バリアートショールーム オーナーブログ
2016.7.20

ニューヨークでアートな休日 MoMA編

こんにちは、坂本澄子です。

先日、4日間ほどニューヨークに行ってきました。The Dreamきっかけは1枚の絵。以前このブログでもご紹介した原田マハさんの「楽園のキャンバス」に登場するアンリ・ルソーの『夢』。どうしても本物が見たくて、いてもたってもいられなくなりました。ルソーは南のジャングルをモチーフにした作品を20点以上手がけていますが、私をバリ絵画へと導いてくれたのは、これらの作品だったのです。

思い立ったが吉日でニューヨーク行きを決めたものの、なんと、MoMA(ニューヨーク近代美術館)に『夢』はなかったのです。どこかに貸し出し中だったのか、隅から隅まで見て歩きましたが、ついにご対面はならず。とても残念でしたが、MoMAには他にもすばらしい作品がたくさんあり、アドレナリン出っ放し。建物全体がアートな空間になっており、どこを切り取っても絵になるのはさすがです。

6階のカフェのテラスから。彫刻作品が展示された中庭越しに、ワークショープなどが行われる向かいの棟を臨む。モダンな建物のすぐ横には、古い建物が同居するNYらしい光景

今度は中庭に出てMoMAの建物を見上げてみました。ガラス張りの壁に街並みが映り、バラのオブジェが咲き誇っていました。

中庭から。ガラス越しに見るロビー、映った空と街並み、手前に咲くバラのオブジェ。3つの層が溶け合った不思議な光景が楽しめます。

ルソー作品は『眠るジプシー女』を見ることができました。シンプルな構図ですが、引き込まれます。フラッシュなしなら、写真もOK

ルソー作品は『眠るジプシー女』がありました。シンプルな構図ですが、引き込まれます。フラッシュなしなら、写真もOK

建物は中心が最上階まで吹き抜けになっています。ところどころに切り取られた隙間から見える風景は、異次元を覗いている感じ

建物は中心が最上階まで吹き抜けになっています。ところどころに切り取られた窓から見える風景は、異次元を覗いている感じ

フラッシュを使わなければ写真もOK。展示室の外れにこんな名画が。アンドリュー・ワイエスの『クリスティーナの世界』

展示室を出た外れにもこんな名画が。アンドリュー・ワイエスの『クリスティーナの世界』。

1997年以来、20年ぶりの再訪。クイーンズに一時移転しての全面建て直しを経て、前回とはまた違った顔を見せてもらいました。今度こそ『夢』を見に、また来よっとw

次回はメトロポリタン美術館から。

<関連ページ>

緑にいだかれるバリ絵画の作品

コメントをどうぞ

※は必須