ガルー作品展『静謐のとき』の見どころ
こんにちは、坂本澄子です。今日はブログの投稿が遅くなりました〜。というのは、つい先程まで、来週から始まるガルー作品展の設営を行っていたのです。というわけで、今日はその見どころをお伝えしますね。
今回の会場となる東京・日本橋Gallery KAI (KAIは開と書きます)は昭和22年に建った日本家屋を改造した2階にあります。窓から差し込む自然光と天井の梁や建具の木肌の温もり。壁は珪藻土の白壁。この空間に足を踏み入れたとたんに穏やかな気持ちになりました。ガルー作品から感じる匂いと同じです。日本橋の三越本店の向かいを一本中に入った路地の中にこんな静かな空間が残されているなんて…。素敵な場所で作品展が行える幸いに感謝します!
ガルー作品の特徴は水田の水面に映る空の色とやわらかい光。そこでこの展示会は光にこだわってみました。お願いしたのがカナダ人アーティストのエリック・ペティツエさん。エリックさんはパネル画のアーティストですが、ディスプレイ用に和テイストの灯籠を作ったのが好評で、今回それを使わせていただくことに。障子紙を貼った灯籠のふんわりとした灯りは黄昏の風景画によく似合います。一方、窓からの自然光は早朝の凛とした空気によく馴染みます。そんな空間と光とのコラボレーションをお楽しみいただければと思います。
バックミュージックもバリから届いたばかりの音を使います。『グンデール』という、とってもソフトな感じのガムラン楽器を中心に、鳥のさえずりや優しい雨の音、遠くから響く波の音が流れています。新しい年を迎えられた今、もう一度清々しい気分を味わいにお越し下さいね。
そうそう!ご来場プレゼントとして新作のポストカード2枚組をご用意しました。
ご来場をお待ちしてまーす^O^
ガルー作品展『静謐のとき』の開催案内はこちらをご覧下さい。