バリ絵画展『五感を満たす食卓』への思い
こんにちは、坂本澄子です。三連休はゆっくり過ごされましたか。私は前職時代の同僚たちとホームパーティをやりました。今回で4回目になりましたが、それぞれ得意料理を1品ずつ作りお互いを楽しませるという趣向でやっており、回を重ねるごとにお料理の内容もグレードアップしています。御陰さまで、美味しいお料理とお酒、楽しいおしゃべりを堪能することができました。
さて、来週に迫ったバリカフェ・モンキーフォレストさんとのジョイント企画『五感を満たす食卓』にも同じような思いを持っています。気の置けない仲間たちとはもちろんのこと、おひとりで来ていただいても、①ジャワ人のシェフが作る本場のインドネシア料理(味覚)、②バリの一流画家の描く絵画(視覚)、③心地よいガムランの音色(聴覚)、④食欲をそそる香り(嗅覚)、⑤テラスからの秋の風(触覚)が楽しめます。
私も皆様になったつもりで五感で楽しんでみようと、ふらりと渋谷のお店に行ってきましたので、今日は私の好きなメニュをご紹介します。
奥のカウンターの角っこの席に座りました。まずは、ビンタンビール、暑い日にもゴクゴク行ける軽めのピルスナーです。つきだしのエビせんはドラゴン社のもの。お店の方の説明によると、ここのが一番美味しいとのこだわりから、いつもブランド指定で仕入れているとのこと。確かに!
お料理一品目はガドガド。ゆで野菜(キャベツ、もやし)とゆでタマゴのスライスにピーナツソースがかかっています。ここまではよくある普通のガドガドですが、このお店では先程出て来たエビせんを砕いたものと混ぜ合わせていただきます。違った食感がお口の中で出会い、ピリ辛ソースが絡まると、もうビールが進むこと。いい気分になってきました。目の前にある壁にアリミニさんの細密画を飾ったら、見てるうちにイマジネーションをかきたてられて、空想旅行ができちゃうかもと思いました^_^
二品目はイカのスパイス炒め(チュミ・チュミ・チャー)。ポップな色使いの野菜たちがまるでソキさんの絵に似て、何だか元気がでてきます。たっぷりのイカにふわっと薫るニンニク醤油味が食欲をそそりますw
おなかも結構いい感じになってきたので、〆にヌードルを。インドネシアで麺といえば、バミゴレン(焼きそば)が最もポピュラーですが、ここはあえて外してバミゴドック(インドネシア版ラーメン)を選びました。おそらく醤油系なのですが、どこか南国風のスープがこれまたうまい!大満足の夕食でした。
坂本一押しの珍味はテンペ。大豆を発酵させチーズのように固めた健康食品なのですが、これを黄金色にカリっと揚げたテンペゴレンはあと引く美味しさ。ビールやアラック(ココナツが原料のインドネシアのお酒)のおつまみにぜひお試しを。
ということで、今回の絵画展は仲間との楽しい食事を盛り上げる元気の出るヤングアーティスト・スタイルの作品と、ひとりの時間をゆっくり愉しめる細密画を展示します。気に入った作品がありましたらご購入いただけますので、お店のスタッフにお声掛け下さいね。私も期間中何度かお邪魔しますので、見かけたらお声かけて下さいませ!
バリ絵画展『五感を満たす食卓』
期間:11月12日(火)〜20日(水)
展示内容:
★アリミニ…バリの伝統絵画を女性ならではの色彩感覚と流れるような構図で描いた作品
★ライ …クリキ村に伝わる細密画。小品ながら1ヶ月以上かけて丁寧に仕上げた芸術作品
★ソキ …極彩色でポップな作風に思わず元気が出るヤングアーティスト・スタイル。
その第一人者ソキ氏の小品と若手作家ヌアダ氏の作品