バリアートショールーム オーナーブログ
2013.11.27

火葬式 バリのこのおおらかさが好き!

火葬式で出会った女の子たちこんにちは、坂本澄子です。

Facebookにほぼ毎朝掲載中のアルバム『バリの笑顔』を見て、素朴な笑顔は人の心を動かすとつくづく感じる今日この頃。それにしても、一瞬にしてこんないいお顔をカメラに向けてくれるのは、きっと撮り手のにじみ出る人柄ですよね。

実はこの写真、ソキさん作品の注文制作の実況中継でもご登場いただいているtomuさんが撮影されたものなのです。4年前に初めて旅行して以来毎年通い詰めているそうで、撮りためた写真の数は数千枚。どれも素晴らしいものばかり。今日ご紹介するガベン(火葬式)なんて、あの人ごみの中「よくこんなアングルで」と思うほどの迫力です。10月の絵画展で初めてお会いし、バリ好き同士すっかり意気投合。そして、tomuさんのご厚意で写真を掲載させていただいているという次第です。皆さまの好きなバリも是非ご紹介下さいね。

ブログ104_露店がずらりそんな訳で、今日はバリの風物詩とも言えるガベン(火葬式)をご紹介します。昨日、Facebookアルバム『バリの笑顔』に投稿したバティック売りのお母さんにもこの火葬式で会いました。輪廻転生を信じるバリの人々にとって、お葬式は悲しむものではなく、むしろ次の人生の出発点。なので、地元の人が参加するのはもちろんのこと、観光客は来るわ、露店はずらりと並ぶわで、ほとんどお祭り状態です。

この写真は2011年のウブド王族の火葬式の様子。ウブド中心部にある王宮を出て、約1km先の墓地まで村の男衆の手でご遺体が運ばれます。その運搬につかうのがバデ。写真の通り、多重塔の形をした御輿で一番多いもので11層あります。奇数で位が高いほど数が多くなるそうで、今回は数えてみると9層。金銀を使ったとても豪華なものです。

バデを担ぐ男たちブログ104_供物を持って集まった女たちブログ104_バデブログ104_バデ2ブログ104_ランブー

これだけ高いと電線にひっかかりますよね。で、どうするかというと、電線をばっさばっさとぶった切っていくのです。当然のことながら、通り沿いのお店は軒並み停電。でも、皆さん慣れているのか気にもとめていない様子。放水車が来て道路に水を撒きますが、すぐに蒸発してしまうほどの暑さの中、火葬式は始まりました。

ランブーブログ104_ランブー2ブログ104_観光客たちブログ104_村の人たちブログ104_葬列

墓地に着くと、バンジージャンプ台を思わせる巨大やぐらが待ち構えており、目もくらむような高さの中、バデからご遺体を取り出すとランブー(牛の形をした火葬棺)に納棺します。そして、火葬式はいよいよクライマックスへ。大勢の人たち(中には木に登って見物する人も)が見守る中、ランブーに火が放たれました。

目がくらみそうな高さに組まれたやぐらじっと見守る人々納棺木に登って見物する人もランブーに火をはなつ

実にダイナミックと言うか、おおらかと言うか、いかにもバリらしい明るいお葬式ですね。

ここまで読んで下さったバリ好きの皆さま、

SOKI『バロンの祭列』27,000円(税抜) 作品サイズ:20x50(cm), アクリル/キャンバス

SOKI『バロンの祭列』27,000円(税抜)
作品サイズ:20×25(cm), アクリル/キャンバス

こんなバリの人々の暮らしをバリならではのポップな作風で描いたソキ氏の作品をご自宅にいかがですか。12月27日までの期間限定で、27,000円(税抜)+送料無料の特別価格でご提供します。ソキさんはバリ絵画を代表する一流アーティスト。通常価格(30,000円+送料1,000円)でもかなり魅力的ですが、今年1年の感謝を込めてさらにこの価格。

実はこれらの作品は7月の絵画展でご一緒したバリ雑貨のお店”BALI BAGUS”さんからのご提供。オーナーの竹迫さんはソキさんとは親しい友人、それでこの価格が実現しました。ソキさんの作品はネットショップでよく取り上げられていますので、いかにお買い得かがわかるはずですよ。限定6点ですのでお早めにどうぞ。詳しくはこちらをご覧下さい。

<関連サイト>

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