蓮、睡蓮… 夏の花が思い出させてくれるもの
こんにちは、坂本澄子です。あっという間にお盆も終わり、「行ってしまわないで〜、夏」といった今日この頃ですが、お元気でお過ごしですか? 早く涼しくなってほしいと思う一方で、あと少しだけ夏でいてほしいと願うのはわがままでしょうかね^_^;
夏の花というとまず思い浮かべるのが、ひまわり、あさがおですよね。夏休みの宿題には、あさがおの観察日記、ひまわりの絵と大活躍してくれました。それがある時期から、その不思議な形とエキゾチックな雰囲気にひかれて、私にとっては蓮が夏の花に。大きくふくらんだつぼみが、早朝まだ誰も起きていない時間にポンと微かな音をたてて開くのだと(真偽のほどは不明)聞いたのはかれこれ20年前。私の蓮に対する関心は急上昇し、その頃住んでいた家のお風呂の壁にペンキで蓮の絵を描いたくらいです^o^。木造の古い家だったため、冬は震えながら入るほど寒〜いお風呂場。写真の通りお恥ずかしい絵ですが、黄色に塗った壁の上にピンクの花びらが大きく開いた蓮は、南国に対する憧れを感じさせ、穏やかなひとときを過ごせたものです。当時はまだバリのバの字も縁がなかった私ですが、今思うと、潜在意識の中にまだ見ぬ島への憧憬があったのかも知れませんね。そして、その気持ちは今もずっと続いています。
最近、蓮や睡蓮に対して、一種独特な感情を持っているのはどうやら私だけではないと感じることが多くなりました。万人うけをするのはひまわりだけど、蓮もある種の人たちから根強い支持を受けているようです。そこで今日は、「バリアートショールーム」の作品から蓮と睡蓮をご紹介します。過ぎ行く夏に今しばらく留まっていてほしいとの願いを込めて20%Offの特別価格です。こんな私の蓮論(?)に共感いただける方は、ぜひ作品の方もじっくりご覧になって下さいね。
蓮はTIRTA, 睡蓮はGAMAの作品です。蓮は意外に葉っぱが難しいのですが、TIRTAさんの描く蓮のしなるような茎のしなやかさ、不規則な形の葉っぱの連なりがとても気に入っています。GAMAさんもその睡蓮好きは筋金入り。自宅アトリエ&ギャラリーには写真の通り、熱帯睡蓮を描いた作品が所狭しと掛けられているんですよ。ちなみに、蓮も睡蓮もスイレン目の植物で、ヨーロッパでは両方を総称してLotusと呼んでいるそうです。
写真をクリックしていただくと、作品全体の写真がご覧にいただけます。冷たいものでも飲みながら、ごゆっくりどうぞ!