バリアートのある暮らし⑥自分の価値観や思いを代弁
こんにちは、坂本澄子です。一昨日の中秋の名月、きれいでしたね。私の住んでいる街では、雲ひとつない澄み渡った空に満月がぽっかりと浮かんでいました。皆さんのところはいかがでしたか?
バリアートのある暮らし、今日で6回目となりました。40代女性・会社員K様からのメッセージです。管理職として大きな組織の中でバリバリ仕事をされる毎日、Baliという非日常によって、ふっと力が抜けるような開放感を味わっておられるそう。
でも、この作品を買おうと決めた本当の理由をお聞きして、この場でご紹介すべきかどうか、正直悩みました。というのは、K様は元同僚で、今でも個人的に親しくさせてもらっている間柄。これまで一緒に仕事をしてきた中で、私自身の生き方や考え方にある意味共感してくれたからこそ、タイトルにある『自分の価値観や思いを代弁』という言葉が出て来たとも言えるからです。
それでもここでご紹介しようと思ったのは、バリ絵画やそこにある世界観をご紹介することを通じて、このブログを継続的に読んで下さっている皆様とも思いを共有していきたいと思っているからです。私がBaliにのめり込んだ理由は手記『ここに、あなたが知らないバリがある』にも書いていますので、よろしかったら読んで下さいね。そんな訳ですので、今回はパーソナルな視点も入っていますが、お許しいただければと思います。
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絵は「この人から、もしくはこのギャラリーから買いたい」というポジティブな気持ちを持った瞬間に買うものだと思うのです。自分の価値観や思いを代弁してくれるという意味で。
バリアートには以前から興味はあったのですが、これまでキッカケがありませんでした。ネットで事前調査ができ、そして、実物を見ることができ、坂本さんという自分にとってあこがれる存在から購入できるという事が引き金でした。
部屋に飾ってからは、バリから伝わってくる非日常感を味わっています。そうすると、ストレスから開放される感じがします。この絵の場合は坂本さんつきなので、エネルギーと明るさ、そしてやさしさと安心も持ってきてくれます。何かしたい、と思ったときは坂本さんのバイタリティー付で「さっさとやろうよ!」と言ってくれ、夜疲れて帰宅した際は「お疲れ様」と言ってくれます。
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ドラゴンフルーツの花を描いたこの作品、K様がもう何十年も大切にされているサボテンの花に似ていることも親しみを感じた理由だそうです。彫刻をほどこした重厚感ある額縁がモダンなソファに合うかどうか、かなり心配されていましたが、ファブリックなどを工夫され、写真のようにバリの癒し感が漂う素敵なお部屋になりました。
11月にサイト上でインテリア特集をやる予定ですが、それを思いついたのも、もとはK様のことがあったから。アートにバリ風の小物を組み合わせるだけで、随分お部屋の雰囲気が変わるものだと関心したからなのです。
秋のバリ絵画展第1期『海を描かない作家たち』@渋谷Bunkamura、いよいよ24日(火)からです。バリアートショールームが応援する9人の一流作家による作品11点をWall Galleryに展示します。10:00-22:00までご自由に見ていただけますので、気分転換にぜひお立ち寄り下さいね。開催要領はこちらです。
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