2019.3.17
幻想的な満月の夜
こんにちは、坂本澄子です。
桜の開花がカウントダウンに入ってきましたが、
春の暖かさと思えば、冬の寒さに逆戻りの繰り返し。
冬物のコートがなかなか片付けられませんね。
今日は幻想的な風景画が持ち味の、ワルディタ(WARDITA)さんの新作をご紹介します。
’76年バリ島パヤンガン村生まれ。
まだ40過ぎの比較的若い画家さんですが、技術的な腕前はもちろん、心を映し出すような表現に長け、いつまでも見ていたくなる作品です。
シュピース・スタイルの画家として、自然と共存するバリ島の暮らしを描き続けています。
では、早速ご紹介します!
満月の夜に寺院の境内の大きなガジュマルの下に村人たちが集まり、奉納舞踊が行われているところです。
水に映る月光が幻想的な静寂さを感じさせ、青白い光と松明の温かみのある光の対比が、おもしろい効果を出していると思います。
鹿やうさぎ、猿たちなど野生の動物たちも静かに見守っている姿が、何とも微笑ましいですね。
そしてもう一点、こちらはアトリエで現在制作中の作品です。
水田に映る空の光の移り変わりがとても美しく、
朝靄のかかる遠景へと視線が運ばれていくように感じました。
制作途中ですが、素晴らしい作品になると予感させます。
詳しくはお気軽にこちらからお問い合わせください。
お待ちしています!