バリアートショールーム オーナーブログ
2014.2.1

買ってくるだけじゃないんです

こんにちは、坂本澄子です。「バリアートショールーム」では、画家のアトリエにある作品を買って来るだけでなく、テーマをお伝えして注文制作しています。

今回のガルー作品展の新作2点も神様をイメージして描いてもらったもの。ガルー(GALUH)さんにとっては神様=愛・平安で、若い夫婦を題材に神様を身近に感じる静かなひとときを描いてくれました。

一方、こんな注文は時に画家さんを悩ませてしまうことも。同じ依頼を花鳥画の巨匠で鳥獣画で定評のあるラバ(LABA)さんにしたときのことです。今年65歳のラバさん。年配の方だけに神様に対して深い想いがあり、おいそれとは描けない様子。長い間悩まれ、なかなか筆が進まないのを見て、やはり画家それぞれに独自の世界があるのだと感じました。

絵画展でお会いしたお客様の一言からヒントを得て制作をすることもあります。

ブログ117_ガマ連作「小さめの絵を縦横自在に組合せられたら便利」とアイデアをいただき制作したのが写真の花鳥画家ガマ(GAMA)さんの熱帯睡蓮の連作です。

縦横ななめのいずれにも組合せやすいよう真四角のキャンバスに描いてもらい、額縁もシンプルなものに。これなら階段の壁に斜めに飾ってもよし、玄関に縦に並べてもよし。金の背景は個性的でありながら、木製の家具にも合わせやすいのでおすすめです。1枚で飾ってもインパクトがありますしね^^

SAMSUNG今、ウィラナタ(WIRANATA)さんに70cmx100cmの大きめの作品を描いてもらっています。以前の作品の中に何とも言えない色合いの作品(写真)があったのですが、この色の感じだけを指定して、あとは自由に描いて下さいとお願いしたのです。

作品にはそれぞれの画家らしさがあり、買い手もそれを期待しているところがありますが、画家の側からしてみると新しいものに挑戦してみたいという欲求は常にあります。ウィラナタさんの場合、注文とは別に自分自身のために絵を描く時間を設けていると、以前お会いしたときに伺ったことがあります。それが強く頭に残っていたので、今回は新しい試みもOK、どれだけ時間をかけてもらっても構わないとお伝えしました。買い取りを約束しての依頼ですから、こちらも賭けです^o^;  

でも…、それくらいしてみたいと思う画家さんなんですよ。私もワクワク感を楽しんでいます。そんな訳で、これからも「バリアートショールーム」頑張っていきます。引き続き、応援よろしくお願いします!^o^

<今後の絵画展予定>

バリ絵画展『五感を満たす食卓③〜緑に抱かれる午後』2月21日(金)〜3月9日(日)

バリカフェ・モンキーフォレストの展示第三弾は花鳥画。一足早く春の訪れを感じていただきたいと、バリの緑深い森と野鳥たちを描いた作品をお届けします。

バリアートショールーム1周年記念展示即売会 3月29日(土)、30日(日)

ネットで事前調査し、実物を見て買えると好評の展示即売会。表参道のギャラリー・ラパンでバリアートショールームの全作品をご覧いただけます。(※バリ直送商品除きます)

 

 

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