2021.1.7
初春を迎える間
新年あけましておめでとうございます。坂本澄子です。
いつもと違う新年を迎え、不安も多いこの頃。
気持ちがぱっと明るくなる嬉しいお便りをいただきました。
岐阜県Kさまからです。
BOLITさんの『Sunshine Smiling』を迎春のしつらえで飾っていただきました。
アメリカンポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルのマリリン・モンローを彷彿とさせる作風。
陽光に写し出された、気品ある微笑み。
バリ絵画に新風を吹き込む若手アーティスト、BOLITさんの初期の作品です。
7年前にこの作品を手にしてから、この絵が嫁ぐのはどんなところだろうと、ずっと楽しみにしてきました。
どちらかというと、モダンなお部屋をイメージしていました。
迎え入れられたのは、古民家の純和風空間。
それがしっとり美しく調和しているのは、なんとも嬉しい驚きでした。
添えられているのは、昨年お参りされたという「熱海の来宮神社の繭玉」と、花器に見立てた「岡崎の手筒花火の筒」。
そのひとつひとつに、日々の暮らしを大切にされている住まい手の心を感じます。
『なぜか惹かれた “Sunlight Smiling”。
我が家に吹き込む新しい風をお迎えします』
先の見えない毎日ですが、素朴で小さな楽しみは至るところに見つけられますね。
Kさまから教えていただきました。
本年もどうかよろしくお願い致します。