バリアートショールーム オーナーブログ
2013.11.13

地上25㎝からの風景

こんにちは、坂本澄子です。今日からバリ絵画展『五感を満たす食卓』@バリカフェ・モンキーフォレストが始まりました。バリ伝統絵画15点を展示していますので、東京近郊にお住まいの方、お食事がてら是非お立ち寄り下さい。くわしくはこちらを!

さて、ちょっとプライベートなテーマで失礼します。ウチには人間の長女とワンコの長男がいます。長女はたまにバリアートショールームの仕事を手伝ってくれており、皆様にお会いする機会もあると思いますので、今日は長男ケン(フレンチブルドッグ♂2歳)をご紹介します。

ケン4ヶ月の時にウチに来ました。ワンコを飼うのは初めてだったのですが、あまりのやんちゃぶりに何度も泣きそうに。ケンのご乱行でウチのフローリングはボロボロです。フレンチブルドッグという犬種の特徴みたいですが、人間が大好きで、ペットショップの店長さんに「番犬にはなりませんよ」と念を押された通り、構ってくれる人には誰彼なくすり寄っていきます。ガンコ者の一面もあり、いやな方向へ連れて行こうとすると、すぐに脚を踏ん張ってイヤイヤ。なまじ力が強いので困ったものです。

とまあ、こんなケンですが、先日このブログを読んで下さっている方から、「ケンの目線で見たお散歩日記をつけてみてはいかがですか」と勧めていただきました。地面が近いので、落ち葉が増えたとか、たんぽぽが咲いてるとか、いつも私たちが見ている風景とは違う景色や感じ方に出会えるのではないかとおっしゃったのですね。

確かに、子供の頃って今よりずっと地面が近かったんです。土の匂いがもっと間近に感じられたり、コオロギの鳴く声がすぐそこに聴こえたり。でも、いつの間にかそんなことはすっかり忘れて、自分の視点を中心とした小さな世界に一喜一憂している自分が…。

ところがですよ、バリ(ウブド)を初めて訪れた時、とても懐かしい気持ちになりました。その理由は多分、「大自然に繋がっている」「自分も宇宙の摂理の一部なんだ」という感覚だったのではないかと思います。

街中で大自然に繋がるのは難しくても、いつもと違う視点を持ってみることで毎日がもっと楽しくなるかも知れないと思い、お散歩にデジカメを持ち歩くことにしました。不定期でバリアートショールームのFacebook pageのアルバムに追加していきますので、ワンコを飼っている方もいない方も見てやってください。

* * * * * * * * * *

 校庭横の茂みは宝探しの場所中学校の校庭横の茂みはケンの宝探しの場所。テニスボールがうもれてたり、出てくるわ出てくるわ。かぴかぴになったネズミの死骸までくわえてきたのにはびっくり。校庭から子供たちの声が聴こえると、この通り耳がぴーん。「きゃあ、かわいい〜」と言われようものなら、「俺様、かっこいいだろ」とばかりに、しっぽのほとんどないお尻をプリプリ。人間でいうと二十歳の青年なのでしかたないですね…^o^;ちなみにバニーちゃんのしっぽみたいなのがちょこんとついてます。

ニシキギちょっと変わった木がありました。錦木(ニシキギ)という名前は、紅葉の美しさに由来してついたと言われるほど鮮やか。よく見ると枝のところどころに翼のようなものが出ています。触るとコルクみたいな手触り。物事にはすべて理由があると言われますが、この植物はどのような宿命をおっているのでしょうね。

 

雲と枝がダンスしてるふと空を見上げると、枝と空の雲がダンスしていました。刻一刻と姿を変える雲は、まるでアーティストですね。

 

 

 

メイちゃんに似た白い花今日はお散歩友達のメイちゃんに会えなかったけど、よく似た白いかわいい花が咲いていました。

地上25㎝からの風景への2件のコメント

  1. 投稿者tomu

    ケンちゃんはワンパクなんですね。(^o^)

    毎日のお散歩。。。楽しみになりますね。

    1. 投稿者坂本澄子

      tomuさん、コメントありがとうございます。これから寒くなりますが、お散歩がちょっと楽しくなりそうです。地上25cmという視点だけでなく、思考回路もケンになりきってみようと思います。

コメントをどうぞ

※は必須