バリアートショールーム オーナーブログ
2013.8.10

バリ絵画のあるお部屋②

こんにちは、坂本澄子です。今日は『バリ絵画のあるお部屋シリーズ第二弾』。さっそくお客様から送っていただいたお写真とコメントを紹介します。

世田谷区S様 書斎  ARIMINI  35cmx38cm

世田谷区S様書斎お住まいをリフォームされたのを機に書斎に飾る絵を探して、7月のバリ絵画展にお越しいただきました。多忙な経営者として週末もお仕事をされるご自宅の書斎は、S様にとってはまさにお城。アリミニ作『バリ島物語Ⅰ』を選ばれました。「暗い色調ですが、全体の色のバランスや構図が素敵です。バリの庶民の旺盛な日常生活と宗教的な伝統が神秘的に混じり合った作品」と大変気に入られたご様子。写真の通り、お部屋にもしっくり溶け込んでいますね。

リビングなど人が集まる場にはぱっと目を引く大きめで鮮やかな色使いの絵が好まれますが、書斎にはこのようにじっくり見て楽しめる小品もお勧めです。バリ島の生活を描いたアリミニ作品は構図と色の配置が絶妙でまさに珠玉と言えます。お仕事の合間の気分転換に、ちょっとしたイマジネーション・トリップはいかがでしょう。

大田区K様 玄関 LABA   40cmx50cm

大田区K様リビングに飾ってある絵をそろそろ取り替えたいとお考えだったK様、バリの花鳥画をご覧になり、深い緑の密林につがいのオウムが憩うLABA作品を気に入っていただきました。もとはリビング用のつもりが、ご覧の通り、玄関に置かれた何とも雰囲気のある木の椅子ととても合っているのを見て、急遽予定変更。「玄関が素敵になりました。とても嬉しいです」とのコメントと共に、お写真をお送りいただきました。

玄関は訪問客が最初に目にする場所。住む人の個性やセンスが感じられる場所です。ご自身の嗜好に合った絵画や小物をうまく使って空間を演出できるといいですね。お客様との会話も弾むことまちがいなし。

 

世田谷区M様 書斎 EBEN  65cmx110cm

世田谷区M様書斎お部屋の模様替えをして書斎の雰囲気を変えたいと、バリ絵画展に来場されたM様。『バリアートショールーム』のブログや作品紹介ページをご覧になり、候補を2点に絞った上で現物の最終確認にお越しになりました。いずれもエベンの横長の作品でしたが、会場に来られてからも奥様とメールのやりとりをしながら、悩まれることおよそ30分。最終的にチョイスされたのが4羽の色鮮やかな野鳥が美しい作品でした。理由をお聞きしてステキだったのは、奥様とお子様2人の4人家族の明るい雰囲気に似ているからとのこと。作品はM様の書斎に飾られていますが、ご家族全員で楽しまれているようで、「書斎が一気に明るくなりました。息子2人も毎日眺めていて、大喜びです」とのコメントをいただきました。

横長の絵はリビングや廊下などある程度の広さのスペースを彩るのに重宝します。手軽に空間の雰囲気を変えられますので、是非お試し下さい。

【参考作品】

書斎におすすめしたい小作品:アリミニ『バリ島物語Ⅱ〜ハヌマンの誕生〜』、サンジン『チャロナラン』

お客様を明るくお迎えする玄関に:ガマ『虹の雀躍』、ラバ『カエルの親方』、ラバ『LOVE,LOVE』、ティルタ『プルメリア』

リビングのどこからも目を引く作品:エベン『プルメリア』、エベン『森の囁き』、ティルタ『アグン好日』、ラバ『若豹の憧憬』、ソキ『実りの季節』、ボリ『陽光の微笑Ⅰ』

 

2013.4.23

「バリ絵画展」たくさんのご来場ありがとうございました

こんにちは、坂本澄子です。バリ絵画展「青い海を描かない作家たち」に多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。中には冷たい小雨まじりの中、遠方から足を運んで下さった方もあり、感激致しました。これだけまとまった形でバリ絵画を見たのは初めてという方も多く、スタイルの豊富さとそれぞれの奥深さを楽しんでいただけたのではないかと思います。

限られたスペースではありましたが、バリ絵画を代表する6つのスタイルから合計27点の作品を厳選して展示しました。入口を入ってすぐ左がバリ絵画の伝統的なスタイル、正面が細密風景画のシュピース・スタイル、右奥が熱帯花鳥画及びモダンと時代を追って見ていただける展示構成にしていました。バリ絵画の歴史と各スタイルの解説をじっくり読まれるお客様も。

ライさんの細密画は男性に人気

ライさんの細密画は男性に人気

アンケートを拝見しますと、気に入った画家のトップ3は僅差で、ガルー(細密風景画)、ラバ、エベン(いずれも熱帯花鳥画)が並び、田園風景や緑に抱かれるような花鳥画に親しみを感じた方が多かったのと、バリ絵画ならではの細密画も人気で、特に男性の方がライさんの作品の前で足を止めてじっくりと見入っておられるのが印象的でした。画面にぎっしりと描き込まれたこのスタイル、モチーフの意味がわかるとバリの文化や人々の生活が見えてくるのも楽しみのひとつです。描かれているものの背景を知っていただきたいと、解説やバリの風景のスライドーショーなど、展示上の工夫もしましたが、それぞれに楽しんでいただけたようです。

最期にアンケートのコメントの一部をご紹介します。常設やさらに多くの作品展示を希望される声などありがたいご意見ばかりで本当に励まされました。次回もどうぞお楽しみに。アンケート

 

2 / 212