超初心者向け『スターウォーズ』のススメ
こんにちは、坂本澄子です。
先日、『スターウォーズ』を観てきました。『スターウォーズ』を観たのは、実はこのエピソード7が初めて。いままで何度も話題になりながら一度も観なかった最大の理由は続きものだから。途中から仲間の輪に入っていくおっくうさに似ていたかも知れません^o^; その私がついに重い腰を上げたのは、長く続くものの魅力って何だろうと思ったからなんです。
ジョージ・ルーカスが9つのエピソードからなるこの壮大な物語をひっさげ、『スターウォーズ』を世に出したのがかれこれ40年前。製作費用は乏しく、登場人物も無名の役者ばかり。撮影技術も進んでいない中、第1作目にエピソード1ではなく、あえて4を選んだことが、結果的にこのシリーズの大ヒットに繋がりました。この時、ハン・ソロ役に抜擢され、その後スターダムにのし上がったのがハリソン・フォード。C-3POやR2-D2などすっかりおなじみのロボットたちもここから生まれました。
で、感想ですが、素直に楽しめました。ほとんど息をつく間もなく観客をグイグイ引っ張っていく展開とアクションは、『ミッション・インポシブル』『007』など今話題の他の映画と比べて全くひけをとりません。
エピソード4で、宇宙船が画面を覆い尽くすように現れるオープニング・シーンの斬新さに当時驚かれた人は少なくないと思いますが、今回の始まりも少し形を変えながら、やはり「おおおー」と思わせてくれました。そして、何度も現れる惑星の町や大宇宙を見下ろす広角映像には最新のCG技術を駆使し、リアリティ満載。
一方、人間関係を丁寧に描写するあたりは、ヒロイン、ヒーローが代替わりしても『スターウォーズ』らしさに溢れていると思われた人は多いのではないでしょうか。物語が進むにつれ、ヒロインの出自が徐々に明かされていくあたりは、説明というよりは、観る人に自然に想像させるような作りになっています。随所にちりばめられたヒントは、観るたびに新たな発見をさせてくれそう。エンディングで謎の一部に対する答えを暗示され、「あー、次も絶対観るぞ〜」と思いながら、映画館を後にしたのでした。
3作で1セットですから、後何年も楽しめますよ。私のように今まで縁がなかった方にも、エピソード4、5、6をみて予習するという手間をかけてでも是非!とオススメしたい映画です。長く続くものは、それらしさを大切にしながら、時代が求めるものを取り入れて絶えず進化していますね。そうそう、観るならやっぱり3Dがおすすめですよ〜。
ということで、今回はバリ絵画とは関係ありませんでしたが、バリアートショールームもそんなふうに進化させていきたいという思いはしっかりと新たにしました^o^