2016.7.2
夏の風物詩
こんにちは、坂本澄子です。
雨も上がり、おひさまが顔を見せてくれました。梅雨明けもそろそろでしょうか。昼間は蒸しましたが、夕方からいい風が吹いてきたので、ケンを連れてお散歩に行ってきました。
うちの近所はオリンピック施設の建設予定地で空き地になっているところが多く、草刈りをしても追いつかないほど、たくましい夏の雑草たちにしっかりと覆われています。そこは虫たちの住処。夜になると、澄んだ鳴き声がサラウンドで聴こえてきます。
先日、ラジオを聴いていたら、井上陽水さんの『少年時代』が流れて、今年も夏が来たんだなと感じました。遠い夏の日を懐かしんで綴られた言葉の数々。美しいメロディとともに染み渡っていきました。
日本の夏の風物詩と言えば、
簾の向こうの朝顔
蝉の鳴く声と麦わら帽子
おひさまと向日葵
稲の青い匂いと温んだ水の音
スイカと蚊取り線香 …
言葉が共鳴し合って、情景が次々と呼び起こされていきます。
LABA氏の『少年たちの情景』を見たときにも、同じような懐かしい風が心の中を吹いていきました。遠く離れた島どうしなのに、根っこの部分ではどこか共通することが多いと感じるバリ島です。
今年も夏がきた。そんなちょっぴりワクワクした気持ちを、この絵とともに感じてみませんか?ご注文後、3日でお届けします。作品詳細はこちらをどうぞ。