大切な思い出をアートで残す2
こんにちは、坂本澄子です。昨年12月にご紹介した、「大切な思い出と花束をアートで残す」の第1号作品が完成しました。
ご注文くださったのは大田区のN様、外資系企業で管理職をされているキリリと素敵な女性です。つい最近、新たなステージを求めて転職され、以前の職場の同僚が集まった場で贈られた花束は、主役のバラが春の花たちにつつまれていました。そのパーティに参加していた関係で、今回の制作は私が担当させていただきました。
淡い紫のバラは今お花屋さんでも人気の品種で、「パフュームパープル」というその名の通り、とても優美な香りがするんです。その香りとともに春の風を感じながら描いていきました。背景にあるアルファベットはその日集まった方々のイニシャル。素晴らしい未来を予感させるよう、広がっていく構図にしてみました。
N様には「世界でたったひとつの私だけの絵。思い出の残り方が写真とは違って、心が豊かになる気がします」と喜んでいただき、私も本当に嬉しく思いました。
一作目を私自身が描かせていただいたことで、このご注文制作を続けていく上でとても重要なことを学んだ気がします。描くという行為は、その方の大切な思い出を共有すること。それはとても重いものでした。
お差支えない限りで、その花束を贈られたシチュエーションや、ご自身の思いを教えてくださいませ。描き手としてその思いを胸に制作に取り組めるよう、私はもちろん、バリ島の画家にもしっかりと伝えてまいります。
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「バリアートショールーム」では、大切な思い出と花束を、絵にしてお届けします。写真をお送りいただくだけで、約1ヶ月後には「世界にひとつだけの絵」が完成です。