バリアートショールーム オーナーブログ
2013.4.13

【4月19〜21日】五感で楽しむアートスペース

夕刊フジの人気連載コラム「人生二毛作」で紹介していただきました。

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こんにちは、坂本澄子です。バリ絵画展「青い海を描かない作家たち」の開催まで後一週間となりました。会場で皆様とお会いできるのを楽しみにしています。今回、作品そのものはもちろんですが、絵を鑑賞する場にもこだわっています。題して「五感で楽しむアートスペース」。 私のビジネスの屋号を「アートスペースエス」とすることにしました。サイト名は変わらず「バリアートショールーム」です。いずれも名付け親はマーケティング業界で知る人ぞ知る中山マコトさん。中山さんとの出会いについては別の機会に譲るとして、素敵な名前をつけて下さったことに心からお礼申し上げたいと思います。ちなみに、エスはSpecialのSだそうです。 この「アートスペースエス」のゴールとして「五感で楽しむアートスペース」を目指しており、今回実験的な試みを幾つかやってみたいと考えています。今日はそれらをご紹介させていただきますね。

ゆっくりと時が流れていく

自然の奏でる音に包まれて
ゆっくりと時が流れていく

まず、視覚。一番はやはりバリ絵画の素晴らしさを皆様ご自身の目で確かめていただくことです。作品をより楽しんでいただくために、私の好きになったバリ島ウブドを知っていただきたい。そのためのお手伝いとして、現地で撮って来た1000枚以上の写真をスクリーンショーで上映します。 次に、聴覚。バリを訪れる度に感じること、それは自然の作り出す音です。ヴィラのすぐ下を流れる小川のせせらぎ、その向こうの田んぼから聞こえてくるカエルの声。椰子の木が風にそよぐ葉音。夜になると虫の鳴き声に交じって聞こえてくるガムランの音色。これらをバリから持ち込みたかったのですが、質が問題でした。そこで、バリの音ではないのですが、音の研究家の伝田文夫さんがこだわりにこだわって全国各地で自ら録音して来られた最高の自然音をモーツァルトに乗せてお届けします。 そして、嗅覚。バリと言えば朝夕捧げるお線香なのですが、狭いギャラリーに煙が充満しまっても…。そこで、バリの太陽の恵みをいっぱいに受けて育ったハーブのアロマをふんわりと。 味覚については悩みました。考えに考え、バリならではということで、ルアック・コーヒーを取り寄せました。コーヒー好きの方は会場で「ルアック・コーヒー」とお声掛けてください。希少なもののため、1日7杯限定でご用意。なくなりましたら何とぞご容赦下さい。

GALUH「残照の家路」 アクリル/紙 23㎝x31㎝

GALUH「残照の家路」
アクリル/紙 23㎝x31㎝

残念ながら触覚については今回ご用意できませんでしたが、次回に向けて、皆様からもアイデアをいただければ幸いです。その代わりにと言っては何ですが、GALUHさんの最新作がぎりぎり間に合いました。小品ながら、朱色に染まる残照がとても印象的で存在感のある作品です。是非会場でご覧になって下さいね。 では、27点の作品たちとご来場をお待ちしています。

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