『2つのバリ島』作家自身が語るこの絵の見どころ
こんにちは、坂本澄子です。
前回のブログで、「tomuさんのロンボク島旅日記」をご紹介しました。そのtomuさんが「バリアートショールーム」に注文制作を依頼して下さったのが『2つのバリ島』です。写真をご覧の通り、対をなす作品で、左が昨年11月に制作された『バリ島』。島をかたどった上にバリの文化・風習がぎっしりと詰まったエネルギー溢れる作品、バリ好きにはもうたまりませ〜ん。そして、右が「神々の島」としてのバリを描いてほしいとご要望いただいて7月に完成した新作です。
実は、画家のソキさんもそのような絵は描いたことがなかったそうで、最初はやや戸惑い気味。しかし、ご注文主の意図を知ると「やってみましょう」と意欲を見せて下さいました。祈って構図のイメージが与えられてからはスムーズに進んだというこの作品、作家自身にその見どころを語ってもらいました。
バリ島には実に多くの祭礼があり、古来人々は人生の様々な局面で八百万(やおろず)の神々に守られていると信じています。そんな人生のハイライトが、聖峰アグン山を背景にヤングアーティスト派に特徴的なシンメトリーな構図で描かれています。それぞれの祭礼にはちゃんと意味があるんだよと熱く語っていただきました!
人の一生と神々の関わり
この様子は『バリ島の一流アーティストたち』の動画シリーズ第3弾として、近々公開予定ですのでお楽しみに〜。
さて、もう一方の『バリ島』はソキさんの人気の定番作品です。そこで、バリアートショールームからのご提案、ここに思い出の場所を入れて、あなただけの『バリ島』を制作してみませんか。1カ所カスタマイズする形で同じ金額でお受けします。
私ならウブド郊外にある古代遺跡ゴア・ガジャを描いてもらいたいなぁと、先日写真を送って、その部分のサンプルを描いてもらいました。こんな感じで絵の中に入れることができます。ちょっと『ウォーリーを探せ』な気分^o^
ちなみに右が私、左の男性はガイドのイッポンさんです(^o^;
これらの作品はtomuさんのご厚意で、9月18日(木)〜21日(日)に行われる秋のバリ絵画展『豊穣の大地』に特別展示されます。ご希望がございましたらご注文制作もお受けしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
<関連ページ> これらの2作品が制作される様子をご紹介しています。