秋のバリ絵画展スタート
こんにちは、坂本澄子です。昨日から秋のバリ絵画展が始まりました。第1期の『海を描かない作家たち』@渋谷Bunkamura Galleryは、バリ絵画の代表的なスタイルを一流作家の作品を通じてご紹介するもの。バリアートショールームで応援している9人の作家たちの作品11点を展示中です。
実は、セットアップ中にハプニングが。Bunkamura Wall Galleryは横幅が6mあります。額縁のサイズを含めてきちんと採寸し、絵と絵の間のスペースも考慮した上でレイアウトを決めたはずだったのですが、いざ現地で置いてみると入りきらないという事態が発生。「あれれ?」それでも無理矢理作業を続行していると、Bunkamuraのスタッフの方が「あんまりキチキチに飾らない方がいいですよ、一列抜きましょう」悩みに悩んでサイズの小さいGALUHさんの作品を外すことにしました。
しかし…、GALUHさんと言えば、バリアートショールームでもアクセスが最も多い人気アーティスト。しかも、バリ絵画を代表する一流作家と展示内容を謳っている以上、GALUHさんの作品がないなんて…。すると、スタッフの方が、イーゼルを持って来て下さり、ニッコリと「こちらにどうぞ」。これで何とか面目がたちました。
で、無事に迎えた初日、地下のミュージアムではレオナール・フジタ展、同じ1Fの向かいのGalleryでも美しい万華鏡や切り絵の展示をしており、アート好きな人が集まる場力のようなものを感じます。
嬉しかったことは、このサイトを見て足を運んで下さった方が回を追うごとに増えているということ。これは本当にありがたいです。サイトで事前調査して、実物を見ていただくが、「バリアートショールーム」のコンセプト。絵も人と同じで一期一会だと思うので、こういった出会いの場をワクワク感と共に、これからも継続したいと思いました。中には、私のプロフィールまで見て来て下さる方もあり、これには嬉しいやら、照れくさいやら。
通りがかりで見て下さる方の多くは「あら、安いのね」と驚かれます。はい、バリ絵画は決して安物の絵ではありません。でも、日本に比べて物価水準が低いので、その分、価格メリットがあるのは事実。それを享受していただける価格設定にしているのです。
ということで、今日もあなたのお待ちしています。渋谷Bunkamura Wall Galleryへのアクセスはこちらです。バリ絵画の歴史とスタイルがわかる小冊子を差し上げてます!