バリアートショールーム オーナーブログ
2013.4.20

素晴らしい出会い

こんにちは、坂本澄子です。昨日からバリ絵画展がスタートし、同じタイミングでホームページを全面公開しました。ブログだけが先行した状態だったにも関わらず、多くの方に「バリアートショールーム」を訪れていただき、時には温かい励ましのコメントをいただきました。本当にありがとうございます。

今日はこのホームページを立ち上げるにあたり、大変お世話になった株式会社シンクマックスの加藤朝子社長、そして以前のブログにも書いた中山マコトさんとの出会いをご紹介したいと思います。

バリ絵画に強く惹かれながらもキャリアチェンジへの第一歩が踏み出せなかった頃、たまたま駅の本屋で目に入った「フリーで働く!と決めたら読む本」がきっかけでした。そのタイトルは、私のその時のもやもやした心の中にすっと入っていくのを感じました。引き寄せられるように手に取ると、電車の中で降りる駅を乗り過ごしてしまうのも構わず、むさぼるように読みました。まるで私のために書かれたと思えるくらい的確に、不安に思っていたことのひとつひとつに対する答えがそこにありました。もうお分かりかも知れませんが、その著者が中山さんです。

中山さんは今では著書を20冊以上(私が読んだのはその当時最新作でした)もお持ちの、業界でも知る人ぞ知るマーケティングのプロです。しかし、独立当初は色々なご苦労もされ、もがきながら学んだ経験とそこから来るアドバイスがご自身の言葉で熱く語られていました。その中で特に私の心を捉えたのは、万人にウケることを目指すのではなく、「あなたの能力を心から必要としているのはどんな人なのかを徹底的に考えよ」という言葉でした。まさにタイトル「フリーで働く!と決めたら読む本」が好例の通り、あるピンポイントな状態にある人(=自分の能力を生かせる相手)にシンプルだが一旦刺さると抜けない言葉で語れと言われていました。私はバリ絵画の物販自体をやりたかったのではなく、私の生き方、考え方を含めて共感して下さる方(お客様)と絵画という表現手段を通じて一生もののおつきあいをしたいと思っていましたが、それが市場として存在するのかについては不安がありました。それに対する答えが上記の言葉だったのです。私は背中を押されるのを感じました。

中山さんは私のやりたいことを一通り聴いて下さった後、そのメッセージを「必要としている人の心」に届くようにするためのホームページの設計図を提案し、それを構築する制作会社としてシンクマックスの加藤さんを紹介して下さいました。加藤さんもWebマーケティングのプロとして素晴らしい働きをして下さいました。私は時々思いつきで突っ走ってしまうところがあるのですが、加藤さんのいい意味での頑固さが、最初に決めた基本コンセプトという根幹部分で軸足がぶれてしまわないよう守ってくれました。それは「ここに、あなたが知らないバリがある」に表現されています。スタッフの坂東さんも初めてだらけの私の質問にいつも迅速に対応して下さいました。お二人に共通していたのは、「それは私たちの仕事の範囲ではありませんと線を引く」事なく、自分たちの価値は私のビジネスが成功して、つまりその先のお客様に何らかの価値を与えて、その結果としてビジネスをいただけて「なんぼ」だという姿勢を貫き、常に同じ目線で物事を一緒に考えて下さったということです。私も前職でITに関わった経験がある者として、最期の一週間はシステムの稼働に不安がありましたが、最期まで仲間として一体感を持ち続けることができたのは、まさにこの点によるものと思います。

私は前職時代にも優秀な仲間と志を同じくし苦楽を共にして働くことに大きな喜びを感じていましたが、今回も同様、ここにご紹介した仲間たちがいなければこのサイトは実現できなかったし、新たなビジネスのスタートをきる事もできなかったと思います。この場をお借りして、中山さん、加藤さんに深くお礼を申し上げると共に、素晴らしい仲間がこのホームページ、そして私の活動そのものを支えてくれているのだということをお伝えしたいと思います。まだ始まったばかりで、改善すべき点、新たに取り組むべき点が多々あると思いますが、このサイトが皆様のお気に入りのひとつとなり、皆様に対する何らかの価値を提供する場となりますよう努力を続けていきたいと思います。

素晴らしい出会いへの1件のコメント

  1. 投稿者加藤 朝子

    ご紹介いただき、どうもありがとうございます!
    サイトはオープンしましたが、始まったばかりですね。今後ともよろしくお願いします。

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