6月アクセスTOP5とウラBEST3
こんにちは、坂本澄子です。来週の絵画展までいよいよ一週間を切り、最後の準備にかかる毎日です。このブログを読んで下さっているあなたとも是非お会いできればと願っています。お時間、そして地理的な環境が許しましたら、ぜひ会場に遊びに来て下さいね。
さて、「バリアートショールーム」では現在約50作品を展示・販売していますが、6月のアクセス人気ランキングのTOP5の発表です。ウィラナタ「一日の始まり」は掲載が遅かったにも関わらず、ダントツの一位。作品の素晴らしさに加えて、日本では入手困難なことを反映した結果ではないかと思います。いずれも納得できる顔ぶれですが、これ以外にも「ぜひ実物を見ていただきたい」と思う作品があります。今日はその中から特にお勧めのウラBest3を紹介します。
直感で絵筆を走らせ、背景色にも赤、金、黒を用いるなどユニークな色遣いが氏の作品の特徴ですが、私はこの絵を見て、月明かりに浮び上がる睡蓮の姿を想像しました。バリの人々にとって満月は特別な夜。街灯すらないウブドの村では、月明かりで見る世界はまるで神秘的。アールヌーボーを思わせる様式化された植物描写は、シンプルな額装に引き立てられ、スタイリッシュな空間を演出します。玄関に飾れば、訪れる友人たちの目を引くこと間違いなしです。
ドラゴンフルーツって食べたことありますか?ピンクの鮮やかな色をした果物で、満月の夜に一晩だけ月下美人に似た花を咲かせます。古今東西、美しいものほど儚いと言いますが、まさにその通りですね。イタリア画壇からも絶賛される花鳥画の鬼才ラジック氏がこの花を描きました。氏の作品の特徴である、画面から飛び出すような構図は絵を大きく見せ、重厚感ある飴色の彫刻額縁がしっかりと包み込んでいます。アジアンあるいはアンティーク調のチェストの上などによく合います。この作品でリビングにこだわりのスペースを作ってみませんか。
50歳を過ぎると再び少年の頃のような真っ直ぐな気持ちに帰ると言います。「これから益々人生を愉しみたい」、そんな大人のあなたにおすすめの一枚です。今年64歳になるプンゴセカンの巨匠ラバ氏もまさにそんな一人。絵には画家の人となりが現れ、そこに込められた思いやエネルギーが受け手に伝わってきます。原画を持つ愉しみを余すところなく味わえる作品。お部屋の目につく場所に飾って下さい。
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