ハンサムでチャーミングな女性たちへ
こんにちは、坂本澄子です。
寒い寒いと思っていましたが、ふと気がつくと夕方になっても「あら、まだこんなに明るい」と驚かされます。今日はかなり気温が上がり、思わずコートを脱ぎたくなったほど。春の訪れももうすぐですね。
さて、先日テレビを見ていたら、久しぶりに中村江里子さん。フランス人と結婚し、パリで活躍中です。ファーのついたマスタード色のコートが、きりりとした顔立ちにとてもよく似合っていました。彼女がナビゲーターとして紹介していたのが、ブルガリのローマ本店。
もともとは銀細工のお店で、一点物の高級ジュエリーを扱うようになったのは1920年代から。その名を世界に轟かせたのは、エリザベス・テイラーによるところが大きいと言います。そのため本店にはエリザベス専用の部屋が設けられ、当時つきあっていた恋人とそこで頻繁に逢い引きをしていたのだとか。裏口に抜ける秘密の出入り口まである徹底ぶりです。その恋人に贈られたという、大粒のエメラルドが燦々と輝くネックレスは、お値段なんと4億7千万円。
はああ〜、こりゃ別世界だわ、とため息をついていると、ブルガリのデザインにはローマの街の風景からヒントを得たものも多いと聞き、俄然興味が湧きました。
たとえば、幾何学模様がシャープで知的なパレンテシですが、これはローマ市内にある歩道の敷石のつなぎ目の形からイメージしたもの。また、イチョウ型のデザインが特徴のディーヴァは、古代ローマのカラカラ浴場の床のタイル(写真)からヒントを得たのだそうです。
自身もブルガリのファンという江里子さん、ディーヴァの最新作のネックレスを試着させてもらい、頬を上気させながら語った言葉がとても印象的でした。
「娘、そして孫、さらに…と『おばあちゃんが頑張って仕事して買ったのよ』って、大切に受け継いでいきたいものですね」
いまやジュエリーは、男性からプレゼントしてもらうものから、ガンバって仕事をして自分で買うものへと、時代は変わりつつありますね。これってとてもいいことだと思います。
そんなハンサムな女性たちに、一点また一点と頑張った数だけコレクションとしておすすめしたいのが、女流作家ガルーの小品。女性ならではのやわらかな視点が、静謐な光の風景に溢れています。
時間があるとご主人のバイクに二人乗りして、お気に入りの場所へと出かけるのが彼女の習慣。そんな記憶の引き出しから様々な風景を取り出し、頭の中で作品の構図を組み立てるのが最高に楽しい時間なのだそう。これはジュエリーのデザイン作りに似ていますね。
そんなふうに描かれた作品がこちら。
左: 『花を探して』 Galuh アクリル画, 右: 『椰子の実の収穫』Galuh アクリル画
いずれも23cmx31cmの小さな作品で、額縁を揃えて飾っていけば、統一感のあるインテリアにもなりますし、何よりこの静かな風景が穏やかな気持ちにしてくれます。
バリバリ仕事をしながら、細やかな心遣いや優しい笑顔を見せられるチャーミングな女性が増えると、日本はもっともっと素敵な国になるんじゃないかしら。
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アタマとカラダのメンテナンスに
こんにちは、坂本澄子です。
最近、私の周囲には心身をよい状態に保ち、アタマをクリアにすることに並々ならぬ関心を持ち、努力している人たちが増えています。
ランニングを始めたと思ったら、いつの間にかフルマラソンを走ってしまう人も結構いて、そんな人に話を聞くと、走り出してしばらくした頃からどんどん体調がよくなり、マラソンに出ることで新たな目標もできて、とても充実していると言います。また、脳の活性化のために、ココナッツオイル入りのコーヒーだけを朝食に毎日続けている人もいます。
確かに、この年代になると、体力や脳力ともに衰えたな〜って感じる瞬間、ありますよね。
実は先日、原っぱに着いたとたんにケン(フレンチ・ブルドッグ14㎏)が猛走、ついて行けずにハデに転倒しちゃいました。顎を擦りむいてトホホな気分。それから、話している時に固有名詞の出てこないことと言ったら…嗚呼、もどかしい^o^;
カラダとアタマにいいことは、人それぞれにやり方があると思いますが、基本的にはカラダとココロが欲するものをよく味わって食べ、一緒にいて心地いい人との時間を大切にし、ワクワクすることを楽しんでいれば、心も身体も脳もイキイキするのではないかと、思っています。
私の場合、走るのは気が重いですが、ケンとの散歩はとてもいい影響を与えてくれています。雨が降らなければ、毎日1時間以上、街を探検するように歩いています。初めての道はもちろん、いつもの道にも何かしら新しい発見があり、それが絵を描く上でもヒントを与えてくれることがあります。
ワクワクするための選択肢は色々あります。旅に出る。絵を鑑賞する。映画をみる。読書する。美味しいものを食べる。オシャレしてショッピングに出かける。ドライブする…などなど、欲張りな私はあれもこれもと。。絵が他のものとはちょっと違うと思うのは、他のものがその時で終わってしまうのに対して(もちろん思い出は残ります)、何度でもいい気分が味わえ、新しい発見があるということです。
そんな絵をアタマとカラダのメンテナンスのアイテムに加えてみませんか?あなたの大切なワンちゃん、ネコちゃんを絵にすることもできますよ。
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気軽に飾れるバリアート お求めやすい価格帯の作品
バリ島の美術館に選ばれた作家たち 長く愉しめるいい作品なら
バリの音と風景画
こんにちは、坂本澄子です。
昨日、JALの機内誌「JAL SKYWARD」の2月号が届きました。前座席のポケットに入っているので、愛読されている方も多いのでは。かく言う私も毎号楽しみにしている雑誌のひとつ。丹念な取材を通じて、その土地の風物や人々の素顔が紹介される旅の記事は、いつも旅情を誘います。
その「SKYWARD」にバリ島が紹介されていました。「音、降る島へ」というタイトルの通り、ガムランの音色に関するお話をテーマに、バリ島の自然や暮らしが丁寧に紹介されており、既に知っていることであっても、的確かつ美しい言葉で綴られると、新たな共感を呼び起こします。
「深い森の中を歩いていると、ふと不思議な感覚にとらわれた。周囲を包み込む様々な音が、突如、整然としたリズムをもつひとつの音楽のように耳に響き始めたのだ」という冒頭の文から、「そう、そう!」と引き込まれ、7ページの特集を一気に読みました。そういえば、私も夜更かしして本を読みながら、風に揺れる椰子の葉擦れや川のせせらぎ、カエルやトッケイの鳴き声などとともに、時折交じるガムランの低い音色。そんな音を、まるで音楽のように感じたことがもありましたっけ。
へえ〜と思ったのは、楽隊を持つバンジャール(村の地域共同体)ごとにそれぞれ異なる音色があるということ。ガムランというのはご存知の通り、青銅と竹から作られる鍵盤打楽器によるオーケストラ。その歴史は紀元前に東南アジア一帯に興った青銅器文明・ドンソン文化にまで遡り、豊富な楽器の種類と編成によって、奏でる音色は随分変わってくるのだとか。
バリ島のガムランには「コテカン」と呼ばれる特有の入れ子構造のリズム技法があり、人によって楽器を叩くリズムを変えているのだそう。音の数とリズムの違いからくる音の粒ひとつひとつが、まるで「点描画のようにその場を埋め尽くす」というわけです。バリのガムランに感じる多重的な広がりはここから来ていたのかと納得。
絵にもそんな多重的、多次元的な広がりを感じることがあります。女流作家ガルー(Galuh)の描く幻想風景画はそんな不思議さを感じさせてくれる魅力に包まれています。目で見る風景の広がりに加えて、先ほどからの様々な音や土の匂い、足先にあたる柔らかい草の感触などが、まるでその場にいるかのような感覚を伴って迫ってきます。
「私が感じたものを、絵を見る人にも感じてもらい、穏やかな気持ちになってもらえれば。そんなふうに考えて、いつも絵を描いています」と言ったガルーさん。バリの様々な音の中で、今も耳に残る彼女のやわらかな声が、一番心地よいかも知れません。
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ガルー作品ページ 美人人気画家が描く幻想的な風景画
故宮博物院に行ってきました
こんにちは、坂本澄子です。
かれこれ30年前。明け方まで仕事、朝の便を寝過ごして、せっかくの台湾行きを逃した悔し〜い経験を持つ私。(ちなみに会社のコンベンションで上司から大目玉をくらいました)以来訪れる機会がなったのですが、この度ついに、「寒い日本を脱出して、おいしいものを食べて、悠久の歴史に触れよう」と意気揚々と羽田から飛び立ちました。
ところが、、着いた翌日から台湾は40年ぶりの大寒波。台北市内でもみぞれがちらつくほどの寒さに、「台湾って沖縄よりもさらに南じゃなかったっけ〜」 後から知ったのですが、沖縄でも雪が舞う寒さ、本来亜熱帯の一帯がすっぽりと寒気団に覆われたのですね。
今回の旅の目的は国立故宮博物院。79万点もの所蔵品を持つ、世界四大ミュージアムのひとつとあって、朝から大混雑です。7割が中国本土からの観光客で、銀座で見るたくましい彼らの姿はここでも健在でした。3階建ての広い建物ですが、12000点分のキャパの展示スペースは、書物を除いた約10万点をローテーションしているのだそう。全部見るには何年もかかります。
故宮博物院で真っ先に思う浮かぶのは、やはり「翠玉白菜」ですよね。残念なことに、台湾南端にある別館でここ何ヶ月間か展示しているそうで、そこにはありませんでした。私ががっかりしたのを見かねたガイドの曾さんが「故宮博物院のナンバー1は実はこれなんです」と案内してくれたのが、青銅器の展示室にある「毛公鼎」と「宗周鐘」。いずれも西周晩期といいますから、今から3000年近く前に作られたものです。写真では小さく見えますが、「毛公鼎」は直径が47cmもある大鍋で、煮炊きをするのに使用されたものだそうです。
驚いたのは、そこに刻まれた500字の銘文。篆書体(てんしょたい)と呼ばれる漢字の前身を用いて、その時代の有力者の偉業が記録されています。3000年前と言えば、日本では石器のもりで動物たちを追いかけて狩りをした時代ですよ〜。同じ頃、既に階級社会が発達し、文字を持ち、政治が行われていたことを知る、重要な史料です。
ちなみに「翠玉白菜」は貸し出しても、この2点のお宝は門外不出だそう。
同じフロアで、清の乾隆帝のコレクションの展示をやっていました。貴重な材質、珍しい細工を施した作品の数々が並ぶ中、写真の象牙球「鏤彫象牙雲龍文套球」は超絶な工芸で、ひときわ目を引きました。
直径12cmの球体の内側にまた別の球があり、そのまた内側にも…というふうに、全部で24層の球体が重なり、どれも自在に回転するのです。もちろん後から重ねたのではなく、外側の球体から順番に彫り出して形作ったもの。いずれの層もレースのように美しい彫刻がほどこされ、一番外側には龍の姿がありました。貴婦人のように優美な全体像はこちらでどうぞ。
こうして台湾を訪れて思ったのは、中国本土を含めてすごい国だということ。そして、歴史の中で日本との接点が多いことを改めて感じました。漢字もそうですし、展示品の中には、これは日本にもあると思うものがいくつかありました。一方、日本の美術品の多くは、前々回のブログでご紹介した浮世絵のように、海を渡り日本を離れてしまっているのが残念です。経済や技術だけでなく、芸術面においても日本はもっと誇りを持っていいのではないでしょうかね。
お隣の国々との関係が転換期を迎える中、色々なことを考えさせられました。30年前ではなく、このタイミングで行けたことは意味があった、そう思える旅になりました。
絵は非日常への扉
こんにちは、坂本澄子です。
本物の(一点ものの肉筆画)絵のある、心豊かな暮らしをお届けしたくて、3年前にこの「バリアートショールーム」を立ち上げました。バリ絵画にこだわっているのは、特にこれから絵を持ちたいと考えておられる方にとって、よい選択肢だと思うからなのです。
しかし、絵を持つ目的はあくまでも、「感性を高め、豊かな時間を過ごすこと」ですから、このブログではバリ絵画に限らず、いろんなことを書かせていただいています。前回も浮世絵の話に「???」と思われた方も多いかも知れませんが、作品は何であれ、それをどう楽しむかという点では同じではないかと思っています。
そんな私がどんな人間かを知っていただきたくて、今日は私自身が描いた作品の中から気に入っているものをふたつご紹介したいと思います。どうぞおつきあいくださいませ。
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絵は30代半ばから描き始めました。週末に子供と一緒に何かしたいと思っていたところ、たまたま駅前で絵画教室のポスターを見つけました。それ以来、細く長いおつきあい。私にとっては絵を描くことは、非日常への扉のようなものなのです。身近に見たものを描きながらも、ちょっと別世界に行ってみたいという願望が現れているかも知れません。
『月夜のミモザ』(2010年パステル)
ミモザは春先に黄色い小さな花を房のように咲かせます。大阪に住んでいた頃、駅から自宅まで続く急な坂道を、私はよく仕事のもやもやを抱えたまま帰っていました。
ちょうど中間点あたりにその樹はありました。息が上って中断した思考の隙間に、夜目にも鮮やかな色彩が飛び込んできました。私はしばらく呆然と満開の花を見ていました。花の向こうにはぽっかりと満月が浮かんでいました。孤独な気持ちにそっと寄り添うように、花と月の精が舞い降りてくるように感じました。
『虹色のバラ』(2014年ミクストメディア)
友人が転職したときに、仲間うちでお祝いにプレゼントしたバラです。お礼代わりに送られてきた写真には、ワインボトルに飾られた姿が写っていました。「どうしてこんな色になるのだろう」と考えながら、いつまでも眺めていました。
そのうち、ガラスの中の小さな空間が、自分の内面の世界に重なりました。物理的にはちっぽけな空間ですが、無限に広がっていく小宇宙のように思えてきました。そこに咲く花はこんな色をしているかも知れません。
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冒頭に書かせていただいた、バリ絵画がよい選択肢である理由ですが、私は次のように考えています。
- 16世紀から受け次がれてきた伝統的技法が西洋技法と出会い、磨かれさらに進化、質の高い作品が多い
- 著名作家の作品でも手が届く価格で購入できる(物価水準の違いによるもの)
- 幅広いジャンルがあり、好みにあうテイストの作品が選べる
まずは「お求めやすい価格帯の作品」から、非日常への扉をあけるきっかけ作りはいかがでしょう。それとも最初からいいもの志向でいきますか?
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気軽に飾れるバリアート ・・・お求めやすい価格帯の作品がずらり
バリ島の美術館に選ばれた作家たち ・・・バリ絵画を代表する著名作家の作品
大切な思い出をアートで残す2
こんにちは、坂本澄子です。昨年12月にご紹介した、「大切な思い出と花束をアートで残す」の第1号作品が完成しました。
ご注文くださったのは大田区のN様、外資系企業で管理職をされているキリリと素敵な女性です。つい最近、新たなステージを求めて転職され、以前の職場の同僚が集まった場で贈られた花束は、主役のバラが春の花たちにつつまれていました。そのパーティに参加していた関係で、今回の制作は私が担当させていただきました。
淡い紫のバラは今お花屋さんでも人気の品種で、「パフュームパープル」というその名の通り、とても優美な香りがするんです。その香りとともに春の風を感じながら描いていきました。背景にあるアルファベットはその日集まった方々のイニシャル。素晴らしい未来を予感させるよう、広がっていく構図にしてみました。
N様には「世界でたったひとつの私だけの絵。思い出の残り方が写真とは違って、心が豊かになる気がします」と喜んでいただき、私も本当に嬉しく思いました。
一作目を私自身が描かせていただいたことで、このご注文制作を続けていく上でとても重要なことを学んだ気がします。描くという行為は、その方の大切な思い出を共有すること。それはとても重いものでした。
お差支えない限りで、その花束を贈られたシチュエーションや、ご自身の思いを教えてくださいませ。描き手としてその思いを胸に制作に取り組めるよう、私はもちろん、バリ島の画家にもしっかりと伝えてまいります。
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「バリアートショールーム」では、大切な思い出と花束を、絵にしてお届けします。写真をお送りいただくだけで、約1ヶ月後には「世界にひとつだけの絵」が完成です。
超初心者向け『スターウォーズ』のススメ
こんにちは、坂本澄子です。
先日、『スターウォーズ』を観てきました。『スターウォーズ』を観たのは、実はこのエピソード7が初めて。いままで何度も話題になりながら一度も観なかった最大の理由は続きものだから。途中から仲間の輪に入っていくおっくうさに似ていたかも知れません^o^; その私がついに重い腰を上げたのは、長く続くものの魅力って何だろうと思ったからなんです。
ジョージ・ルーカスが9つのエピソードからなるこの壮大な物語をひっさげ、『スターウォーズ』を世に出したのがかれこれ40年前。製作費用は乏しく、登場人物も無名の役者ばかり。撮影技術も進んでいない中、第1作目にエピソード1ではなく、あえて4を選んだことが、結果的にこのシリーズの大ヒットに繋がりました。この時、ハン・ソロ役に抜擢され、その後スターダムにのし上がったのがハリソン・フォード。C-3POやR2-D2などすっかりおなじみのロボットたちもここから生まれました。
で、感想ですが、素直に楽しめました。ほとんど息をつく間もなく観客をグイグイ引っ張っていく展開とアクションは、『ミッション・インポシブル』『007』など今話題の他の映画と比べて全くひけをとりません。
エピソード4で、宇宙船が画面を覆い尽くすように現れるオープニング・シーンの斬新さに当時驚かれた人は少なくないと思いますが、今回の始まりも少し形を変えながら、やはり「おおおー」と思わせてくれました。そして、何度も現れる惑星の町や大宇宙を見下ろす広角映像には最新のCG技術を駆使し、リアリティ満載。
一方、人間関係を丁寧に描写するあたりは、ヒロイン、ヒーローが代替わりしても『スターウォーズ』らしさに溢れていると思われた人は多いのではないでしょうか。物語が進むにつれ、ヒロインの出自が徐々に明かされていくあたりは、説明というよりは、観る人に自然に想像させるような作りになっています。随所にちりばめられたヒントは、観るたびに新たな発見をさせてくれそう。エンディングで謎の一部に対する答えを暗示され、「あー、次も絶対観るぞ〜」と思いながら、映画館を後にしたのでした。
3作で1セットですから、後何年も楽しめますよ。私のように今まで縁がなかった方にも、エピソード4、5、6をみて予習するという手間をかけてでも是非!とオススメしたい映画です。長く続くものは、それらしさを大切にしながら、時代が求めるものを取り入れて絶えず進化していますね。そうそう、観るならやっぱり3Dがおすすめですよ〜。
ということで、今回はバリ絵画とは関係ありませんでしたが、バリアートショールームもそんなふうに進化させていきたいという思いはしっかりと新たにしました^o^
お部屋にシミュレーション
こんにちは、坂本澄子です。水曜日のブログをお休みさせていただき、ゴメンナサイ。新年最初の一週間、「やっと終わった〜」と週末を迎えられた方も多かったのではないでしょうか。寒さも増してきましたので、お身体には気をつけてくださいね。
さてさて、最近お問合せが増えてきました。めちゃめちゃ嬉しいっ^o^ だって、展示会以外ではお客様と直接触れ合う機会があまりなく、こうして黙々と発信する日々、結構孤独なんですよ〜。
で、そのお問い合わせ、どんな内容かと言いますと、新居に飾る絵を探しておられる方、それから注文制作のご相談が多いんです。結婚でお引越し、マイホーム購入..など様々ですが、新生活への夢と希望いっぱいのオーラが文章からじわじわ〜っと伝わってきます。いいですね〜。オメデトウゴザイマス。
先日も、あるお客様から絵のサイズに関するお問い合わせをいただきました。「新築した自宅のリビングに大きな絵を飾りたいけど、どのくらいの大きさの絵を選べばいいの?」
そのお気持ち、よくわかります。実際の作品を見て選んでも、飾ってみたら意外に大きかったor小さかったというのはあります。ましてや写真だけでは、なかなか感じがつかめませんよね。壁の大きさはもちろんですが、飾ったときのしっくり感は、部屋全体の大きさや家具、建具とのバランスも影響しているのです。
そこで最近こんなサービスを始めました。お部屋の写真を送ってくだされば、ご希望の作品を飾ったところをシミュレーション画像でお届けするというもの。
例えば、こんな感じ。
同じ縮尺で作品を合成してお返しします。(1日程度お時間ください)
額縁で印象が変わることも結構あります。
いかがですか、ちょっとイメージ湧いてきませんか。気に入った作品が見つかりましたら、お問い合わせフォームでお気軽にご依頼ください。もちろん無料です。
この合成作業、かなり原始的な方法でやってます。画質等についてはこの程度でお許しください〜^o^;
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バリ絵画とインテリアのヒント 小物を使ったアレンジの参考にどうぞ
2016 謹賀新年
こんにちは、坂本澄子です。
新年あけましておめでとうございます。今年は5年ぶりに東京で新しい年を迎えました。朝6時、外はまだ真っ暗。南東の空高く木星が明るく輝いていました。12月31日の深夜から未明にかけて、月と木星が大接近だったのだそう。残念ながらそちらは見損ねました。
せっかく早く起きしたのですから、初日の出をみなくっちゃ!慌てて屋上にあがってみると、考えることは皆さん同じで、結構集まってらっしゃいます。
東京の日の出は6:50との予報、もうすぐのはずなのですが、水平線の上には厚い層のような雲が。その分時間がかかりそう。暖冬とは言えども、高層ビルの屋上は風が強く、うー、寒い。ブルブル〜^o^;
7時、ようやくお日様が顔を出してくれました!「あけましておめでとうございます」誰からとともなく声が。いいですね〜、ステキな年になりそうな予感。皆さんの笑顔も朝日に照らされてます。そして東京の街も。。遠くには富士山が同じ色に染まっていました。
これを見て、ふと思いました。
絵はそれぞれにすばらしい。画家が渾身の思いで描きあげたのですから。でも、それを見る鑑賞者がいて、その心にビビっと感じるものを与えてこそ、初めてアートと呼べるのではないかと。朝日を受けて輝く万物を見て、そんなふうに感じたお正月でした。
今年も心に響く作品をお届けしていきたいと思います。本年もよろしくお願い致します。
もうひとつの嬉しい話
こんにちは、坂本澄子です。今年もあと2日ですね。ちょっぴり気が重いのが大掃除なのですが、最近いい方法を見つけました。狭いところから始めるんです。トイレとか洗面所とか。比較的簡単に終わるので達成感があり、俄然やる気になってきますよ。ぜひお試しください。私はキッチンの引き出しの整理から始めまーす^o^/
前回、クリスマスにいただいた嬉しいメッセージをご紹介しましたが、実はもうお一人、25日にお届けしたお客様がありました。
墨田区にお住まいのお客様で、最近引越されたお部屋に飾る絵を探して、「バリアートショールーム」を見つけてくださいました。夏の旅行先で見た、野生の赤い大型のインコがとても印象的で、新居に絵を飾るのならそのインコと思っておられたところ、LABAの『椰子リスとインコ』が目に。
「同じ時に見たリスも描かれているではありませんか!絵の雰囲気もひと目見て気に入り、
「一点物なので全く同じというわけにはいきませんが、同じ画家さんにインコとリスをモチーフに似た構図で描いてもらうことはできますよ。3〜4週間お待ちいただけますか」というお返事を差し上げ、ご注文をいただきました。
お客様とやりとりするなかで、もしかするとご結婚かもと感じました。その日は12月16日、小さな作品(24cmx17cm)なので、画家の協力があれば年内もしかするとギリギリ間に合うかも知れません。新居で迎える初めてのお正月に絵があれば…という気持ちが私の中にムクムクと湧き起こってきました。
LABAさんにこのことを伝えると、なんと!同じモチーフでもう一点作品があったのです。LABAさんは一点一点の作品にこだわりのある画家で、たとえ同じモチーフであっても異なる仕上がりになることが多いのですが、この作品に限ってはよく似ていました。
写真をお送りすると、お客様も気に入られ、すぐにバリ島から発送の手配を。こうなると、今度はクリスマスに間に合わせたいと思うのが人情。「バリアートショールーム」では、どんな小さな作品でもお客様に直送することはせず、必ず一旦荷受けし、作品の状態を確認してからお届けするようにしています。今回もそれを守ったため、またまた時間との戦いに^o^;
EMS(国際スピード郵便)の追跡画面とにらめっこする日々が続き、ようやく23日に到着しました。開梱して確認したところ、幸い移送による傷みもなく、作品はとてもよい状態。インコとリスの仲睦まじいその作品にほっこりしながら、すぐにお客様にお送りしました。
そして、25日。お客様からご丁寧なメールをいただきました。「『旅行の時と同じだね』と彼もとても喜んでくれました」私がやきもきしていたことはご存知ないはずですが、「素敵なクリスマスプレゼントになりました」と書き添えていただいているのを見て、思わずじーん。幸せのおすそ分けをいただきました。この作品のインコとリスのようにいつまでもお幸せに〜!
*****
今年もお客様との素敵な出会いがありました。嫁いでいった作品たちはそれぞれの場所で、日々の暮らしをそっと見守っていることでしょう。時々絵に目をとめて、ほっとした気持ちになってくだっていたら、とても嬉しいです。今年も「バリアートショールーム」をご愛顧いただき、ありがとうございました。新しい年が皆様にとりまして、どうか素晴らしい一年でありますように!
感謝をこめて。