訪れを感じますね。今年は22日が冬至ですから、そろそろ一年中で最も日が短い時期を迎えます。

先日の「第6回バリアートサロン」、16時からの開催は今回が初めて、部屋の明るさがいつもと異なるためどうなるか、実は内心ドキドキの連続でした。

bali art saloon 6とにもかくにも、室内が明るいうちに、10数点の展示作品をひと通り観ていただき、それから、バリ絵画の歴史や代表的なスタイルのご説明に。そうこうしているうちにも、みるみる日は暮れて、作品を解説しようと立ち上がった頃には、照明によるほのかな明かりのみ。

作品保護のために、最近は美術館でもよく展示室の照明を落としていますが、ちょっとあれに似た雰囲気です。ハンディタイプのスポットライトを1つ用意し、作品を照らしながら観ていただきました。

すると、「見る方向よって随分印象が変わりますね」とお客様が驚かれたのは、やはりウィラナタの『光の風景』です。右側から見ると、夕日のまぶしさが強く感じられ、左側から見ると棚田の水が明るく反射して見えるのです。

『絵の具を盛って、そう見せているのですか?」

いえいえ、ウィラナタの作品はむしろ繊細な薄塗りで、油彩画特有の厚ぼったさはまったくありません。なぜそんなふうに違って見えるのか、実は私にもわかっていません。こんどウィラナタに会ったら訊いてみようと思っています。

night scenery 2 (2)終了後は屋上で夜景を楽しんでいただきました。澄んだ空気のせいか、街明かりの輝きがいつにも増してきれいでした。

バリアートサロン、今回で6回目となりましたが、少人数での開催のため、バリ絵画との出会いなど、お客様それぞれの物語を聞かせていただけるのが、私にとっては何よりの楽しみ。素敵な出会いを大切にしたいと思った一日でした。

さてさて、「2015歳末感謝セール」、いい作品がたくさんありますよ。12月はバリアートサロンはお休みさせていただきますが、現物をご覧になりたいお客様には個別に対応致します。お問い合わせフォームより、作品名、ご希望の日時(2、3候補をお願いします)をご記入の上送信ください。有明ショールームにてご用意します。もしくはご自宅にお持ちしてご覧いただくことも可能です。ご購入はもちろん気に入られたらで結構ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳しくはこちらを。

それでは、寒くなりましたので、お風邪などひかれませんように。

<関連ページ>

2015歳末感謝セール ほとんどの作品が10-20%off 

気になる作品をご自宅でお試し 

ウィラナタ作品ページ 見る方向によって印象が変わります

2015.10.24

発表!今年の人気アクセスTOP10

こんにちは、坂本澄子です。秋も徐々に深まってまいりました。秋といえば…新米。明太子でもあろうものなら、困ったことにご飯が何杯でもいけちゃうんですよね〜。バリの人もお米大好き。ご飯にサンバルがこれまたよく合うんです。これはかなり危険^o^;

食欲はさておき、芸術の秋です。11月の第6回バリアートサロン(11月29日)は、今年たくさんのアクセスをいただいた作品を展示・販売します。作家たちの制作への思いや作品解説もたっぷりお伝えします。今年最後の「バリアートサロン」に是非お越しください!

ところで、人気作品と一口に言えども、たくさんの人がアクセスする作品、じっくり時間をかけて見られる作品、もう一度戻って二度見される作品など、人気の中身はさまざま。人数、回数、時間などを元に集計しました。

それでは、2015年アクセス人気ランキングTOP10の発表〜!画像をクリックすると作品全体が、また、以前ブログでご紹介したそれぞれの作品の見どころを「詳しくはこちら」からご覧になれます。よろしかったらあわせてどうぞ!

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『満月の夜に』
   WIRANATA

   油彩画, 60cmx80cm 

    1,000,000円(税込)

一位はやはりこの作品。同じモチーフで小サイズでの注文制作を依頼くださったお客様もありました。

詳しくはこちら

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『朝のセレモニー』
  GALUH

 油彩画, 30cmx50cm 

  380,000円(税込)

こちらも1月の掲載以来ず〜っとアクセスが絶えない作品。清々しい空気が朝の気分をしゃんとさせてくれます。
詳しくはこちら

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『光の風景』
  WIRANATA

 油彩画, 70cmx100cm 

  1,000,000円(税込)

またまた、ウィラナタ。子供の頃の亡き父との思い出を光との戯れの中に描いた心象風景。じんわり心に染みる作品です。
詳しくはこちら

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『黄昏の静謐』

  GALUH

 油彩画, 40cmx60cm 

  500,000円(税込)

サーモンピンク染まる空とそれを映す水田。この見事な調和がとにかく美しい、バリアートショールーム自慢の作品です。
詳しくはこちら

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『LOVE,LOVE III』
    LABA

   アクリル画, 50cmx40cm 

 60,000円(税込)

花鳥画でNO.1。深い緑に包まれるような 癒しのチカラはもちろん、作品としても見どころが満載です。
詳しくはこちら

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『ハヌマンの誕生』
   ARIMINI

   アクリル画, 35cmx25cm 

  160,000円(税込)

閲覧時間NO.1のじっくり見る作品。バリの生活が女流作家アリミニならではの丁寧な筆使いで描きこまれ、見飽きない作品。
詳しくはこちら

7 過去作品 Island Bali_バリ島 - バージョン 2


『バリ島』
   SOKI

   油彩画, 60cmx80cmから
   ご注文に応じます 

 198,000円(税込)〜

バリ島の祭礼と伝統的な生活が島の形にぎっしりと詰まったソキの代表作です。 ご自身を入れて描いてもらうこともできます。
詳しくはこちら

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『Bali Bird Park』
 RAJIG

 アクリル画, 65cmx80cm 

  100,000円(税込)

南国の色鮮やかな鳥や花々を描いた作品。色の調和が見事で、バリ島を代表する花鳥画家ならではの自信作です。 
詳しくはこちら

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『戦いの女神ドゥルガー』
   GENDRA

   アクリル画, 34cmx54cm 

  80,000円(税込)

バリ絵画の伝統を今に伝えるバトゥアン・スタイル。落ち着いた色彩と隅々まで描きこまれた神話の世界は最もバリらしい作品。 
詳しくはこちら

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『ウブドの市場』
    SOKI

    アクリル画, 20cmx50cm 

   60,000円(税込)

バリ絵画の巨匠SOKIの作品が身近に楽しめる小品。横長サイズはちょっとした場所に飾りやすくおすすめです。 

11月の第6回バリアートサロンでは、これらの他にも上位作品を展示いたします。

ところで、人気のある作品ばかりがよい作品とは限りませんよね。画家と見る人の感性がぴったり合った時に感じる「やっと会えたね〜」という幸福感は、人と人の出会いとまったく同じ。その気持ちをどうか大切にしてくださいね。サイト掲載の中でご覧になりたい作品がありましたら、申し込みフォームのコメント欄にその旨をお書き添えいただければ、会場に展示いたします。また、当日はバリ絵画の変遷と主要スタイルのご説明も致します。詳細とお申込みはこちらをどうぞ!

*『バリ島』SOKIは注文制作のため、展示は行いません。あらかじめご了承くださいませ。

 

2015.8.5

第3回「バリアートサロン」は風俗画

こんにちは、坂本澄子です。毎日暑いですね〜。

朝、日の出と共に暑さで目が覚め、起きて絵を描くというかなり健康的な生活を送っています。今描いているのはバリをテーマにしたちょっとシュールな作品。仕事から疲れて帰ってソファでうたた寝していると、背後に飾られた大きなバリの風景が夢の中に侵入。やがて現実と夢の境目がなくなる不思議な感じを描いています。完成したら、また見てくださいね。

さて、毎回異なるテーマで作品を選び、作品を鑑賞しながら題材にまつわるお話をさせていただく1時間のトークイベント「バリアートサロン」、第3回となる8月はバリ島の風俗画を取り上げます。

『村の生活〜稲刈り風景』 LONDO

『村の生活〜稲刈り風景』 LONDO

古来バリ島では、芸術・芸能は天界と人間界を繋ぐものとして位置付けられ、絵画ではもっぱら神話の場面が描かれていました。

1920年代になり「最後の楽園」ともてはやされたバリ島へ続々とやってきた西洋人は、絵画の技法のみならず、芸術に対するマインドの点でもバリの画家たちに大きな影響をもたらしました。その結果、制作の題材として民衆の生活そのものに目が向けられるようになり、バリ独特の世界観や文化・風習が描かれるようになったのです。  

今回はバリの農村を舞台に信仰と人々の生活を描く女流作家アリミニ、明るいエネルギーあふれる色彩で祭礼の島バリを描くソキ、ロンドなどの作品を展示し、伝統的なバリの暮らしをご紹介します。

絵画に描かれた題材の意味や背景がわかると、もっともっとバリ絵画を楽しんでいただけますよ。ぜひご一緒に学んでみませんか? 

 

第3回『見れば見るほどおもしろいバリ島の風俗画』  開催要領

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日 時:8月23日(日) 11:00-12:00

場 所: バリアートショールーム 「有明ショールーム」

東京都江東区有明1丁目2−11

ゆりかもめ「有明テニスの森」駅 徒歩7分 

りんかい線「国際展示場」駅 徒歩16分

都バス都05系統「かえつ有明中高前」バス停より徒歩1分

 

「バリアートサロン」は事前申し込み制です。定員6名に達し次第、締め切りとさせていただきますので、こちらの申込みフォームよりお早めにお申し込みくださいませ。

 

2015.2.14

バリ絵画・アートの主要スタイルを一堂に

こんにちは、坂本澄子です。

梅の便りが聞かれる季節になりました。まだまだ寒い日が続いていますが、春はすぐそこまで来ていますね。私も次の展示会に向け、準備を進めました。

この「バリアートショールーム」では、本物のバリ絵画を知っていただきたいという思いから、バリ島美術館所蔵作家による作品を中心にご紹介をしています。私の作家への強い思い入れもあって、先月の『幻想心象風景画作品展』でご覧いただいたように、最近はシュピース・スタイルの人気作家、ガルー、ウィラナタ姉弟の作品が充実してきました。

一方、バリ絵画の魅力は、下図のように古典絵画から、西洋絵画の影響を受けて様々に進化した多彩なスタイルが楽しめることにもあります。そこで、次回はバリ絵画の専門店「アートルキサン」さんの協賛をいただき、バリ絵画の主要スタイルを一堂にご覧いただける場をご用意したいと考えています。

(バリ絵画の歴史と進化についてはこちらのページもご覧ください)

ブログ167_スタイル一覧

 

「アートルキサン」の店主木村薫さんは、バリ絵画の魅力を日本に発信し続けて15年、この世界のいわば第一人者です。3年前、バリアートをさらに極めるためバリ島ウブドに移住。芸術村を駆け回り、アーティストの発掘はもちろん、背景にあるバリの文化・風習・思想の真髄に迫る日々を送っておられます。

そんな木村さんに全面協力をいただき、「アートルキサン」所蔵作品から選りすぐった伝統絵画、さらには、お求めやすい価格帯の作品を加えた合計約50点を展示します。神話の世界や民衆風俗を描いた伝統絵画、繊細で美しい細密画、幻想的な熱帯風景画、初めての方にも親しみやすい花鳥画など、バリ絵画の様々スタイルをご紹介。開催時期は5月、詳細はまたご案内します。

どうぞお楽しみに!

 

<関連ページ>

バリ絵画の歴史と進化 14世紀から続く伝統絵画に西洋絵画がクロスオーバー

バリ絵画の主要スタイル 多彩なスタイルが楽しめるバリ絵画

バリ島の美術館に選ばれた作家たち プリ・ルキサン美術館など、バリ島の主要美術館で一度は目にしたあの有名作家の作品が購入できます

バリ絵画・バリアートの専門店「アートルキサン」 

 

2015.1.24

「幻想心象風景画」作品展の様子

こんにちは、坂本澄子です。

「幻想心象風景画作品展」が始まりました。12時にオープン、次々とお客様が来場され、ガルーとウィラナタの独特の世界観を楽しんでいただきました。

幻想心象風景画作品展の様子RONDOは写真のようにこじんまりとしたギャラリーですが、配管が露出した真っ白な壁面に、ライトの光が神秘的な陰影を作り出し、それが作品と呼応し合って、不思議な雰囲気を醸しています。

特に、ウィラナタの大きな2点の作品は、窓から外を眺めているかのようなリアルさがあり、しっとりとした空気を感じ、虫の鳴き声や水の音まで本当に聴こえてきそうです。そのため、会場にはBGMを流さず、ご自身の感覚だけで楽しんでいただいています。

RONDO_地図この作品展は2日間だけの開催。今日土曜日の18:30までです。有楽町線「銀座一丁目」駅10番出口から徒歩1分の便利な場所にあります。土曜日のショッピングの合間に、ぜひお気軽にお立ち寄り下さいませ。

 

<関連ページ>

幻想心象風景画 作品展

 

 

2014.9.20

バリ絵画展『豊穣の大地』、主役が到着します

こんにちは、坂本澄子です。

秋のバリ絵画展『豊穣の大地』、御陰さまで今回も無事にスタートしました。ホームページを見て、初日オープン前から来てくださったお客様もあり、大変光栄です!

ブログ167_アンタラさて、この絵画展の主役が本日12時に到着します。ANTARA(アンタラ)さんの『豊穣の大地 – Dewi Sri』です。バリ島を発って日本に届いたのが一週間前、今朝一番で栃木の額縁屋さんの工場まで車を飛ばし、先程車に積み込んだところ、現在麻布十番に向かっています^_^

絵画展に来られるお客様はアート好きな方ばかりなので、お話していてとても楽しく、色んな刺激をいただいています。絵の魅力って、技術的な巧さはもちろんですが、画家の個性ですよね。その人独特の色使いや構図に音楽的な要素を感じたり、描かれた場面から物語を想像したりして、一枚の絵から広がっていく世界ってとてつもなく広いなあと毎日感じています。

PP001例えば、LABA(ラバ)さんの作品の緑。バリ絵画のプンゴセカンスタイル(熱帯花鳥画)は緑が基本ですが、どの画家の作品の緑とも違うとても豊かな緑です。少しずつ違った色を幾重にも塗り重ねて出した緑で、他とは深みが違うんです。例えて言えば、何十種類ものスパイスを加えて煮込んで寝かして作ったカレーとでも言いますか、味の深みが全然違うんです。しかも、ただ色んな色を混ぜればいい訳ではなく、響き合う色がうま〜く使われているんですよ。まるで、調和した弦の響きみたいです。

「新しいオフィスに観葉植物の代わりに緑の絵を飾りたい」と来場されたお客様がいらっしゃいました。とても素敵なお考えだと思いました。内装が出来上がった段階で、何枚か絵をお持ちして、実際にあてて見ていただくことになりました。

また、別のお客様がLABAさんの絵をご覧になって、「稲穂や背景を様式化しているのが、この作家さんの特徴ですね」と言われました。確かに…! そんなふうに、お客様とお話することで改めてその絵のおもしろさがどんどん広がっています。

ZY005それから、SOKI(ソキ)さんやARIMINI(アリミニ)さんの作品には、バリ独特の世界観やそこから来る文化・風習が描かれていますから、それらをご説明するようにしています。すると、「へえ、そうなんですか」とひとつひとつの場面をじっくり見ていただけます。また、物語性だけではなく、色使いにも画家のセンスがあふれています。鮮やかな色なんですが、ひとつひとつが主張し過ぎることなく、全体として統一感があるがあるのはさすがだなあと思います。例えば、ソキさんの『バリ島』を見ると、北部が聖峰アグン山をはじめとする山岳地帯、南部が平地というバリの地形がよくわかります。朱は豊穣の大地のイメージです。

秋のバリ絵画展『豊穣の大地』、バリ島の美術館に選ばれた6人の作家たちの魅力あふれる作品を展示しており、見どころ満載ですよ。是非実際の作品をご自身の目でご覧になってくださいね。お待ちしてます! 詳しくはこちらを。

<関連ページ>

秋のバリ絵画展『豊穣の大地』開催要領

メイン作品『豊穣の大地 = Dewi Sri』ができあがるまで

 

 

2014.9.10

いよいよバリ絵画展ウィーク〜2会場で開催

ブログ165_スーパームーンこんにちは、坂本澄子です。

中秋の名月、残念ながら日本はほとんどの地域であいにくのお天気でした。でも、昨夜はスーパームーンが雲の間から時折顔を見せてくれました。ご覧になられましたか? 埼玉県のS様からまんまるお月様の写真を送っていただきました。ブログ165_スーパームーン2私も撮りました。確かにいつもよりひとまわり大きいですね! 荒川区の公園で涼しい夜風に吹かれながら夜空を見上げていたら、蚊の猛攻にあってしまいました。私って刺されやすいんです(^o^;

さてさて、秋の絵画展シーズンが近づいてまいりました。これまであまりお知らせしていなかったのですが、9月18日から始まるバリ絵画展『豊穣の大地』と併行して、9月13日(土)〜23日(祝)に豊洲の別会場にて『気軽に飾れるバリアート』展を同時開催します。こちらではお求めやすい価格の作品を展示販売。会場での販売対応は13〜15日の3日間ですが、それ以降も期間中は施設の営業時間中いつでもご自由にご覧いただけますので、ぜひお気軽にご来場くださいね。気に入った作品があれば、ウェブからご購入もいただけますよ。

それぞれのバナーを押すと作品一覧がご覧になれます。一部ですが、スペースの関係で展示されない作品もありますので、詳しくは各作品の詳細ページでご確認下さいね。

ブログ165_バナー1 ブログ165_バナー2

では、会場でお会いできますことを楽しみにしています!

<関連ページ>

バリ絵画展『豊穣の大地』@麻布十番 開催要領

『気軽に飾れるバリアート』展示即売会@豊洲 開催要領

 

2014.8.9

バリ絵画展『豊穣の大地 〜 Golden Harvest』

こんにちは、坂本澄子です。

ブログ159_空を泳ぐ人「これからめいっぱい夏を楽しむぞ〜」と思っていたら、暦の上ではもう立秋(8月6日)。その翌日、ふと空を見上げると、何やら秋を思わせるような雲。そのまま、じーっと見ていたら、「空を泳いでいる人」に見えたのですがどうでしょう?!わかります? あ、頭が下ですよ(7時の角度)^o^ 

ウブドもしばらく雨が続き、肌寒く感じられたそう。気温が20℃を下回った朝もあったとのことで、南半球のバリは冬なんだと実感しました。そんなこんなで、今日は少し早めではありますが、秋の絵画展のお話をしたいと思います。

 

ギャラリー開

ガルー作品展『静謐のとき』
2014年1月 日本橋ギャラリー開にて

今年はミュージアム作家を中心に新作を手がけてきました。1月のガルー作品展『静謐のとき』に始まり、ソキとお客様のコラボレーションによる注文制作『バリ島2 〜誕生、生活、死〜』、8ヶ月間完成を待ちに待ったウィラナタ新作鑑賞会『光の風景』、そして、100cmx150cmの大作を制作中のアンタラ。これらの新作をど〜んとまとめて見ていただける機会を作りました。ソキの作品もご注文主様のご厚意により特別にお借りできることになり、2つの『バリ島』を並べて展示します。

題して「豊穣の大地 〜 Golden Harvest」 。バリの大地が育むのは植物だけではありません。そこに暮らす人々の生活を支え、家族や隣人との関係を豊かにし、その一生をよいもので満たしてくれます。そして、絵画を通じて見る人たちにも、心豊かな時を与えてくれるのです。

 場所は麻布十番のパレットギャラリー。最初の展示会『青い海を描かない作家たち』でお世話になって以来、今回で4回目となりました。駅から徒歩5分の好立地、麻布という洗練された場所でありながら、下町のような温かさを感じる街で、9月18日(木)〜21日(日)の4日間開催します。一流であり、毎日にそっと寄り添ってくれる作品たちに是非会いに来てください。

そしてもうひとつ、ほぼ同時開催するのが『気軽に飾れるバリアート』展@豊洲まちなみ公園。9月13日(土)〜15日(祝)は花鳥画を中心に、9月20日(土)〜23日(祝)は伝統絵画、細密画を展示します。バリアートショールームのウェブサイト『気軽に飾れるバリアート』のコーナーで気になる作品がありましたら、是非この機会に実物を見にいらして下さい。どなたでもご自由にご覧いただけます。

<関連ページ>

ガルー作品展『静謐のとき』

ソキ注文制作『バリ島2 〜誕生、生活、死』

ウィラナタ新作鑑賞会『光の風景』

『気軽に飾れるバリアート』 5万円前後で購入できる一点物をご紹介しています

 

2014.7.26

いよいよ今度の火曜日 ウィラナタ新作鑑賞会『光の風景』

こんにちは、坂本澄子です。

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いよいよ来週火曜日に迫ったウィラナタ新作鑑賞会『光の風景』、最終のご案内をさせていただきま〜す♪

そもそも、なぜ一日だけ、しかも平日を選んだのか

「バリアートショールーム」では、あなたの毎日に寄り添うような作品をお届けしたいと思っています。例えば、ちょっと疲れて帰ってきたとき、あるいは、今日も頑張ったぞ〜と帰ってきたとき、それぞれの顔で「おかえり」と迎えてくれる、そんな絵でありたい。

ですから、わざわざ週末ではなく、仕事帰りにふらっと立ち寄っていただける空間をめざしました。頭の中をからっぽにして、一枚の絵と向き合ってみませんか。「最近、パートナーとの会話が足りないなぁ」と思っているあなたは、夕方に銀座で待合せして、絵を見た後は久し振りに外でお食事、なんていかがですか?そして、「本物の絵を持ちたい」と思っておられるあなたは、そんな思いに応える一枚に出会えるかも知れません。

いつもの夕方、いつもとちょっと違う時間を過ごしてみませんか? 詳しくはこちらをご覧ください。

images-8場所は銀座1丁目の奥野ビル(地図)。昭和7年築の元高級アパート、当時からとてもモダンな建物だったそうで、現在は知る人ぞ知るギャラリービル。会場のArt Space RONDOは5階の一番奥にありますので、手動式扉のエレベーターでお上がりください。ひとつだけお願いは、エレベーターを降りるときに内扉(黄色の蛇腹みたいな扉)をしっかり閉めてくださいね。完全に閉まっていないと、下から呼んでも動かないのです(^o^; 

今回ご覧いただく新作の最後の仕上げを行う画家(バリ島のアトリエにて)

今回ご覧いただく新作の最後の仕上げを行う画家
(バリ島のアトリエにて)

当日は16:00〜20:00の間、ご都合のよい時間にお越し下さい。ひとりで静かに鑑賞するもよし、居合わせた人たちと語りあうもよし。心地よく絵に向き合っていただくために、照明も工夫しています。ワインも少しご用意していますので、よろしかったら気分をリセットするのに一口どうぞ。

たった1枚の絵を展示、これは「バリアートショールーム」にとって初めての試みです。この作品はそれくらい時間をかけて心ゆくまで鑑賞していただきたいと思いました。今回は1日だけですが、喜んでいただければ、またアンコール企画をさせていただきます。

 それでは、お会いできるのを楽しみにしています〜!

 <関連ページ>

ウィラナタ新作鑑賞会『光の風景』開催概要

ウィラナタ画家&作品紹介   *今回はサイト未掲載の新作を展示します

 

2014.7.2

【特別企画】7/29 ウィラナタ新作鑑賞会

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こんにちは、坂本澄子です。早いものでもう7月ですね。梅雨が開けたら、そこは太陽が燦々と輝く夏。

さて、先日もお伝えしました通り、9ヶ月待ち続けたWIRANATA(ウィラナタ)の新作がついに日本にやってきます。それをあなたと一緒に鑑賞したい、そんな思いで、7月29日(火)、いつもとちょっと違うイベントを企画しました。題して『一枚の絵』!!!

会場にはこの作品一点だけを展示します。それくらい見応えのある作品です。照明やインスタレーションにもご注目下さいね。そこから感じられることはきっと各人各様でしょう。それを自由に語り合ってみませんかという企画なのです。

知らない人同士だと緊張されますか?!

大丈夫です。少しですがワインもご用意しています。ゆっくりお寛ぎ下さい。また、時間内はいつ来ていただいても構いませんので、出入り自由でお気軽に。

という訳で、こんな方のご来場をお待ちしています。

  • 「バリアートショールーム」のブログを読んで、いいね!と思って下さった方
  • 絵をもっと身近に楽しんでみたいと思っておられる方
  • ウブドの風景を見て心に感じるものがある方

写真 (5)会場は知る人ぞ知る銀座の「奥野ビル」。昭和7年に建った元高級アパート。写真の通り、風情のある建物には小さなギャラリーがいっぱい。それぞれ工夫を凝らしたこだわりの作品を展示しています。このビルの5FにあるArt Space RONDOで行います。RONDOのオーナー丸山さんはご自身もステキな写真を撮られます。以前のブログでご紹介していますので、あわせて読んでみてくださいね。

ついでに他のギャラリーを覗いてみるもよし、手動扉のエレベータに乗るもよし、夏の夜のちょっといい時間を過ごしに来てくださいませ!

詳しくはこちらを。

<関連ページ>

ウィラナタ新作鑑賞会 開催概要

 

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