バリ絵画展「緑に抱かれる午後」の見どころ
こんにちは、坂本澄子です。毎日しとしと、梅雨ですね。じめっとした気持ちを吹き飛ばすように、バリ絵画展の準備、張り切ってやっています。
さて、あなたはどのくらいの頻度で美術館に行きますか?「平均すると月1回は行ってるよ」という方、是非このバリ絵画展に来て下さい。そう自信を持って言える、質の高い作品を揃えました。
私も月に1〜2回は絵を見に行きます。特に企画展は主催者が何らかの意図(テーマ)を持って作品を集めているので、楽しいです。説明パネルも丁寧に読んでいくので、かなり時間をかけて回ります。でも、企画展って混みますよね。回りを気にしながら見ている感じ。それでも、「あ、これいいな」と思える作品に出会えると、思わず見入ってしまいますよね。で、出た所にあるショップでついつい図録や絵はがきを買ってしまうのも、皆さん同じではないかと思います:)
「緑に抱かれる午後」も美術館の企画展みたいな楽しさを目指しました。テーマ、作品選定、展示位置など、限られたスペースの中で最高のものをお見せできるよう、練って練って準備しています。今回は図録も作りますので、お家に帰ってから、もう一度ゆっくり見て楽しんで下さいね。
美術館と唯一違うのは、気に入った作品があれば購入できること。心に清流が流れたら、その感覚を毎日味わいたいと思いませんか?バリ絵画は一流アーティストの作品(原画)が手の届く価格で買えることも魅力のひとつ。インドネシアの物価が低い今だからこそ享受できるメリットです。ですので、これはと思える作品に出会ったら迷わずどうぞ。
今回もうひとつ新たな試みをしたいと思っています。それはバリ雑貨との共演。緑一色に染まる会場に花のような彩りを添えてみたいと思いました。バリには熟練の職人さんがひとつひとつ手作りしたステキな雑貨がたくさんあります。バリの豊潤な大地に育まれた素材から作られた良品を厳選してお届けします。手伝ってくれるのはBali Bagusの竹迫さん。10年以上前にウブドの不思議な魅力に取り付かれ、以来毎年通い続け、ついには雑貨屋のオーナーになったという人です。まさに私と同じ「バリの向こう側」にはまってしまったという訳で、すっかり意気投合しました。
アロマキャンドルはとても上質な香り。バリのお日さまをいっぱい浴びて育ったハーブをふんだんに使ったNatural Light Candle社のもの。五感をふるわすアートスペース作りに一役買ってくれそうです。また、ラタン、ラフィアなど植物を丁寧に編んだ夏のお出かけに大活躍するカゴは、バリ在住のブラジル人デザイナーPriscila VIVACQUA(プリシラ・ビバクア)の作品。彼女もまたバリに魅了された一人。しっかり編んだ感触が手に馴染みます。
7月10日(水)〜15日(祝)@麻布十番、カレンダーに入れておいて下さいね。案内はこちらにあります。