心の中の神様
こんにちは、坂本澄子です。寒くなりました。いよいよ冬将軍の到来ですね。風邪ひかれませんように。
先日のブログで、私のバリ島との出会いについてお話しました。バリの人々が、神様は至るところにおられると考え、朝に夕に感謝の祈りを欠かしません。そんな姿を見て、懐かしい安心感のようなものを感じました。植物に実りをもたらし、あるときは一瞬にして多くの人々の命をも奪ってしまう圧倒的な力を持った自然に対して畏敬の念を持って生活するというシンプルな生き方に共感したのです。
では、バリの画家たちがそれぞれにイメージしている神様を絵で表現するとどんなふうになるのでしょうね。
ガルーさんは朝夕の光の移ろいを繊細なタッチで描くバリ絵画を代表する女流作家。普段の制作活動においても、心に愛情(Love)と平安(Peace)を持ち、作品を見る人にそんな想いを届けたいと思っているそうです。そんなガルーさんに神様をイメージして描いてみてもらえませんかとお願いしていた作品がつい先日出来上がりました。
朝と夕の2点あるのですが、夕景『Mencari Bunga 〜花を探して〜』にはこんなメッセージが添えられていました。
「山間の村に住む若い夫婦が、野良仕事の終わりに夕日を浴びながら、お供えの花を探している光景です。バリ島では、毎日のお祈りに新しい花びらは欠かせない大切なものです。山肌に日が沈むころは暑さも和らぎ、やさしい光線が辺りを照らし出して荘厳な空気に包み込まれ、神様が近くにおられることを感じる時間です」
たとえつらいときでも努力を怠らず、周りの人にも誠意を持ってむきあっていれば、必ず誰かが見ていてくれるものです。それはきっと神様なのかも知れませんね。
しかし…、ガルーさんて綺麗ですよね。22歳の娘さんがいるとは思えないー。笑顔も素敵だし。Facebookアルバム『バリの笑顔』に加えちゃおうかな^0^
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