バリアートショールームのこれから
こんにちは、坂本澄子です。
人からどう見られるかをずっと意識していました。少しでもよく見られたいと、洋服、バッグ、時計….と、ブランドにこだわった時期もありました。でも、ある時から自分が楽しいと思えるかどうかを大切にしたいと思うようになりました。
また、非日常だけでなく、多くの時間を過ごす家という場所をさらに心地よい空間にしたいと思うようにもなりました。家具や照明にこだわったり、絵を飾ったり。
音楽や演劇はその場所に行かないと本物を味わえないけど、絵は自分のうちで日常の愉しみとすることができるんですよね。私も最初は複製画を飾っていたのですが、本物の絵が部屋にあると全然違います。インテリアとしての装飾効果はもちろんですが、一流画家の描いたものを持っているという心の豊かさはまた格別です。
「一流」と言ってもいろいろ定義がありますが、美術館で所蔵されている画家の作品は多くの人々の目に触れることで色んな意味で磨かれています。また、有力ギャラリーが個展を開催し多くのファンを持ついわゆる「完売作家」は新作はもちろん、二次流通の絵画オークションでも安定した値段がついています。
残念ながら、日本の一流作家の原画なんてフツーの人には手が出ません。でも、物価が5分の1以下のバリ島の絵画なら、16世紀から続く伝統に裏打ちされたすぐれた作品が「手の届く価格」で買えるのです。
<作家別の美術館所蔵状況と絵画オークション(LARASATI)での実積>
作家名 | 作品イメージ | プリ・ルキサン 美術館 |
ネカ美術館 | アルマ美術館 | 絵画 オークション |
ガルー | ◉ | ◉ | |||
ウィラナタ | ◉ | ◉ | ◉ | ◉ | |
ソキ | ◉ | ◉ | ◉ | ◉ | |
アリミニ | ◉ | ◉ | |||
ラバ | ◉ | ||||
アンタラ | ◉ |
そんな想いがあって、今後はバリの一流作家の作品に注力していこうと考えています。
これまで『気軽に飾れるバリアート』のコーナーでご紹介してきた作家の作品はビジネスパートナーのアートルキサンさんにお願いし、バリアートショールームは「ウェブで調べて、実物を観て購入できる」をコンセプトにミュージアム作家による絵のある暮しを提案していきます。5月下旬公開予定でサイトのリニューアルも準備中です。
本物の絵は美しいだけでなく、気持ちをほぐしてくれたり、ある時は励ましてくれたりと、その時々に応じた寄り添い方をしてくれます。また、心の引き出しから懐かしい記憶を甦らせ、目の前にある絵+イマジネーションという立体的な愉しみ方ができます。
本物の絵のある暮しを始めてみませんか?
これからもバリアートショールームをどうぞよろしくお願いします!