バリ絵画展

バリ絵画の6スタイルを代表する画家の作品を中心に約30点を展示販売します。
是非この機会にバリ絵画の魅力をお楽しみ下さい。

会期: 2013年4月19日(金)〜21日(日) 11:00-19:00

場所: パレットギャラリー麻布十番

東京都港区麻布十番2-9-4
(東京メトロ南部線・都営大江戸線「麻布十番」駅 4番出口より徒歩3分)

本展示はお陰様で盛況のうちに終了致しました。
期間中ご来場頂いたお客様、応援して頂いた皆様には
心より御礼申し上げます。
なお、今回の展示の様子はこちらのブログにて
紹介しておりますのでご覧下さいませ。

http://balikaiga.com/blog/2013/04/23/thank-you-for-coming-a-lot/

Galuh

「黄昏の静謐」

油彩/キャンバス 40㎝×60㎝

〈作品の見どころ〉

この作品を見て、水田への映り込みの方が実際の空よりも明るいことを初めて知りました。写真ではやや沈んだ印象を持たれるかも知れませんが、原画を前にすると周囲の落ち着いた色調がゆえに、手前の鏡のような静穏さが尚の事感じられるのです。暮れなずむ空を映して朱と藍が淡く滲み合う水面と家鴨たちのシルエットの対比は心憎いほど繊細な表現力。画家自身が「最も苦心し、最も気に入っている箇所」と称した場面です。同じシュピース・スタイルの画家である実弟クパキサン氏の作品も4点展示します。早朝と黄昏時の空気感の違いも見ていただきたいポイント。なお、展示会期間中に「黄昏の静謐」を購入(インターネットでのご注文も承ります)されたお客様にはGALUHさんからのプレゼントを用意しています。

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黄昏の静謐

Antara

「Sweet Daydream -夢見る頃-」

アクリル/キャンバス 60㎝×50㎝

〈作品の見どころ〉

少女の淡い甘美な想いがキャンバスいっぱいに伝わる作品。バリの砂を絵の具に混ぜて下地を作ることにより温もりある肌の質感を巧みに表現しています。また、金箔を使った装身品の描き込みはため息が出るほど。今回ANTARA氏の作品は本画2点、木炭スケッチ2点を展示します。スケッチも見どころのひとつ。州都デンパサールの美大に在学中、最優秀デッサン賞を受けたこともあるほどの腕前。その清新なタッチは人物の内面性までも描き出すかのようです。本画作品を購入(インターネットでのご注文も承ります)されたお客様にはANTARAさんからのプレゼントをご用意。

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Sweet Daydream -夢見る頃-

Laba

「若豹の憧憬」

アクリル/キャンバス 55㎝×75㎝

〈作品の見どころ〉

深い緑の密林を背景に文鳥たちを好奇心いっぱいの瞳で見つめる若い豹。LABA氏の描く動物は目に特徴があります。幾つもの色の細い線で描き込まれた瞳は瑞々しい生命力に溢れ、まるで人間のように個性を持って描かれています。画家自ら選んだバリ彫刻が施された額装も作品の一部として味わいを添えています。LABA氏の作品は今回3点を展示します。それぞれ異なるモチーフを扱いながらも作品に共通する独特の世界観“LABA’s WORLD”をお楽しみ下さい。

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若豹の憧憬

Arimini

「バリ島物語I」

アクリル/紙 35㎝×38㎝

〈作品の見どころ〉

画面いっぱいに描き込まれた各場面が全体としてひとつのテーマ(信仰と生活)を形成しています。神話の登場人物と村人の生活が描かれた作品は、ARIMINI氏の得意とするモチーフ。物語にあわせて見る人の視線が画面上を流れるように構図と色の配置に工夫がなされています。今回は作品2点を展示し、会場にはモチーフに関する理解を深めていただくための解説を用意しています。

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バリ島物語

Soki

「実りの季節」

アクリル/キャンバス 50㎝×50㎝

〈作品の見どころ〉

バリの村人たちの生活が極彩色で描かれた楽しい作品それぞれの場面の意味を理解できると、バリの文化や村人たちの生活、さらにはその背景にあるものまでも見えてきます。それも絵画の楽しみのひとつ。会場にはそんな仕掛けを用意しています。

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実りの季節

Rai

「牛飼いのレース」

アクリル/紙 25㎝×35㎝

〈作品の見どころ〉

バリの大地を思わせる茶を基調とした色合いの作品。よく見ると、微妙な色の違いや濃淡による描き込みによって、作品に奥行きと躍動感を与えているのがわかります。時間と手間を惜しみなく掛けて一枚の作品を仕上げる、農民画家RAIさんならではの丁寧な仕事ぶりをご覧下さい。

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牛飼いのレース