あのAntara氏の作品が20%off
こんにちは、坂本澄子です。
Antaraファンの皆さま、お待たせしました。好評開催中の『2015 歳末感謝セール』でAntara作品も特別価格となりました。しかも、20%off。
風景画や花鳥画に比べて、人物画はちょっぴり敷居が高いと思っておられるあなたに、その作品の魅力をお伝えしたくて、思い切った価格にさせていただきました。
アンタラ氏は本国インドネシアでも最も注目すべき若手画家として、ジャカルタ、シンガポールなどの名門ギャラリーでその作品が扱われています。
バリ島の文化、暮らし、自然の美しさなどを伝えたくて画家になったといいます。自然と人間との調和を追求しているうちに、氏の作品に人物は欠かせないものとなりました。彼の自宅にも人物を描いた作品が飾られ、静かな存在感を放っていました。(写真:『BRIDGING TWO WORLDS』Gallery HADIPRANA発行より)
さて、お届けするのはアンタラ氏に制作を依頼した『Balinese Beauty 4部作』、いわゆる美人画です。様々な人物を描き続けてきた氏に、年齢によって異なる女性の美しさを描いてほしいとお願いしたもの。7歳、13歳、17歳、21歳、それぞれの年齢にふさわしい輝きをまとっていると思いませんか。
技法はミクストメディア。砂を混ぜて下地を作り、その上にアクリル絵具と油絵の具を用いて描くという独特な方法です。上の写真はギャラリーでスポットライトをあてて撮影されたものですが、光が吸収されて人物が浮かび上がるように見えるのがおわかりでしょうか。(両端の2点『秘密よ』、『Balinese Beauty』がわかりやすいです)
さらに、注目いただきたいのは、作品の中に描かれたバリ島の文化です。衣装に使われている伝統織物は、細部の模様に至るまで正確に再現されています。
左から2点目の『夢見る頃』にはトゥンガナン村に伝わるグリンシンという織物が描かれています。縦糸、横糸をそれぞれ染めた後、2つの糸を合わせながら模様に織り上げていく、世界でも珍しいダブルイカット技法で織り上げたものなのだそうです。これも画家のバリ島を愛するがゆえのこだわりですね。
そんな魅力いっぱいの作品、この機会をどうぞお見逃しなく。これらの作品はリクエストいただければ「第6回バリアートサロン」に展示いたします。また、関東にお住まいの方はぜひ「ご自宅でお試し」もご利用くださいませ。
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アンタラ特集記事 アトリエを訪問しました
第6回バリアートサロン 11月29日(日) 11:00-12:00
ご自宅でお試しできます 関東にお住まいのお客様限定