2021.2.6
静かな午後のアトリエから
こんにちは、坂本澄子です。
立春とは名ばかりと思っていましたが、一昨日関東では早くも春一番が吹いたそうです。
逆戻りのお天気もあるでしょうけど、これから少しずつ春に近づいていきますね。
さて、今日はウィラナタさんのアトリエから、新作情報をお届けします。
コロナ禍はバリ島も例外ではなく、観光客は姿を消し、クルマとバイクがひしめいていた表通りの喧騒も見られなくなりました。
画家さんたちは、作品を発表する機会がめっきり減ってしまったと肩を落とします。
そんな中、自身に向き合うかのように、静かなアトリエで、黙々と制作を続けるウィラナタさんの姿がありました。
ここ母屋のアトリエは、小さな作品を描くときに使っている場所。
対で描き始めたという、2つの風景が並んでいました。
午後の眩い日差しと、幻想的な月の光。
空と水への光の映り込みにたっぷりと時間をかけ、これから細部の描きこみを行っていく段階です。
「あと半月で完成」と伺うと、居ても立ってもいられなくなり、
「ぜひ日本のお客様に紹介させてください」とお願いし、
2点セットで譲っていただくことができました。
春を迎える頃、日本に届く予定です。
サイズはどちらも50x70cm。
完成をどうぞお楽しみに。