自然と繋がり、人間らしく生きる
こんにちは、坂本澄子です。
先日、久し振りにロードショーに行ってきました。観たのは『かぐや姫の物語』(スタジオジブリ作品)。誰もが知っている『竹取物語』を高畑勲監督はどのように料理したのだろうと、14年ぶりの氏の新作にワクワク、そわそわ出かけました。声の出演がすこぶる豪華キャストで、求婚者のひとり車持皇子は「顔がそっくり、これはもしや…」と思ったら案の定橋爪功さんだったり、「良家の姫君とあろうもの」が口癖のご教育係を高畑淳子さん、竹取の翁にはこの作品が遺作となった地井武男さんなど、ぴったりの配役にじーんと来たり、大笑いしたり。
この映画が伝えたかったこと、それは自然の中で、人間本来の姿でのびのびと生きることの大切さではないかと思いました。自然+人間本来の姿…最近、気になっているキーワードです。私がバリに惹かれたのもまさにこれだからです。自然とそこに宿る神々に畏敬と感謝を持ち、その圧倒的な大きさに委ねて素朴に生きる姿。そこにはいまの日本人が失いつつある大切なことがたくさんあると感じています。
そんな中、ガルーさんにお願いしていた新作が2点揃いました。心の中にある神様のイメージを表現してくださいとお願いしたものです。朝夕それぞれの静謐さの中で神様を身近に感じる時間を描いてくれました。こうしてみていると、静かな気持ちになれますね。
慌ただしい毎日の中で、少しでも自分自身にかえる時間を持つことはとても大切だと思います。小さめの23cm×31cmサイズ(本体)ですから、ちょっとしたスペースに飾っていただくことができます。また、以前ご紹介したお客様のように飾る場所を固定せず、ご自分の前に持ってきて、好きな音楽を聴きながら、あるいはいいお酒をちょっとだけいただきながら、自分だけの素敵な時間を過ごすのもいいですね。このサイズのガルーさんの夕景作品を購入下さったお客様からは、「毎日玄関でお帰りなさいと迎えてもらっています。美術館も所蔵する一流作家の作品がある生活、ちょっと自慢です」と嬉しいお便りをいただきました。
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