バリアートショールーム オーナーブログ
2013.9.14

バリアートのある暮らし⑤ある家族の肖像

こんにちは、坂本澄子です。今週はバリから新作が届き、成田に通関手続きに行ったり、届いた作品を写真撮影したりと、10日後に迫った秋の絵画展の準備に忙しくなってきました:)

今日はある家族をご紹介します。お父さんにお母さん、5歳と1歳の男の子の4人家族です。7月の絵画展にお父さんが来られ、悩んで悩んで、そして、エベンさんの野鳥画に決められました。その時、奥様とメールでやりとりされている姿がとっても微笑ましく、私も暖かい気持ちになりました。そこにはこんな素敵な物語がありました。

「この絵は家族をイメージして買ったんだよ」ー 30代男性・会社員M様

そもそもどうして絵を?

中央の赤い鮮やかな鳥が奥様、右の小さな2羽が子供たち(M様談)

M様によると、中央の赤い鮮やかな鳥が奥様、右の小さな2羽が子供たち、そして左端の黄色い鳥がご自身だとか。

 年齢を経てくると志向が変わってきまして、学生時代や社会人でも若いころは、洋服とか友人との遊びとか、そういったものにお金を使っていたのですが、結婚して家族中心の志向になると、買うものが変わってきているんですね。昔は一生マンションなんて買うつもりなかったのですが、子供が生まれるタイミングで買ったりですとか。

そんな中、自分が一番、家族といて心地が良い家という場所を、更に快適になるよう、絵を飾ってみたいなあと思ったんです正直、一生、自分が絵を買うようなことがあるとは、思ってもみなかったのですが、不思議です。

プルメリアと野鳥、どちらにするかでかなり悩まれていましたね。

 改めて今回の絵にして良かったと思うのですが、4人家族で4羽の鳥で、子供が小さい頃の一つの記念になったと思います。そして、「この絵は家族をイメージして買ったんだよ」と子供たちに、今だけでなく、将来にわたって話ができる、そうしたいと思うのは、この作品が私に与えてくれる一番大きいことじゃないかと思います。子供が大きくなると、「それは何度も聞いた。もういいよ」とか言われると思いますが(笑)

実際に書斎に飾ってみて、いかがですか?

 この絵を見ていると、幸せな気持ちになります。家族が絵の周りに集まったり特に、下の子は小さいので動物が大好きで、よく絵を指差しながら「オーッ!」とか言ってます。

それから、ここで仕事をすることが多いのですが、少し疲れたときに、絵をみていると、気持ちが落ちつきます。休憩の時に、よくボーっとみています。

 

もともと仲のよいご家族ですが、その絆をさらに強めるために、この絵が一役買っているとお聞きして、私も本当に嬉しいです。

<参考サイト>

秋の絵画展特集

お客様から送っていただいたお部屋の写真(8/10ブログより)

エベン作品 ちなみに、M様が悩まれたもうひとつの絵「プルメリア」もエベンさんの作品です。

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