注文制作であなたのこだわりの一枚を② あの作品のその後
こんにちは、坂本澄子です。
開催中のバリ絵画展『五感を満たす食卓』で、バリ舞踏をされている中野愛子さんにお会いしました。降臨した神々を楽しませる捧げものとして、バリ舞踊とバリ絵画はその誕生や発展の歴史において多くの共通点があり、モンキーフォレストのおいしいランチをいただきながら、しばらくその話題で盛り上がりました。
中野さんのお話によると、バリ舞踊では音に反応して、常に身体のどこかを振わせるのだそうです。一方、日本舞踊は「間」の芸術だと言われる通り、動かすことよりも、むしろ、いかにして静止するかに神経を集中しています。絵画もこれによく似て、画面いっぱいにぎっしり描き込むバリ絵画に対して、日本画は余白としての「間」で余韻や余情を表現し、好対照的をなしています。大変興味深いですね。
バリ絵画展「五感を満たす食卓」は来週20日(水)までやっています。詳細はこちらをご覧下さい。また、中野さんは12/23(祝)に同じくバリカフェ・モンキーフォレスト渋谷で、華麗なバリ舞踊を見せて下さいますよ。その時にバリ絵画もコラボできればいいなあと思っています。
さて、今日は11月2日のブログでご紹介したソキさんの注文制作の続編です。
前回はちょうど下絵が終わったところでしたが、その後お祭りも一段落し、あれよあれよと言う間に制作が進み、今五合目くらいまで来ました。明るいエネルギーいっぱいの作品になりそうですね。これから細部が描き込まれていきます。
ビックリしたのはソキさんの服装。作品に合わせてか鮮やかな色の上下です。半年前にお会いした時と比べると随分印象が変わりました。きっと絵を描きながら、ソキさん自身も絵の持つエネルギーを吸収しておられるのでしょうね^o^
注文者のtomu様からは次のようなコメントをいただきました。
「綺麗な吸い込まれそうな青色ですねぇ。心トキメキます。
ソキさん。わざわざ着替えてくれたのかな~。
このように、お客様と一緒にワクワク&ドキドキした気持ちで完成を待つ時間をとても尊く感じています。完成した作品はこんな思い出と共に、見る度にtomu様を楽しく幸せな気持ちにしてくれることでしょう。あともう少しです!
※この記事には続きがあります。あわせてお読み下さいね。(’14/2/15追記)
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