バリアートのある暮らし ー 100年の古民家に嫁いだ絵(前編)
こんにちは、坂本澄子です。
10月8日にプンゴセカンの巨匠、LABAさんが亡くなりました。
森に棲む南国の鳥や動物たちを個性的な表現で描き、日本にもたくさんのファンをお持ちでした。あまりに突然のことに、まだ信じられない気持ちでいっぱいですが、「よい人生を送り、静かな最後でした」とご家族から伺いました。
LABAさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
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今日の「バリアートのある暮らし」はLABAさんの遺作『緑にいだかれる午後』のお話です。
この作品との出会いは、初めてLABAさんを訪ねた2013年に遡ります。
アトリエにひときわ目を引く大きな作品がありました。サインは既に入っており、2011年とありました。
一度は筆を置いたそうですが、ご自身でも気に入っておられ、手元に置いて、折に触れては手を入れていると、話して下さいました。
その頃の私は「バリアートショールーム」を立ち上げたばかりの駆け出しで、「いつかこんな大きな絵を扱えるようになりたい」とただ憧れるばかり。その後もLABAさんのアトリエを訪ねる度に、その絵がまだあることをそっと確認しては、高嶺の花を見守っていました。
それから4年、今年の夏にバリアートショールームのトップページを久し振りに衣替えすることになり、LABAさんにお願いして、トップ画像に使わせていただきました。
「今年こそはあの絵を扱いたい」
そんな思いを胸に秘めていました。
2ヶ月ほど経った頃、バリアートショールームに1件のお問合せが入りました。
岐阜県にお住まいのK様とありました。
お電話でお話を伺ってみると、100年を超える古民家にお住まいで、10年前に改築した際に、土間だった部分を吹き抜けの玄関ホールにリノベーション。そこに大きな絵を飾りたいと、計画を温めてこられたのでした。
「以前バリ島を旅行した時、画家さんに1日島を案内してもらいました。その方の人柄や絵に対する溢れるような優しさが今でも心に残っていて、バリ絵画がいいなと」
インターネットでも色々調べられたそうですが、これといった作品に出会えず、そうこうしているうちに、NHKのEテレ『明日も晴れ!人生レシピ』(2017/5/19放送)で、バリアートショールームが紹介されたのをたまたまご覧になったそうです。
「こんなに洗練されたバリ絵画があるのだと驚きました。特に、御社のサイトにある、卵を3つ抱えた梟と白いオウムの絵がいいなと思っています」
K様が気に入っておれらたのは、LABAさんの『緑にいだかれる午後』でした。
ご縁があるというのはきっとこんなことを言うのでしょう。
ほぼ同じタイミングで、LABAさんの奥様の火葬式を行うことになり、何かと物入りのため、あの絵を売りたいというオファーが入ったのです。
それからお話はトントン拍子に進み、日本で額装した大作『緑にいだかれる午後』を車の荷台に積みこみ、岐阜のK様の元へと出発したのは、10月8日の朝のことでした。
ちょうどその頃、LABAさんが息を引き取られているとは、想像だにしていませんでした。(続く)
<関連ページ>
LABAさんの絵は最後の一点となりました。LABAさんが少年時代を懐かしんで描かれた作品『少年たちの情景』は、私たちの心にも、子供の頃の懐かしい光景を思い出させてくれます。
人生100年時代の生き方 取材いただきました
ここ10年、いろんな方の絵を見ていますが、最初に作品を見て、その後ご本人にお会いすると、あらっと思うことがよくあります。
エネルギーに満ちた筆使い、躍動感溢れる構図に、若い方の作品だとばかり思っていると、実は80代のおじいちゃんだったなんてことはしょっちゅう。年齢を重ねて、逆に益々チャーミングで愛らしいおばあちゃんもいっぱい。
私もそんなふうになりたいと、人生の後半戦の生き方をぼんやりと考えていた頃、バリ絵画に出会い、あれよあれよという間に、それまでとは全く違う道を歩き始めることになりました。
独立してこの5年間、色々ありました。何がつらかったかって、展示会を開いて、お客様に来ていただけるのを待つときの孤独な時間の長さ。この絵がいいと情熱を注ぎ込んでも、そう思うのは自分だけではないのかと、考えてしまったことも。
でも、その度にお客様との新しい出会いがあり、絵を持つことをとても喜んでくださる姿を見ると、この仕事をやっててよかったと、しみじみ思うのですよ。
そんな行きつ戻りつを何度か繰り返しているうちに、人生の後半戦は、人からどう見られるかではなく、自分自身がどう思うのかが大切なのではないかと考えるようになりました。
私のそんな生き方を、人生100年時代のコンシェルジュ「Ageless」さんのコラムで、3回シリーズでご紹介いただいています。
取材して記事を書いてくださったのは、元テレビ東京のキャスターの槇徳子さん。
メディア業界のご出身だけあって、インタビューの中で、キラリとしたものを見つける目と、それらをつなぎ合わせてストーリーを構成されるプロのお仕事を真近に見せていただきました。
私の苦労した話に柔らかな表情で耳を傾けながら、こんなふうにされてはどうですかと、ひとつひとつ親身に考えてくださったのにはとても感激しました。取材に来られて、相談に乗ってもらえるなんて、思いませんもの。笑
ご自身も10年前に独立され、広告戦略のコンサルタントとして、幅広い活動をしておられる槇さん。それでも独立された当初は「私も同じように苦労しました」と、さらり。
そんなこんなですっかり意気投合し、11月のバリアートサロンは槇さんをゲストにお迎えし、対談トークスタイルで進めていきたいと準備中です。
槇さんご自身も大のアート好き。ご自宅のリビングには所狭しといろんな作家さんの絵が飾ってあるそうです。絵を持つ楽しみから、人生後半戦の生き方まで、いろんな話が飛び出しそうです。
ぜひ、遊びに来てくださいね。トークショーのあとは作品展示をご覧いただけます。
人の心に寄り添える絵
こんにちは、坂本澄子です。
この秋最初の金木犀の香りに出会いました。9月もあともうわずかですね。
月日の流れる速さに、いつも驚かされます。
さて、今日は私の作品のことをお話させてください。
今年5月、私の作品ページをご覧になった方から、制作依頼のメールをいただきました。
大切な方を失くしてお力を落とされているところ、『星降る夜』とそこに書かれた文章を読まれ、背中を押されたと書いてくださっていました。
その作品は、5年前の冬、長年勤めた会社を辞めて、新しい世界に飛び出す決心をした頃に描いたもので、そのとき見た風景が私の背中をポンと押してくれたのでした。
状況は違えど、そこにご自身の心情を重ね合わされたそうで、その絵をもう一度描いてほしいというのがご依頼でした。(元の作品は10年来の友人がアメリカに帰国した際に贈ったため、手元にはありませんでした)
初めてメールをいただき、その方の哀しみの深さを想像すると、期待される絵が自分に描けるだろうかと逡巡し、しばらくお返事ができずにいました。
すると、その方は諦めずに何度かお便りをくださり、時間的な猶予がいただけるのであれば…ということでお引き受けしました。
二科展の方が一段落してから集中して描き、つい先日無事にご依頼主にお届けすることができました。
着手する際にイメージ作りのために作った詩を添えてお送りしたところ、とても喜んでくださいました。
「心に響きました。そうなのですね。そうなのです。何度も読み返しました」
そして、最後にこうありました。
「この絵と詩を毎日見て、勇気を持って歩いていきたいと思います」
私自身もそのお言葉に励まされ、絵を描くことを通じて、人の心に寄り添っていきたいと、思いを新たにしました。
最後に、その絵と詩をご紹介したいと思います。
『星降る夜に』
キーンと澄み渡った冬の空に
こぼれる満天の星が瞬(またた)く
ほのかな明りを残す地平線
遠く山並みがシルエットを描き出す
人はどこから来て、そして、
どこへ行くのだろう
君と出会い、過ごした時間は
つかの間の宇宙の瞬(またた)き
眩(まぶ)しいほどの光を放ち
深い闇へと吸い込まれていった
ひとり残され
生きてく意味さえ、見つけられぬまま
僕は今日もひとり
この風景を見ている
葉をすべて落とした一本のケヤキ
冬の寒さを物ともせず
ピンと背筋を伸ばしている
細く張った枝のひとつひとつが
あふれる星の光を受けて
いま七色に輝き出す
凛とした君の強さを想い
冷たい空気を吸い込むと
少しシャンとした気分になる
「前を向いて、歩いて行きなさい」
そっと背中を押される声がした
一歩踏み出す勇気はまだないけれど
その声が今の僕を支えている
おつきあいくださり、ありがとうございました。
バリアートのある暮らし リビングが明るく
残暑厳しい毎日、いかがお過ごしでしょうか。
16kgに迫るケン(フレンチブルドッグ6歳)を抱っこしてマンションの下まで降りるだけで、もう汗がダラダラ。私にもダイエット効果がありますかしらん 笑
さて、お客様からのお便りをご紹介する「バリアートのある暮らし」、今日のお客様は東京・足立区にお住まいのKさまです。
先日の「文鳥5作品・今なら額縁が選べます」の企画で、いい絵に出会えました!とさっそく購入くださいました。
ご夫婦揃って絵がお好きで、ジャンルにはこだわらず、気に入った作品をお部屋に飾っておられるそうで、ポスターから始まり、次にリトグラフ、そして最後に原画に行きつかれたそうです。
「やはり原画は違いますね。想像していた以上のクオリティの高さに大変満足しています。
詳しくはこちらをどうぞ。
バリアートのある暮らし ー 昔聴いたバリハイに憧れて
突然ですが…「バリハイ(Bali Ha’i)」ってご存知ですか?
バリハイ?チューハイ??ブルーハワイ???
そんなオハズカシイ思考回路を巡っていた私。
バリハイとは、’58年に映画化されたミュージカル『南太平洋』に出てくる、伝説の桃源郷の島なんだそうです。
この度、『恋するオウム』をご購入いただきました。
「バリには行ったことはないのですが、昔々『南太平洋』という映画を観た時、「バリハイ〜〜♫」という歌声がとても耳に心地良く響いてよく覚えてます。
ずっと昔で子供だったのに、何でこの映画を観たのか不思議です。ラブロマンスなのにね。
「そんな記憶が、今こうしてバリの作家さんの絵画が手元にやってきたことで、あの時のあの歌声がまた聞こえてきたようで、ひとりどっぷり思い出に浸ってます。
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この映画、バリ島が舞台というわけではないそうですが、ふとスイッチが入って思い出の配線がツナガルことってありますよね。
「我が家でオウム君がすっかり馴染んでくれてます。ラスティもお気に入り(笑
と、こんなかわいい写真も送ってくださいました。
いや〜ん、かわいい〜。
5歳のシェルティのラスティ君、まるで笑ってるみたいですね。
この絵を喜んでくれてるのかな^o^/
鳥が好き!というご主人も気に入ってくださったそうです。
素敵なメッセージ、ありがとうございました。
この『恋するオウム』のPart IIが完成し、本日入荷です。
作家はバリ島で最もすぐれた画家のひとりと、イタリア芸術協会から太鼓判を押された、あのラジック氏。構図の巧みさはもう絶妙、絵が立体的に大きく見えますよ。
バリアートのある暮らし ー 野鳥の森のリビング
こんにちは、バリアートショールームの坂本澄子です。
毎日暑いですね。お元気ですか?
千葉県習志野市のT様からから嬉しいお便りをいただきました。
久しぶりのブログは「バリアートのある暮らし」をお届けします。
NHK Eテレ『明日も晴れ!人生レシピ』(2017/5/19)で、バリアートショールームが紹介されたのをご覧になり、バリアートサロンに来てくださいました。
リビングの絵を替えたいとお考えだったそうで、展示作品を一通りご覧になり、緑いっぱいの花鳥画の注文制作をご依頼いただきました。
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無事届きました!とっーてもステキです‼️
部屋が明るくなりました〜
これまでの絵はパステル調の淡い感じでひとまわり大きかったのですが、やはり本物は存在感が違いますね。
主人も奥行きのあるとても良い絵だと気に入り喜んでいます。繊細で緻密なタッチで
額とダイニングテーブルの色もピッタリなので部屋にとてもしっくりと馴染んでます。
オンリーワンのステキな絵と巡り会わせていただきありがとうございました(^-^)
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わーい、ありがとうございます!
ビフォー&アフターの写真も送っていただきました。
本当にお部屋の雰囲気にぴったりですね!!
なかなかのイケメンさんですよ〜。
これからの作品も楽しみですね。
さて、Rakaさんの人気の文鳥画、額縁が選べるのはいよいよ明日7月31日まで。
飾りやすい30x40cmと40x50cmの2種類。お求めやすい、税込30,000円と34,000円。お部屋にあわせた額装で約2週間でお届けします。
詳しくは、「今週の新作 南国の花々と文鳥」をご覧ください。
ご注文制作 実はこんなにお得です
こんにちは、坂本澄子です。ケン(フレンチブルドッグもうすぐ6歳)に起こされて、近くの公園にお散歩に行ってきました。朝から早くも太陽ギラギラですが、木の影が濃く連なり、涼しい風が吹き抜けていきました。
その向こうにはビル、東京らしい風景ですが、こんな何気ない光景がとても好きです。手入れの行き届いた花壇には色とりどりの花が。紫陽花、紫君子蘭、ラベンダーなど青い花は見た目にも爽やかですね。
さて、この度はウィラナタ『光の風景」小冊子プレゼントにたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。当初ご用意したものでは全然足りず、慌てて増刷して、一昨日発送させていただきました。
ウィラナタの作品の特徴は何といっても繊細な「光の表情」ですが、これを印刷で出すのはやはりかなり難しかったです。何度か調整を行いましたが、Gold Skyと画家自身が呼んだ夕暮れの空の色、急なスコールに見舞われ、水田に広がる無数の波紋、水に映る夕焼け空の色などは、「嗚呼、やっぱり本物を手にしていただきたい」と、正直感じずにはいられません。
彼の作品は1mを超える大作が多く、アジアやヨーロッパの富裕層たちの邸宅ホールを飾る様子が思い浮かびます。今回ご紹介しているのも多くはそうなのですが、日本の住宅事情ではちょっと無理…とは思わないでください。
気に入られた作品がありましたら、そのモチーフ、例えば、空の色だったり、水田への映り込みだったり、霧に霞む山々だったりなどを、小サイズにギュっと凝縮して描いてもらうことも可能なんです。
実は、今も40x60cmの絵を一点描いてもらっていますが、これも過去の大作の中からこの題材をこのサイズでとお願いしたものです。来月完成予定ですので、8月のバリアートサロンでお披露目させていただきますね。
では、逆に、大作をオーダーしたらめちゃめちゃ高額になるのでは…
普通はそうですよね。画家ごとに号あたりいくらという単価相場があるのが絵の世界。お値段はサイズにある程度比例します。
でも、「バリアートショールーム」は普通の人に本物の絵のある暮らしを楽しんでいただきたいというコンセプトのもとスタートしています。そこで考えました。
ご注文制作はよほどのことがない限り、ほぼ100%ご購入いただけ、在庫として保管したり、展示会を開いて見ていただいたりといったコストはほとんどかかりません。特にウィラナタのように作品の質や評価が安定した画家の作品を扱う場合、ある意味リスクはほとんどないわけです。
であれば、その分をご注文者様に還元し、「バリアートショールーム」がいただく手数料は一律でいいんじゃないかと考えました。
ご注文制作のいいところは、なんといってもご自身の好きな題材の絵が手に入ること。過去作品を参考にしてご希望をお伝え下されば(着手時に簡単なヒアリングをさせていただいています)、完成形はスイートスポットの中にちゃんとおさまっています。しかも、飾りたい場所にぴったりサイズで、額縁もお部屋に合わせて選んでいただけます。
いかがでしょう。ぜひご注文制作にトライしてみられませんか。ひとりの画家が一点ずつ制作致しますので、定数に達しましたら一旦締め切りとさせていただきます。
お問い合わせはお早めにこちらからどうぞ。
バリアートのある暮らし – 23年前に恋したウブド
こんにちは、坂本澄子です。
バリの細密画『少年たちのケチャダンス』を購入くださった山梨県のH様から嬉しいメッセージをいただきました。さっそくご紹介します!
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「少年たちのケチャ」大変気に入っております。
先日、偶然Eテレで坂本さんを拝見し、なんと大好きなバリの絵画ギャラリーを主宰されているということ!
食い入るように観ました。 バリや絵画に対する想い、また人生の転機へのチャレンジ精神に大変共感しました。(私も50代デス!) そして、そのあとすぐにHPの中の絵画を楽しませて頂き、目に留まったのがこの絵でした。
初めてバリ、ウブドに行ったのは23年前です。 すぐに恋に落ち何度か通ったあと仕事や子育てで遠のいておりましたが、5年前今度は家族で旅しました。 久しぶりに訪れたウブドの街は変貌しており腰を抜かしました。
ですが「来なければよかった…」と涙したのもつかのま、すぐに「変わらないバリの人達の生活・祈り」に感動し惚れ直しました。 そして毎晩楽しんたバリ芸能の中で当時小学生の息子が一番気に入ったのが「ケチャックダンス」です。
このたび絵が届いて息子と一緒にワクワクと箱を開け、ダンスの円の中心のかがり火が(夕焼けと共に?)ダンサー、観客、まわりの景色をオレンジ色に染めている幻想的な世界を「コレだよね~、コレだよね、いいよね~」とうっとりと眺めました。
最初は寝室にと思って買ったのですが「ずるい」と言われ(笑)リビングに飾っております。 時々ケチャの音楽を流しながら家族で眺めてバリを懐かしんでおります。 とてもよい時間デス。
絵の左に23年前に市場で買ったアタのリュックとワヤン・クリッの人形が写ってます!
今度は坂本さんのバリアートサロンで絵画の勉強をして美術館巡りをするのが夢となりました。 楽しみにしております。
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ありがとうございます。とても嬉しいです!篝火に照らされた少年たちの表情が描き分けられており、細部までこだわって仕上げられた細密画が、お部屋にしっくりなじんでいますね。
番組の後、たくさんのお問合せをいただき、サイト掲載作品も品薄となりご迷惑をおかけしておりましたが、いよいよ夏の新作の入荷が始まります。花鳥画を中心に画家が腕を競った一点物を掲載していきますので、時々アクセスしてみてくださいませ。
バリアートのある暮らし – 絵を買ってよかった
こんにちは、坂本澄子です。
新緑が眩しい、一年で一番いい季節がやってきましたね。あまりの気持ちよさに、ケン(フレンチブルドッグ♂5歳)のお散歩も日増しに距離が長くなってます。
さて、今度の金曜日、5月19日のヨル8時、NHK Eテレの「明日も晴れ!人生レシピ」の「ライフチェンジ!人生は二毛作」のコーナーでご紹介いただきます。
この番組、人生のターニングポイントを迎えた50代を元気にしようと、4月から始まった新番組。パーソナリティは同世代(とてもそうは見えません。スラリとカッコイイこと)の賀来千香子さんです。詳しくは番組サイトをご覧くださいませ。
撮影はバリアートサロン(写真)の他、お世話になっているギャラリー、そしてお客様(M様)のご自宅にもお邪魔しました。
M様は以前このブログでご紹介した「4羽の野鳥」のあのご家族(東京・世田谷区)です。
大手企業の管理職としてお忙しい毎日を過ごされるM様。もともと絵にはさほど興味がなかったそうですが、2人目のお子様が生まれた頃から、仕事だけでなく家族をもっと大切にしたい、家族が生活する家をさらに心地よい場所にしたいと思われるようになり、初めて購入された絵が「4羽の野鳥」でした。
あれから3年。下のお子様が4歳、おにいちゃんも8歳になり、絵のある暮らしは思っていた以上に、ご家族によい影響を与えてくれているそうです。
「ほんものの絵がそばにあるせいか、子供たちは絵を描くのが好きで、もうしょっちゅう描いてます。私も仕事から疲れて帰った時も、なんかこうほっとするんですよね。絵を買ってよかったなと思ったので、今回2作目を買うことにしたというわけです」
M様が今年3月に購入されたのは、ガルーの風景画「椰子の実の収穫」です。
「以前展示会で別の作品を見て、いつかはガルーの絵がほしいと思っていました」
この作品は「バリアートショールーム」のサイトで写真をご覧になって購入を決められたのですが、
「実物の方が、格段にいいですね。ライトの加減で、色の見え方も違ったりして。大満足です!」と、とても気に入ってくださっています。
実際にご家族にお会いして、4羽の野鳥のような暖かい雰囲気が伝わってきました。そんなご家族の集うリビングに二枚の絵はしっとりとおさまっていました。
次はどんな物語が生まれるのでしょうね。私もいまから楽しみです。
バリ絵画のあるオフィス③ 絵を替えてリフォーム気分
こんにちは、坂本澄子です。
4周年記念感謝セール、おかげさまで対象作品の多くをお買い上げいただきました。残りわずかとなりましたが、まだよい作品があります! またとない価格で早い者勝ち、さっそく「気軽に飾れるバリアート」のページをチェックしてみてください。
さて、今日は以前このブログでもご紹介した、東京・銀座近くにオフィスを構える「薬袋(みない)税理士事務所」様の続編をお届けします。
オフィス用に作品3点をお買い求めいただいたのが2年半前。応接室には、朝のひんやりとした空気が伝わってきそうな、棚田の風景画を飾っておられました。あるとき、バックオフィスにあった、森に棲むヒョウと入れ替えてみたところ、明るい緑がモノトーンの室内に意外に映えることがわかり、以来3点をローテションしていたそうです。
「絵が変わるだけでちょっと新鮮な気分が味わえるんですよ。お客様と話しながら、ふと視界の隅に絵の色合いが入ってくると、ああ、いいなあってね」と、取締役の薬袋様。ご自身がリラックスされることで、相続などで悩まれて来社されるお客様の緊張感もきっとほぐれていることでしょう。また、二度、三度と来社されるお客様もあり、応接室にお通ししたときに、「あれ、前と違う」と思っていただければ、ちょっとしたリフォーム代わりにもなります。そのため、もっと違う絵も飾ってみたいというお考えをお持ちでしたが、
「前に買った絵をどうするかという問題がありました」
確かに壁のスペースは限られていますし、外した絵を置いておくと言っても…
今回風景画2点を追加購入いただくにあたり、お役に立てたのが「下取りサービス」です。バリアートショールームで作品をご購入いただくと、以前お買い上げいただいた作品を下取りするサービスを始めました。(詳しくはお問い合わせください)
絵を架け替えた応接室がこちらです。
ウィラナタの「光の風景」。午後のやわらかな日差しがじんわりと染み込んでくる感じのこの作品、まるで窓から外の景色を見ているようです。お打ち合わせしながら、バリにいる気分を味わっていただけるといいなと、嬉しく拝見しました。
もう一点はガルーの「朝のセレモニー」。こちらは税理士やスタッフのみなさんがお仕事されるバックオフィスです。
「そのうち、応接室のもう一方の壁に移動して、2つの風景を眺められるようにしてもいいかなと思っています」
と、早くもプチ・リフォーム計画が進行中のようです。
え、ヒョウの行方ですか? ちゃんとエントランスでお客様をお迎えしていますよ!