バリアートショールーム オーナーブログ
2015.3.11

一足早いお花見をアートで

こんにちは、坂本澄子です。

まるで真冬に逆戻りしたような寒さですね。今朝の東京の気温は3℃、昨日は窓の外が真っ白になるほど、みぞれまじりの冷たい雨が横殴りに降っていました。なかなかすんなりと暖かい春はやってきてくれませんね。でも、そんなときこそじっと我慢。春はもうそこまで来ています。

さて、今日は私事ですみません。

桜の季節が待ち遠しくて、アートでお花見を楽しもうと、RONDO(1月に『幻想心象風景画』展を行った銀座一丁目のギャラリーです)のオーナー丸山則夫さんが、『一枚の絵』展を私の描いた桜の絵で企画してくださいました。

ブログ203_桜

この『一枚の絵』は毎回違う作家の作品1点だけを展示して、その時間その場所に偶然居合わせた人たちどうしで、絵を前に色んなことを語ってみませんかという主旨で開催されているもの。もちろん、一人黙って絵の世界にひたるもよし、その絵から感じたものを自由に語り合うもよし、一番心地よいスタイルで気軽に絵を楽しめます。

今回、展示する桜は昨年秋にある公募展のために制作した100号(130cmx162cm)のアクリル画。昨年4月に山梨県の清春芸術村で出会った、樹齢80年の見事な桜の大樹がモデルです。園内をぐるりと取り囲むように10本以上もある桜が最後の美しさを見せてくれていました。そのうちの2本が寄り添うように立ち、まるで一本の木のように見え、風に乗って花びらが舞う姿がとても印象的でした。昼間の風景でしたが、満月の夜に脳内変換して描いています。

楽しみなのが、RONDOの照明。1月に来てくださった方は、ウィラナタさんの『満月の夜に』が幻想的に浮び上がったのを覚えておられるでしょうか。今回もとびきりの照明にしたいと、工夫してくださってます。

奥の小部屋には今回の展示に向けて描いた9点の小品を展示します。私がこれまで実際に出会った桜からイメージした情景を、オムニバス風の作品に仕上げてみました。こちらも展示の方法にちょっと新しい試みをしています。

この展示会、明日行います。もしお近くを通られることがあれば、お気軽にお立ち寄りくださいませ。きっとほっこりとした時間が過ごせますよ〜。

一枚の絵「桜の季節を紡いで」

  日 時:2015年3月12日(木) 13:00〜20:00

       18時からライトアップした一枚の絵を見ながらお飲物を。

  場 所:Art Space RONDO 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」徒歩1分 地図

 よろしければぜひどうぞ!

 

 

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