バリ&ロンボク旅日記 ちょっとアートな風景
こんにちは、坂本澄子です。
夏、あっという間に終わっちゃいましたね。急に肌寒くなり、慌てて長袖を出していたところに、今年もまた、写真家のTOMU SHIBAKIさんからバリ島とロンボク島の写真が届きました。その数、なんと2,098枚。どれも「あ〜、また、バリに行きたい!」と思うものばかり。この中から、皆様にもぜひ見ていただきたいなと思った、「ちょっとアートな光景」20点をセレクトしました。昨年もFacebookに投稿してご好評をいただいたTOMUさんの写真、ご一緒にお楽しみください。
のどかな田舎の風景がウリだったウブドにも開発の波が押し寄せ、その懐かしい風景が少しずつ変わりつつあります。寂しいと思う反面、伝統とモダンをうまぁくミックスして、新しい風景を作り出しているところが何ともバリ流だと思うことがよくあります。
ウブドにできた3階建ての新築のヴィラ。建築規制が厳しいバリでは、少し前まで3階建ては珍しかったのですが、今やこの形が定番なのだそう。その屋根の瓦にこんな可憐な白いお花が。プルメリアでしょうか。こんなちょっとしたところにも、バリのおもてなしの心を感じて、嬉しくなりました。
さて、いまバリで人気のホテルと言えば、アヤナリゾート&スパでしょうか。ジンバラン湾を見下ろす35mの崖の上に広がる広大な敷地。特に、絶景の夕日が楽しめるロック・バーは話題のスポットですが、それ以外にも様々なアートが、訪れる人の目を楽しませてくれています。
エレベータの扉が開くと、思わず目をひくオブジェたち。流木から伸びた足にガラスの靴。そして、壁にはそれらを取り巻く青いガラスのお皿が。何とも不思議な童話の物語のような世界に、時間を忘れて、見入ってしまいました。
バリに来て真っ先に感じるのは光の眩しさ。光と影の織りなす光景はそれだけで絵になります。バリアートショールームでご紹介している絵画作品にも光をモチーフにしたものが多いのはそのせいかもしれませんね。
そして、次はと言えばカラフルな色たちです。バリ島でスーパー・マーケットに行くと、所狭しと珍しい南国の果実が並んでいます。このピンクの果物はドラゴンフルーツと言って、ゴツゴツした皮を半分に切ると、あら意外、白い果肉に小さなツブツブの種。勇気を出して食べてみると、大人のバリの味がしました。
グロテスクな姿からは想像できないほどロマンチックなのがお花。真夜中に一夜だけ咲くのです。青みがかった白い花はまるで満月の光を受けて輝いているように見えました。
こちらはマンゴーの仲間でしょうか? 何だかわからないけど、見ているだけで楽しくなってきませんか。水玉模様を描いたら、まるで草間彌生さんの世界ですね。
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