完成!ガルー新作『朝のセレモニー』
こんにちは、坂本澄子です。
今日はバリ島最大の祭礼のひとつ、ガルンガン。善が悪に打ち勝ったことを祝い、先祖の霊が降臨するお祭りで、一斉に各家の前にベンジョールと呼ばれる竹飾りが立てられます。それはもう壮観ですよ。
バリのお母さんたちは豚を屠り、お祭りのご馳走を作ったり、お供え物の準備をしたりと、ここのところずっと大忙しだったことでしょう。
さて、今日は幻想的な心象風景画で世界を魅了する女流作家、ガルーの新作のご紹介です。
そう言って、そっと見せてもらったのが11月の半ば。その時はまだ6〜7割程度の完成度といったところでしたが、目の前に高い椰子の木がそびえ立つ、ちょっと変わった構図を見ただけで、
横幅3mの大作を始め、
ウブドも近年開発の波が押し寄せ、のどかな田園風景や伝統的なライフスタイルは次第に変わりつつあります。そんな様子に目の当たりにし、この美しい風景がいつまでも続いてほしいと、切なる願いを込めて描かれた作品です。
では、全貌をご覧ください。
コントラストのある描き方をしているため、少し離れた場所から見ると奥行きのある風景画として楽しめます。そして、近づいてみると、物語の場面のような繊細な描写にぐいぐいと引き込まれていくんです。グリコじゃないけど、まさに二度おいしい作品。
この作品、ぜひ実物をご覧いただきたいのですが、次回絵画展は春になるため、ご希望の方には個別に内覧会をご案内します。こちらのフォームからお申し込み下さい。
それにしても、ガルーさんってステキですよね。女性の私から見てもうっとりしちゃいます〜。
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