次の土曜日はバリアートサロンへ
こんにちは、坂本澄子です。
3月25日土曜日、久しぶりのバリアートサロンを開催します。今回はなんとテレビカメラが入ります。
N放送協会さんのEテレ、人生の折り返し地点に差し掛かった私たちの世代を元気にしたいという新番組で、取り上げていただけることになりました。きっかけは2年前の「夕刊フジ」のコラム「人生二毛作」でご紹介いただいたときの記事。私のちょっと無謀な、会社員からの転身物語を読んでくださったプロデューサーさんから取材の申し込みがあったというわけです。
「本当に私でいいのでしょうか?」
正直悩みましたよ。だって、バリ絵画の仕事も絵描きになる夢も、まだまだこれからですから。もっとカッコよく成果を出している方が他におられると思ったのです。
「いえ。ビジネスをテーマにした番組ではなく、人にフィーテャーし、生き方を紹介する番組ですから」
「なるほど、そうですか」
中に向こう見ずな私のような輩が混じっていても、それはそれでいいかも…と、お受けすることにしました。
取材を受けて驚いたこと。こんなに?と思うほど、丁寧に取材をされるんです。あやふやに答えていると、それはどうしてですか?と鋭いツッコミが(^o^; でも、そのおかげで、この4年間を見つめ直すよい機会になりました。
実は、独立して1年が経った頃が精神的に一番辛かったのです。以前の私は、お客様から頼りにしていただき、部下からも頼りにされ(されてないか^o^;)、それなりに忙しい毎日を過ごしていたのが、いまの私は世の中の役にたっていると言えるだろうか。そんなふうに考えて、社会に繋がれない孤独や焦燥感に飲み込まれそうになったものです。
でも、いまこうして振り返ると、そのつらかった時期があったからこそと思うことが意外に多いのですよね…。そういえば、先日前職時代の仕事仲間と女子会をしたのですが、逞しい彼女たちも同じようなことを言っていました。
「絶好調のときよりも、むしろ苦しかったときに学んだことの方が生きているよね」
挫折したり、傷ついたりしながらも、夢を捨てきれずに走り続けるのは、若者たちの専売特許ではなく、私たちのような折り返し世代にもあてはまるのではないでしょうか。そんな思いを胸に、バリアートサロンでもお話しさせていただきたいと考えています。
取材&撮影が入りますとご案内したせいか、まだお席が残っています^o^; ぜひ遊びにいらしてください。私がバリ島で最初に出会った絵、この仕事を始めたとき背中を押してくれた絵、新たな方向性に気づかせてくれた絵など、この4年間のエピソードを盛り込みながら、バリ絵画の、そして、絵のある暮らしの魅力をお伝えできればと思っています。
第10回バリアートサロン、3月25日(土)14:00〜15:00。詳しくはこちらをどうぞ! お申し込みをお待ちしています!