バリアートショールーム オーナーブログ
2015.3.25

初めてのアートに花鳥画② 飾りやすい横長サイズ

こんにちは、坂本澄子です。

前回はバリ絵画の入門編として、日本人に最も親しみやすい花鳥画から、熱帯の森に棲む動物たちを描く巨匠LABA氏の作品をご紹介しました。今日はその第二弾として、「飾りやすい」1:2の横長作品をご紹介しま〜す。

これまで「バリアートショールーム」では、エベン氏の花鳥画を中心に横長サイズを扱ってきましたが、毎回すぐに売れてしまう人気ぶり。ソファの後ろに飾ってよし、チェストの上に飾ってよし..と、場所を選ばず、すぐに素敵な空間が作れるスグレモノです。

写真はエベン氏が描いた『キバタンとプルメリア』です。キバタンはオウムの一種で、冠羽が特徴。通常は右の鳥のように一本伸びているだけですが、左の鳥のように扇のように広げることができるのです。きっとエベン氏は左の雄鳥が雌鳥にモーレツアプローチ?しているところを表現したかったのでしょうね。

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 『キバタンとプルメリア』EBEN 40cmx80cm アクリル画 24,000円(バリ島からの配送料込み)

このキバタンは野鳥画家EBEN氏の好きなモチーフのひとつで、初めて彼のアトリエで絵を教わったときも、この鳥を題材にバリ絵画の手ほどきをうけました。羽毛の柔らかい感じを出すのがとても難しいのですが、EBEN氏の持つ筆が、薄めの黒ですっと影を引くだけで、胸元のフワフワ感が出てくるのを魔法のように感じたものです。その時の様子は2013年5月のブログに「バリ絵画の描き方講座」としてご紹介していますので、あわせてどうぞ^_^

残念なことに、そのEBEN氏、現在は専業画家をやめ、銀行に勤務されています。大学では法律を学び、40歳を超えて何か別の可能性を切り拓いてみたくなったのかも知れません。銀行マンとしての仕事という人生の新しい側面を得て、氏の作風にも新たな息吹がふきこまれるかも。そんな気持ちで見守っていきたいと思います。「キバタンとプルメリア」は画家として最盛期の頃に描かれた貴重な作品です。

そして、もう一点。同じく野鳥画家、特に文鳥を描かせたらこの人と定評のある、RAKA氏の『ランと文鳥』をご紹介します。氏の作品はご覧の通り、様式化された描き方とグラデーションの使い方に特徴があり、モダンなインテリアにも難なく馴染みます。シンプルなシルバーのボックスフレームに額装してお届けします。

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 『文鳥とラン』RAKA 40cmx80cm アクリル画 38,000円(バリ島からの配送料込み)

私自身もEBEN氏の特大の作品(100cmx200cm)を自宅に飾っています。初めてバリ絵画に出会うきっかけとなったのが氏の作品でした。そこから、様々なスタイルを持つバリ絵画の幅広さ、奥深さに引き込まれ、バリ絵画を日本に紹介する仕事を始めました。

手頃な価格で日本人の感性にも合うバリの花鳥画、あなたの初めてのアートにいかがでしょうか。実物は5月18日(月)〜23日(土)@東京・京橋で開催予定の春のバリ絵画展2015でご覧になれますよ〜! 50点を一堂に展示しますので、花鳥画以外にも様々なバリ絵画のスタイルを楽しんでくださいね。

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